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2025年11月の読書メーターまとめ

lisa
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2025年11月に読んだ本
15

2025年11月のお気に入り登録
4

  • 白ねこ師匠
  • miri
  • olive
  • キク

2025年11月のお気に入られ登録
3

  • 白ねこ師匠
  • mapion
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

lisa
どの作品もふっと笑えるような、軽やかで優しい作品集だった。本人もあまり短編は書かないとあるけれど、それでもそこかしこに伊坂幸太郎が詰め込まれていて、とても愉しく読了できた。透明ポーラーベア、が切なくて大好きだし、イヌゲンソーゴ、では犬たちに纏わるエピソードに笑ってしまった。大切に持っていたいような一冊。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

lisa

本屋さんで読みたい本があって、でも未読の本があるから…と買うのを迷っていたら娘が、どうせ読むのに何で迷うの?と一言。目から鱗。確かに。で、この有様。

本屋さんで読みたい本があって、でも未読の本があるから…と買うのを迷っていたら娘が、どうせ読むのに何で迷うの?と一言。目から鱗。確かに。で、この有様。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
15

lisa
どの作品もふっと笑えるような、軽やかで優しい作品集だった。本人もあまり短編は書かないとあるけれど、それでもそこかしこに伊坂幸太郎が詰め込まれていて、とても愉しく読了できた。透明ポーラーベア、が切なくて大好きだし、イヌゲンソーゴ、では犬たちに纏わるエピソードに笑ってしまった。大切に持っていたいような一冊。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
事実は最初から分かっているのに、その裏にある真実は誰にも分からない。私たちは事の表面しか見えていないんだな、と思わされた作品。どれももやもやした終わり方になるけれど、読み出したら最後まで一気に読んでしまった。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
タイトルに惹かれて購入した本。人生とは小さな出来事と様々な感情の積み重ねで構築されている。私にも、あなたにも、いつか経験したことのある想いがそこかしこに散りばめられているような作品だった。ひとつひとつのお話は決して長くはないけれど、静かに、そしてしっかりと佇んでいた。良き時代、一時預かりボランティア日記、にぐっときた。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
夢なのか現実なのか。静謐な世界でどろりと時間が過ぎてゆくような物語たち。初めの、彼女と彼女の記憶について、でぐわん、と心を持ってかれて最後まで訳がわからないまま読み進めさせられた。口許までひたひたに何かが迫っていて、溺れないように世界を味わう。装丁も何もかもが素晴らしい。文庫がなくて単行本を選んだけれど、正解だった。大好き。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
嘘にまつわる3つのお話。どの作品も、途中胃がきりきりとして読み切れるか不安だったけれど、読後感がよく、ああ、良かったとほっとした。ジェンガのようにグラグラと地面が揺れる中、どう自分の嘘と向き合うのか、どきどきしながら読み進められた。五年目の受験詐欺、のラストでの大貴の屈託のない優しさに救われた。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
前半はなかなか頁が進まず、何でこんなにスピンが同じ場所にあるんだろう?というほどだったのに、後半からどんどん読み進められて結果愉しく読了。里佳が食と梶井にのめり込む前半があまりに息苦しかった所為かもしれない。梶井の生き方と里佳、伶子の関係性の対比がとても巧く描かれていたのが印象的。梶井は本当に加害者なのか?という所が主軸になっていないのが意外でよかった。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
サスペンス、ミステリー、ホラーなど盛りだくさんの短編集。表紙に一目惚れして購入。どれも先が気になる作品ばかりで早速読み切ってしまった。ゼロ、死人に口あり、が面白かった。特に、死人に口あり、のラストでは思わず「この拙僧が!」と笑ってしまった。同じ作家の、踏切の幽霊、が気になっているのでそちらも読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
静かで優しい物語。登場人物はほぼ二人で、少しずつ少しずつその距離が縮まる姿を大事に大事に見守ったような読書だった。ああ、いいなあ、と何度も思いながら読み終わるのが惜しかった。前作、眠れない夜にみる夢は、でも思ったけれど、この作家の描く人物は本当に魅力的で優しい。235頁の鳴宮さんの科白で切なくて思わず泣いてしまった。いつまでも二人が、この時間が続けばいいな、と思う。大好き。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
少しヒリヒリとした青い春のお話たち。人を羨んだり妬ましく思ったり、そして男女の枠を超えて大切に想ったり。そんな彼らの気持ちに触れて、高校時代あまり人に興味がなかった私にとって懐かしいというより、そうか、そういう気持ちもあるのか、と新鮮な感情を味わう事ができた。最後の、青とは限らない、でこの作品が連なったものだと分かり驚いた。最初の走れ茜色、と最後の、青とは限らない、が好き。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
初めての作家。装丁とタイトルに一目惚れして購入。生と死がテーマなので重々しい内容かと思いきや割とライトな読み口で少し拍子抜けしてしまった。ただ、最後は伏線回収があったり、この表現はいいな、と思う箇所があったり、読後の後味は良かった。心がほんわりとする作品。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
アーモンド、の作家の短編集。もうね、最初の四月の雪、から面白い。私の中での韓国文学は真白い冬とか薄氷のイメージで、言葉も表現も静か(登場人物がたとえ怒りに満ちていても)に感じていて、正にこの作品たちもそうだった。この作家は人の内面や痛みを描くのが本当に巧いな、と思う。それぞれの物語の終わり方も見事でひとつ読み終わる度に溜息が出る様だった。8編とも大好き。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
どんでん返しがくる、と分かっていても最後におお、となる短編集。読み易いけれど、イヤミスで暗めの話が多いのでスカッとするよりそうか…となる事が多かった。そんな中最後の、死は朝、羽ばたく、が秀逸でラストには思わず目頭が熱くなった。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
初めての作家。喪失と再生が主のテーマなのか。短編集だけれど、どの作品も悲しさ、辛さが前面に出ていて読むのが少しきつかった。ただ、それでも表現がとても綺麗で言葉が美しく、いつまでも触れていたいような不思議な読書体験だった。自分が辛い時に読むと引っ張られそうな作品。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
特別支援学校を舞台にした学園ミステリー。メインは彼らの日常(青春)なので、ミステリーはおまけの様な感じだったけれど、彼らが何に悩み、何を感じているのかを詳しく知れて良かった。普通、とは、特別、とは一体何なのか、考えさせられる。読み易くて、読んだ後に心があたたかくなる作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
lisa
タイトルと装丁に一目惚れして購入した短編集。こんなにも愛しい本に出逢えるなんて幸せ者だと思えるくらい素敵な作品集だった。登場人物がみんな不器用で、でも必死に朝を迎えるために頑張っている。その姿につい泣いてしまった。どの作品も好きだけど、なにも傷つけないように、おやすみ、と、家族の事情、が大好き。読み終わるのが勿体無くてひとつひとつ大切に読んだ。お薦めの本は?と聞かれたらしばらくこれと言うと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/03/09(6127日経過)
記録初日
2008/07/09(6370日経過)
読んだ本
530冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
149690ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
293件(投稿率55.3%)
本棚
0棚
性別
現住所
広島県
自己紹介

読みたい本があり過ぎて溺れてしまいそう!

棺桶までもっていく神様たち
山田詠美『蝶々の纏足』『色彩の息子』
松浦理英子『ナチュラルウーマン』『肥満体恐怖症』
村上龍『イビサ』
江國香織『ウエハースの椅子』
よしもとばなな『白河夜船』
小川洋子『ホテル・アイリス』
渡辺浩弐『吐田君に言わせるとこの世界は』
彩瀬まる『よるのふち』『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』
中脇初枝『きみはいい子』
ハン ガン『すべての、白いものたちの』

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