ネタバレ新年1冊目!京極歌舞伎、どんなだったんだろう。京極作品の時代物（巷説シリーズ除く）のひたすら救いがない感じを久々に読む。コメディリリーフって大事!キーアイテムである曼珠沙華の数ある異名に絡めた章題とストーリー展開で、ある登場人物達の特徴にも掛かっていて、終盤なるほどなあ、と納得。巻末の松本幸四郎さんとの対談も面白い。物故系小説家とは。

ネタバレ再読。「将来どんな可能性があるか知っていれば、〈疫病〉だって引退などしなかっただろうが…」わああ。終盤でサタンが出てきちゃいそうなところで、アダムがヤング氏に差し替えちゃうところ、前回はさらっと読み流したけど、反キリストとしての父親より、人間のアダムとしてのパパを選んだ（呼んだ）シーンだったと気づいた。

ネタバレ再読。結構細かいところ忘れてた。黙示録の四騎士達の「飢餓」のキャラクター造型が好き。

ネタバレ「諸事情により」単行本未収録だった作品をまとめた短編集。まさか江神さんと火村先生が同じ1冊で読める日が来るとは。作者ご本人が前口上やあとがきで述べている通り、特に作家アリスシリーズの方は、時代性がかなり出ていて、今から改稿していくとなると相当な大工事になりそうだな、と。97年初出の表題作に関しては、火村先生そこいらじゅうでタバコ吸いまくってて懐かしさすら覚えた。EMCの面々がラウンジでわちゃわちゃしているのは和む。この子達もう殺人事件じゃなくてこういう日常+αの謎解きだけにしてやって…

ネタバレ新年1冊目!京極歌舞伎、どんなだったんだろう。京極作品の時代物（巷説シリーズ除く）のひたすら救いがない感じを久々に読む。コメディリリーフって大事!キーアイテムである曼珠沙華の数ある異名に絡めた章題とストーリー展開で、ある登場人物達の特徴にも掛かっていて、終盤なるほどなあ、と納得。巻末の松本幸四郎さんとの対談も面白い。物故系小説家とは。