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2026年3月の読書メーターまとめ

まつり
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12
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感想・レビュー
12
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2026年3月に読んだ本
12

2026年3月のお気に入られ登録
1

  • 猫目華

2026年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まつり
清々しい。スピーチをめぐって、言葉の可能性が追求される。書く、読む、話す、聞く、そして操る。言葉は道具であり媒介だ。だからそれがつながる先には求める何かがある。本作品では、「伝える」が「伝わる」になるための試行錯誤が描かれていたと思う。最近は「双方向」なんて言われるけれど、形式的に機会を設けるだけでなく、「伝える」という発信の営みに真摯に向き合うことによってこそ、それが可能になるのかもしれないと思わされた。ただ、やはり幾分、予定調和的な展開にも思えた。「聞く」側が発揮しうる可能性もまた重要であろうと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2026年3月の感想・レビュー一覧
12

まつり
あっという間に読了。やたら運転者の台詞が長かったけれど、「運」「上機嫌」「命のバトン」というメッセージは強く残った。出来事をどう解釈するかという視点の物語。「運」については分かるようで分からない印象が拭えないので、他の言葉があったのではないかと思うが、うーん、思い付かない(笑)今を生きている人には響くけれど、不運にも亡くなった人にとって、納得のいく論理とは思えなかった。ただ、ある人の生き様が他の人に影響を与えるという部分は、自分の子どもたちへの名付けにも重なる価値観だったので、頷きながら読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
途中で挫折。余韻に浸るという意味では、雰囲気で読ませる本だと思う。短いというのが魅力なのだろうけれど、視点があちこち動きすぎ、慌ただしい文章に思える。一文に色々な情報が詰め込まれ、読者が情報を味わっている最中に、次の情報がやってくる。もう少し丁寧な文章に浸りたい。いつか読み返したい日が来るかもしれない。今は寝かせておこうと思う。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
なんだかどよんとした。可愛らしい絵とは真逆の壮絶な実態。女性が商品として見なされる究極の世界。芸ってなんだ?富ってなんだ?人間の華やかな欲、生きるための貪欲さ、大人たちのズルさが凝縮されている世界。そこにアクセス出来るという特別感が、現在まで花街の文化をつなぎ、そこに誇りを持たせているんだろうなぁ。全くもって理解しがたいけれど。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
面白かった。女性職人の目線で描かれる様々な技と生き様。とにかく絵がきれい。スマホで読んだので、画面が小さく、何度か拡大しながら味わった。職人の世界での女性の肩身の狭さ、一方で、技で凌駕可能な世界。そこが痛快だった。畳指し職人は男性だったけれど、間接的に花魁の休息が表現されていた。左官職人としての矜持を作り上げていく場面も読みごたえあり。道具を媒介にして、人の生が垣間見える。手に職を持つってすごいなぁと、素直に嘆息。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
清々しい。スピーチをめぐって、言葉の可能性が追求される。書く、読む、話す、聞く、そして操る。言葉は道具であり媒介だ。だからそれがつながる先には求める何かがある。本作品では、「伝える」が「伝わる」になるための試行錯誤が描かれていたと思う。最近は「双方向」なんて言われるけれど、形式的に機会を設けるだけでなく、「伝える」という発信の営みに真摯に向き合うことによってこそ、それが可能になるのかもしれないと思わされた。ただ、やはり幾分、予定調和的な展開にも思えた。「聞く」側が発揮しうる可能性もまた重要であろうと思う。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
面白かった。が、どうだろう?「~なはずない」が多く、すっきりしない謎解きでもあったかな。たった数分で殺人が完了する、という筋立ても、うーむと納得感がない。金田一少年の事件簿とか三毛猫ホームズとか、その辺りの推理物が過る。ただ、裏染というキャラは面白かった。架空のアニメの話かと思っていたけど実在するのか!と、変な方向で感心した。どれもさっぱり分からなかった。奥が深いなアニメ道(笑)
が「ナイス!」と言っています。
まつり
じわじわ染みる。晏弱、晏嬰の物語。晏弱の華々しさに比べると、武勇を持たない晏嬰は歴史の表舞台に立ったとは言い難い。ただ、晏嬰の言葉は実のこもった重みがあった。言葉が、論理が、政治を作り上げていく様が描かれていた。晏嬰が辛辣な諫言をなしてなお殺されなかった謎はここにあるとも思われる。社稷への強い信仰を持ちながら、その表れは単純な「信」でも「強」でも「武」でもない。春秋時代という急変の中で、礼や制度の成立根拠を問い、説き続けた。「人とは何か、どうあるべきか」という根元的な問いが内奥に秘められていたように思う。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
静かな巻。服喪につく晏嬰の周りで起こる政変が描かれる。正直読むのもしんどい、荘公嫌い!という一念(笑)この物語は、読み進めるにつれ、登場人物に対する見方や印象が変化するところが面白い。それだけ人は一貫してあり続けることはできないということでもあるし、立場によって評価も変わる。ゆえに、晏嬰の実直さが光るのだろう。「徳」の威光が人心を動かすという、人間社会の一面がよく分かる話でもあった。人が心から納得するのは、何によってか。そんなことも考えさせられる、じっくり読まされた巻だったと思う。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
爽快。その一方で晏弱への信頼が深まり広がったところでの彼の死。崔杼の涙がそれを表していた。〈民意は天意〉と「君主への忠義」は、賢政へも愚政へも変わりうる。晏弱という人物に触れながら、人の思いと共にその関わりのありようが力を作り出す。マクロ/ミクロな政治の様態について考えさせられた。また「人を祝えないものは自分も祝われない」「反省すべき時に反省せねば賢くなれない」「羊頭狗肉」。当たり前だけれど、身につまされる教訓がいっぱい。気を付けよう。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
最新刊、読み終わってしまった。寂しい。今回は井原、千反田の葛藤や迷いに焦点が当てられていて、読みごたえのある作品だった。端から見たらくだらないと思うような価値に縛られ、でもそこに身をおくことで居場所と安心を得られる。前近代的な身分制を彷彿とさせるけれど、現代にも同じ構図はあるんだろうな。 本巻ではホータローの活躍もめざましい。特に「鏡にはうつらない」は確かにヒーローだった!やらなくてもいいことが人を救ったり解放したりすることもある。いいぞ、ホータロー!そしてそれを影で支えるお姉ちゃんもやっぱり好きだわぁ。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
色々な「距離」が出てきて面白かった。今回は結構頑張ってるホータロー。いいじゃんいいじゃん。マラソンが嫌いなので、読んでるだけでしんどくなる(笑)ミステリーとしては、小さく散らばった布石を回収していく感じ。読者との謎解きの共有という点では弱いけど、読ませるという意味ではさすが。それぞれが捉える「距離」と「つながり」。分かり合えたと思っていても「私」と「あなた」とでは捉え方や見積もりが違うことも多い。そうだよね、それを探り合いながら我々は生きているよねと改めて思わされる。ちょっとほろ苦い結末だった。
が「ナイス!」と言っています。
まつり
もうキュンキュンする(笑)高校生の手探りの関係性、自分と他者のどちらをも守りたい思いの交錯が丁寧に描かれている。いいなぁと思った。短編集なのでミステリーは控えめではあったものの、読みごたえは充分。高校生という限られた時間だからこそ、将来に向き合おうとする彼らの切実さが見えてくる。将来への希望と覚悟、そして誰と歩むかという期待と迷い。これは大人になったからこそ味わえる機微なんだろうなぁ。彼らの成長を長ーく追い続けたい作品だなと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/01/21(93日経過)
記録初日
2026/01/13(101日経過)
読んだ本
38冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
12662ページ(1日平均125ページ)
感想・レビュー
31件(投稿率81.6%)
本棚
0棚
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