
読み終わってみると、砂の女というタイトルに何か奇妙なものを感じる。物語に不可欠ではあるのだ。しかし、女は、何か間接的な印象を与える。性、人間、苦しみ。 自分も、ああやって暮らしたい。と思ってしまった。結局は、苦しいことには変わりがないが、社会や、人間関係から逃げて、砂の仕事をするだけの生活に、羨ましさを感じてしまった。
安部公房、夢野久作、J・D・サリンジャーが好きです。
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