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2024年3月の読書メーターまとめ

ぷるっちょ
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感想・レビュー
18
ナイス
234ナイス

2024年3月に読んだ本
18

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぷるっちょ
ネタバレ株を買う際にPBRとPERしか見てなかったので、「ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%-負債)とネットキャッシュ比率(ネットキャッシュ÷時価総額)を意識するべし」と書かれていて目から鱗が落ちた。ネットキャッシュニュートラルPERの問題点は「固定資産を全く無視している」事と「設備投資のスケジュールを忘れがち(工場や設備は老朽化し何時か設備更新にキャッシュが必要になる)」な事。後、マザーズは「中身が冴えない割には高PER銘柄が多く最悪の市場」「成長するはずが成長できなかった会社が圧倒的に多い」
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
18

ぷるっちょ
ネタバレ盧溝橋事件。戦争への軍部による地均しが着々と進んでいたが、遂に日中戦争が始まってしまう。『対支一撃論』「中国は一撃で降伏する・・・これが我が帝国陸軍の常識だ!」(By牟田口廉也)は典型的な戦争を仕掛ける側の願望だよな。勝手に勝利条件を決めて短期間で戦争が終わると思いこんでる。本作では、南京攻略戦時点での和平交渉に昭和天皇が追加の条件を求めていた様に描かれてた。昭和天皇が軍部の暴走の一方的な被害者ではないという事か。近衛文麿首相の「よって帝国政府は以後国民政府と対手とせず」宣言。いよいよ引き返せなくなった。
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ぷるっちょ
ネタバレ昔読んだ「昭和天皇(福田和也著)」にも、226事件で信頼してる老臣を害され昭和天皇が激怒している様が描かれてた。「育ての母タカ」と「その夫の鈴木貫太郎」が襲われて平静でいられる訳がないのは、本作の読者なら皆分かっているけど「皇室が神秘のベールに包まれていた時代」に青年将校たちがそんな事情は知りようがない。「我々は私利私欲の為ではなく大義の為に決起した」と主張する純粋な青年将校たちと「暴虐な叛徒を直ちに鎮圧せよ」の一点張りの昭和天皇との落差が激しい。
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ぷるっちょ
ネタバレサミュエル・ザムライは果物師、バナナの運び手からプランテーションのオーナーを経て世界初のグローバル企業ユナイテッド・フルーツを乗っ取り、バナナ業界の頂点まで上り詰めた。完熟バナナ(腐りかけ)を買い集め近隣の街で売り捌き一財産築いた後、ホンジュラスで軍事クーデターを支援しプランテーションを獲得。権力者と結び付き安価な労働力と土地を手に入れる事で格安バナナの生産を可能にし、バナナを米国の食生活の必需品にした。ザムライのホンジュラスでの作戦はその後の米国の中南米介入のお手本になった。歴史のダイナミズムを感じる。
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ぷるっちょ
ネタバレソフィとストラールが合体してソフィラールになるのか( 笑)。確かにPCのLV6に対しLV9のボス敵をぶつけるのであれば救済手段は必要だ。真ボスのヴァルトに対抗する為に今までに登場した人達に協力を仰ぐPC一行。最後は元気玉(皆の力をオラに貸してくれ!)でパワーアップしてあっさりクリア。かと言って敵を強くし過ぎるとパーティは全滅しかけるし、バランス調整は本当に難しい。後、若干ロールプレイが鬱陶しかったから、てっきり魔剣ナカヒトはPC達に嫌われてると思ってた。本作はノルドール地方の紹介本として楽しませて貰った。
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ぷるっちょ
ネタバレ前巻でパーティが分割され、本巻は2セッションに分けて話が進行。今まではギャグ路線だったが本巻の敵は「想い人の為にアンデッドになった老神官」とか「独占欲が強い→本当は人に必要とされたかった魔剣」とか登場し、シリアス路線だった。第8話では黒幕に辿り着く為の情報を入手していないのにメタ推理で真の黒幕の存在に皆気づいていたのが面白い。第9話で魔剣ナカヒトの「本当の使命」が明らかになり、一気にキナ臭い展開になった。次巻で完結らしいけど、どういう風に収拾をつけるのか楽しみ。魔剣ヤンデレーナ、あっさり退場しちゃったな。
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ぷるっちょ
ネタバレ前巻で女体化したPC達が水着やビキニアーマーを着用して美少女コンテストに出場させられる。女性GMだからこそ許されたシナリオ(本当にそうか?)。前巻ではピンゾロ続出で呪文を失敗してばかりだったエマーラは、本巻では出目が高くてまるで別人の様に大活躍。その代わりにソフィがピンゾロで経験値を大量に稼いでた。「PC達がGMの想定したシナリオルートを選択してくれない」はTRPGあるあるだな。後書きでベーテ・黒崎が解説している様に、本作はコメディ路線だけど粗筋だけを見ればファンタジーの王道を行くリプレイなんだよな。
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ぷるっちょ
ネタバレGM藤澤さなえのSW2.0リプレイ。表紙イラストが可愛いなと思ったら18禁漫画家の和六里ハルだった。冒険の舞台はノルドール地方(リプレイで取り扱うのは本書が初めて?)。かつて大破局で蛮族に蹂躙された土地の割に物語はのんびり牧歌的な雰囲気。PCはソフィ(人間・戦士)イェシカ(人間・戦士)ストラール(エルフ・妖精使い)ギルロック(ドワーフ・格闘家)エマーラ(タビット・魔術師兼操霊術師)の五名。エマーラが呪文を使う毎にピンゾロを振って早くもキャラが出来てて、旧SWのへっぽこーズの魔術師ヒースを思い出した(笑)。
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ぷるっちょ
ネタバレ今日の社会は格差が拡大&固定された階層社会になりつつある。ひと昔前は左派系学者は金融業を諸悪の根源扱いしていたが、現在はテック企業が金融業をも取り込みつつある。伝統的宗教の衰退と入れ替わる様に「グリーン教(地球温暖化阻止)」と「トランスヒューマニズム(科学で不老不死達成)」が勢力を伸ばしている。「持続可能社会」は富裕層にとって都合の良い社会の維持を目指すもの。自由主義的資本主義には分厚い中流階級の存在が不可欠だが、権力と金がごく一部のエリートに集中し過ぎている。という事が繰り返し述べられている本だった。
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ぷるっちょ
ネタバレ「神の子(ルー)」と共に旅をしていたキリコは、ギルガメス軍に捕獲されてしまう。銀河の支配者ワイズマンの後継者としてのルーに取入ろうとする者、既存の権威を脅かす存在として警戒する者、己の権力の後ろ盾として利用しようと企む者。様々な思惑が渦巻く中、キリコ達は消滅惑星グラッセウスへと導かれる。グラッセウスの騒乱を収めて「支配者たる資格」を証明したルーだったが、最後は「己の運命は己で決める。何者にも支配されない」道を選択。惑星サンサでキリコと別れる。少し寂しいがフィアナやテイタニアの様にルーが死ななくて良かった。
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ぷるっちょ
ネタバレ『RPGシティブック』と同様に汎用TRPGサプリメントで、26個の財宝(①武器と防具②宝飾品③その他)を取り扱っている。財宝は①外見(イラスト付き)②伝説(アイテムの由来や逸話)③パワー(アイテムの特殊効果。強力な力だが弊害も伴う)④人物(現在の所有者。シナリオに関わってくる)⑤簡単なシナリオフックの5項目に分けて解説されてる。登場するNPCの具体的な能力値は書かれていないので使用するTRPGに合わせて修正する必要がある。他にシナリオが2編(T&T完全版対応)掲載。『シティブックⅠ&Ⅱ』があると更に便利。
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ぷるっちょ
ネタバレ確度の高い予想が可能な『人口動態』を基に10の切り口から人口問題に迫る。「人口圧力は常に資源不足によって制限される」(マルサスの罠)の枷からハーバーボッシュ法で解き放たれた人類。乳児死亡率の低下と平均寿命の延長に伴い、出生率も徐々に低下。女性の合計特殊出生率は経済的環境の改善より、所属している集団の宗教文化&個人の価値観で決まる。年齢構成が若い国家ほど暴力革命&紛争が起き易い。そして国家は「経済力」と「民族性」と「エゴイズム(家族の形成より個人的計画を優先する事)」の3つの内2つしか同時に選べない。
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ぷるっちょ
ネタバレとにかく名前が恰好が良くて叫びたくなる重機「バケットホイールエクスカベーター」。動く要塞って外観でコイツが露天掘りで石炭を掘削している様子を現地で見たくて堪らない。後、ベルギーの「運河エレベーター」68メートルもの標高差を1.4キロメートルのレールを敷いて、(船の入った) バスタブごと昇降させるというトンデモ施設。写真を見てて心の中の男の子がワクワクしてる。
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ぷるっちょ
ネタバレリプレイ「聖戦士物語」「with BRAVE」の舞台だったダグニア地方の解説書。①ダグニア地方固有の『流派(経験点ではなく名誉点を消費して習得する特技)』でPCを強化する事が可能。②各国の歴史・政治・文化・重要人物を解説。(リプレイに登場したロイやフィオetcのその後が紹介されてる)③バルナッド共和国にある闘技場に纏わる設定&(闘技場で戦う際の)特殊戦闘ルール。④闘技場の有力者NPC3人の設定(イベントをこなして好感度を上げていくと色々便宜を図って貰える)④ネームドモンスター10体の詳細な戦闘データ。
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ネタバレ株を買う際にPBRとPERしか見てなかったので、「ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%-負債)とネットキャッシュ比率(ネットキャッシュ÷時価総額)を意識するべし」と書かれていて目から鱗が落ちた。ネットキャッシュニュートラルPERの問題点は「固定資産を全く無視している」事と「設備投資のスケジュールを忘れがち(工場や設備は老朽化し何時か設備更新にキャッシュが必要になる)」な事。後、マザーズは「中身が冴えない割には高PER銘柄が多く最悪の市場」「成長するはずが成長できなかった会社が圧倒的に多い」
が「ナイス!」と言っています。
ぷるっちょ
ネタバレ1巻で舞台が13世紀ブルターニュ地方とだけ書かれていたが、本巻で英国がジョン欠地王統治下で西暦1214年以降だと明らかになった。「父の仇ブルターニュ公、許すまじ!!」と息巻いていた姫騎士アンドレ。父親殺害に関わったフィリップ(獅子心王リチャードの庶子)に「父親に後ろ暗い過去がある」と言われ動揺する。「何故アンドレの父は殺されねばならなかったのか?」謎は深まるばかり。それにしても父&家臣が殺された後に大工のエドモン&のっぽに拾われて、幸運だったなアンドレ。下手すりゃ有り金全部取られて娼館に売り飛ばされてた。
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ぷるっちょ
ネタバレ物語の舞台は13世紀フランス・ブルターニュ地方。紋章官トマと男装の騎士アンドレが主人公。トマはアンドレが女性だと早々に気づく。もっと引っ張る展開だと思っていたよ。アンドレの父の仇はブルターニュ公爵ピエール(正確には摂政。継承権は妻のアリクスが持っている)と思わせといて、犯人は別人とかっぽいけど、真相は未だ読めない。トマの思い人は幼い頃のアンドレだと匂わせる描写があったが、お互いに気づかないまま次巻へ続く。
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ぷるっちょ
ネタバレ今昔シリーズ第3巻・香港編。「東洋の伯林(ベルリン)」と称された1840~1960年代の香港&現代の香港の同地点を比較できる写真が多数掲載されてる。アヘン戦争後に英国に割譲された土地故に昔の写真は英国風の建物が多く「ここは英国金融街or避暑地だ」と言われたら信じてしまう。九龍半島(英国は当初香港島防衛の為だけに獲得)部分も人の手が殆ど入っていないのに時代が経るにつれてどんどん高層建築物が建っていくの良く分かる。昔は海や港を見渡せる絶景だった場所を高層ビルが塞ぎ、高層ビルが絶景を誇っているのが何とも皮肉だ。
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ぷるっちょ
ネタバレ1990年代から商業展開していた『天羅』と『テラ・ガンスリンガー』シリーズの続編のサプリメント。本書は天羅とテラ合衆国との戦争開始前の「戦国時代/南北朝時代/西部開拓時代」を舞台に遊ぶヒストリカルプレイが可能となった。①第2次契約戦争勃発後の天羅(本国)とテラ合衆国の現状説明。②44人の追加サンプルキャラクター&13種類の追加クラスのデータ。③22種類のハンドアウトテンプレート(強力な切り札的特技&魅力的なフレーバーテキスト)④シナリオ「剣に生き剣に死す」(ヒストリカルプレイ対応)とその続編「流星の夜]
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/16(4476日経過)
記録初日
2012/01/21(4471日経過)
読んだ本
1584冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
362302ページ(1日平均81ページ)
感想・レビュー
1442件(投稿率91.0%)
本棚
8棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

主にライトノベルと漫画を読んでいます。後、偶に新書も。起きてる時よりも寝て夢を見ているときの方が楽しいと感じる、ダメ人間です。

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