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2024年8月の読書メーターまとめ

Ernest
読んだ本
17
読んだページ
5668ページ
感想・レビュー
13
ナイス
149ナイス

2024年8月に読んだ本
17

2024年8月のお気に入られ登録
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2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ernest
小島監督や佐久間宣行が薦めていたら読むしかないでしょう。あまりSFには詳しくないけれど、SFってここから先書く人きっといないよね、と思っていたのに、いるんだな。最近読んでいた本で読んだ宇宙戦艦ヤマトに話の筋は似ているなと思ったけれど、それだけでは終わらなかった。読みたいと思っていたことを書いてくれる著者に感謝。最初目が覚めたら何もかも忘れていて…という主人公と同じ立ち位置で物語が始まってドキドキワクワクと話に入っていける。ネタバレなしで読んでほしい。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

Ernest

Ernestさんの2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:5191ページ ナイス数:6ナイス ★Ernestさんの2024年7月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/163888/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
13

Ernest
「『こうじゃなきゃいけない』という感情を揉みほぐすと、とても楽になる。」172 食べ物が美味しそうに描かれている小説が好きだ。大抵その小説は当たりである。そんな小説の「おいしい」部分だけ切り取ったのが平松さんの文章だと思っている。今回はコロナ禍の話メインだった。そんな時期があったなあ…と思い出す。あの時期のせいで、もう二度と行けないお店が、世の中にどれほどあるだろうか。コロナ禍で苦心する店の人々や平松さんのように、常識にとらわれないでまず試す姿勢は見ていて気持ちが良い。いつかパセリカレーを作ってみたい。
Ernest
2024/08/31 20:42

「机の前に座って片づけるべき仕事があったけれど、(あしたに回せばいいんじゃないの)と天の声が聞こえ、全部を放っぽりだす気になったら、土曜日がにわかに輝きはじめた。」259

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Ernest
ネタバレ「『まあ、あなたが!』とヘザーは大きな声を出した。『あなたがマープルさんですの。お噂は聞いていますわ、いろんな人殺しをなさる方なんでしょう?』」32 思わず吹き出した。芸人のバカリズムさんによる『架空OL日記』は、OLになりきってブログを書いたものらしいが、これがリアルすぎて面白い。ただ、フィクションはみんなそうだね。ありそうな人物や設定を作り出す才能。人間の性質はどんな立場であろうとそんなに変わらない。ただ、リアルに物語を立ち上げるクリスティの技量はすごくて、引き込まれる。動機で泣くとは思わなかった。
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Ernest
テレビを見なくなって久しい。が、いつしかYouTubeでノブロック TVは見るようになった。そして爆笑している。ノブロックTVやゴッドタン等、私を爆笑させてきたコンテンツを作った佐久間宣行さんのお悩み相談本。「結局は関わってくれた人に幸せになってほしいんですよね。」124 佐久間さんを慕う人が多いのは、根底にこのスタンスがあるからじゃなかろうか。芸人やアイドル一人一人のポテンシャルを引き出さんとする意気込みが感じられる佐久間さんの番組が好きだ。たまに「えっ」ていう企画もあるけどね。
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Ernest
「『まさか、人に知られたくない秘密がひとつもないなんて言うつもり?』」320 Netflixの最高なドラマ『地面師たち』を見ていて思ったのは、知られたくない秘密を持っているとろくなことはないなということ。それを思い出した。元々このワシントン・ポーシリーズに手を出したのは小島監督がこの本が面白い!と言っていたから。本当は4作目だけれど、ここから読んでも良いと監督が言っていたので読んでみる。あとがきを読むと、作者はこの筋を2作目に、と思っていたらしいので丁度よかった。700ページあるけどきっと一瞬で読む。
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Ernest
海外ミステリを愛する小島監督が、翻訳を読むときは原題を確認するように!と言っていたので確認してから読み始めた。ありがとう、監督…。勿論そのまま訳すとあまりに直接的な場合もあるからだと思うけれど、原題が沁みた。食べ物が美味しそうな小説に間違いはないと思っているが、これもその例にもれなかった。まさか最後に泣ける展開があるとは思わないよ。どハマりしているMGS2の大佐の言葉を思い出す展開もあって、考えさせられる。こんなに長いの読めるかと思っていたけれど一気読み不可避。手にするきっかけとなった監督にもう一度感謝!
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Ernest
「わからない、わからない、だけれども、おもしろいという気もちを一人の子どものなかに育てるのが、本に親しむという経験なんだということです。」105 片岡仁左衛門さんも本の中で、わからないからつまらないというのは寂しいと言っていた。わからないけど面白いのスタンスで色々なものに手を出したい。「けれども、人の芯となるものは、いつだろうと『人間にできる範囲のこと』をきちんとやってきたか、やっているかという不断の自問です。」244 この人の書くことは基本的に耳が痛くなることが多いのだけれど、その分嘘がないのだと思う。
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Ernest
ネタバレ全面帯の表紙に「あらすじ検索禁止」と書いてある。ちゃんと守って読んでよかった。こんなの予測できる人はいない。想像して切なくなった。私ならどうかな。"元々特別なオンリーワンな世界"だからこそ、感じることが多い。
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Ernest
「人はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく定めだが、生きている限り人は世界と繋がっているのだ。」目が痛くなるほどメタルギアシリーズにハマり込んでいるので、監督の本を読む。「行旅死亡人〜」を読んでもやもやと思っていたのはこれだった。本や音楽や映画を通して人と仲良くなることもあるし、そこに描かれた人、それを作った人とも繋がれるし、世界はつながりでできている。当たり前かもしれないが、監督に気づかせてもらった。監督が言っていることへのわかりみが凄くて、こんな人がいるならまだまだ世界は捨てたもんじゃないよねと思える。
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Ernest
まだ大河ドラマは少ししか見ていないけれど、今なら役者さんたちの顔で人物を思い浮かべられる。大河じゃん!と初っ端からワクワクするくらい、大河ドラマは今までの研究の成果を反映しているんだなあ。著者は大勢がもつ歴史上の人物への冷たい視線に根拠を持って否と言える人。真摯に資料を読む姿勢に尊敬しかない。源氏物語が面白いと思えたのは、実はここにはこんな意味があるんですよと丁寧に教えてくれる著者のような存在があったから。
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Ernest
衝撃の1行を勝手に1番最後の1行だと勘違いしていた。確かにこれはどうやって映像化するんだろう。あれこれと推理をしてみて、こうじゃないか?と考えるけれど、出し抜かれた。ここまではわかるけど、まさかそこ?!これだからミステリはやめられない。登場人物のキャラからも物語の設定からもミステリ愛が感じられて、とても楽しかった。キャラの名前に使われた著者の中で、知っている著者以外にも興味が湧いた。全員に挑戦してみたい。丁度今ハマっているシリーズもちょろっと話に出てきて、とてもタイムリーな読書だった。
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Ernest
「源氏物語」にスッと入っていけたのは、この本のおかげもあるかもしれない。先輩がハマっているので手を出したシリーズ。第二弾も変わらぬ面白さ。そして推理はいつも当たらず。とはいえ、ちゃんと小さな違和感が最後の種明かしに繋がってやられた!と思える良いミステリ。辻村深月さんの「凍りのくじら」以来のやられた感を経験した。
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Ernest
小島監督や佐久間宣行が薦めていたら読むしかないでしょう。あまりSFには詳しくないけれど、SFってここから先書く人きっといないよね、と思っていたのに、いるんだな。最近読んでいた本で読んだ宇宙戦艦ヤマトに話の筋は似ているなと思ったけれど、それだけでは終わらなかった。読みたいと思っていたことを書いてくれる著者に感謝。最初目が覚めたら何もかも忘れていて…という主人公と同じ立ち位置で物語が始まってドキドキワクワクと話に入っていける。ネタバレなしで読んでほしい。
が「ナイス!」と言っています。
Ernest
お、面白すぎる…。平安時代でも煽り運転があるのか!とか、ここで事の結果しか書いていないのは、作中のこの人物の視点に寄り添っているからだ!とか、女房は情報を拡散する存在だ、とか(今で言うSNS的な?)。涙流して「あくびです」と言い張ったりするのも、人間は平安時代からさして変わらないな。モノを通して平安時代を読み解く。そういうものかと読み飛ばしていた部分にこだわって解答を提示してくれて、とても爽快。この解説があるからこそ、特に紫式部の上手さがやっと理解できる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/31(4798日経過)
記録初日
2011/07/22(4960日経過)
読んだ本
1286冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
295491ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
492件(投稿率38.3%)
本棚
16棚
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