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2026年8月の読書メーターまとめ

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読んだ本
6
読んだページ
1488ページ
感想・レビュー
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2026年8月に読んだ本
6

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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冒頭に挿し込まれた『論考』出前講義があったおかげで初心者としても読みやすかった。読みやすさについてはヴィトゲンシュタインの番号付けシステムも大きく寄与している。 とはいえ完全に呑み込めた観はない。ただ、なんとなくヴィトゲンシュタインのこの書き方には誠実を重んじる――つまり論理的であることへの信仰心がある――態度を感じられて、それだけで好きになってしまった。 単語そのものよりも単語と単語の関係によって織り込まれた内容は、どんな言語にも翻訳可能だろう。なぜならそれは論理という言語で記されているのだから。
が「ナイス!」と言っています。

2026年8月の感想・レビュー一覧
5

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美と実在というタイトルだが、時間論からスタートする。水平的時間と垂直的時間、その後者と芸術とを結びつけ、美と実在について迫っていくのが本書の構成。 冒頭から「オスカー・ベッカーは(中略)偉大な芸術の生み出す至高の美は、刻苦勉励の成果として完成されるものではなく、通常の理解を絶する一瞬の飛躍による創造の所産であることを強調している」とあるが、この〝飛躍〟とは何なのかという問いが大きな命題としてある。
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2026/08/27 01:46

ベルクソンやバシュラールに迫り、ある――つまり実在に近づくこと(科学者のように空間的にノエマ的に分析しないこと)が芸術になる、という主張をする。 一方でデカルト〜ビランを辿り、コギトによる能動的な想像力が芸術に大きく寄与することにも言及される。 本書の中では繰り返しこそされないものの、最後に冒頭のオスカー・ベッカーの言に立ち返ることで、説明困難な芸術の神秘が――その魔法を解くことなく――「実在」によって鮮やかに示される。 美を実在と結びつけるのは、小林秀雄が詩人について語ったのとは似て非なるものだろうか。

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冒頭に挿し込まれた『論考』出前講義があったおかげで初心者としても読みやすかった。読みやすさについてはヴィトゲンシュタインの番号付けシステムも大きく寄与している。 とはいえ完全に呑み込めた観はない。ただ、なんとなくヴィトゲンシュタインのこの書き方には誠実を重んじる――つまり論理的であることへの信仰心がある――態度を感じられて、それだけで好きになってしまった。 単語そのものよりも単語と単語の関係によって織り込まれた内容は、どんな言語にも翻訳可能だろう。なぜならそれは論理という言語で記されているのだから。
が「ナイス!」と言っています。
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批評とカテゴライズの2本柱で構成される本書だが、どちらの内容も私個人の体験に則しており、納得できるものだった。 少なくとも自分は「こう考えても面白いよね」と呈示するものとして批評を実践している。 ジャンルについても、ジャンルとは作品の枠組みではなく、作品内に認められる一連の特徴がそう呼ばれているもの……と構成的ルールとして考えていた。しかし、これを統制的ルール、つまり鑑賞のルールと捉える発想は自分にはない。良い気付きだった。 筆者のことはvaporwaveの批評で知っていたが、このような形で再会するとは。
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汚いとは自分でも思うが、本当に手垢まみれになっても何度も引き直している本著。 同じくフィルムアート社から出ている物語創作術の本はそこそこ読んでいると自負しているが、本著ほどIntegrityに優れた理論はない、と改めて感じた。 全ての要素/作為が融け合って初めてある物語たりうる、という考え方に基づくからこそ余白が生まれるのだと、ここに付け加えよう。 確か初読は2020年夏のことだったかと思うが、6年かかってもまだ発見に尽きない。物語に対する、無限のガイドブックだ。
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内容を正しく理解できたとは思えない。難しい書物だった。 ただ、記された言葉の数々にインスピレーションを感じることはできる。自分勝手な解釈が許されるとするならば、眩いほどの多幸感に包まれた読書体験だったと言えよう。 大学時代のある講義で、あらゆる書物は「ありのままを肯定するもの」という考え方を改めて紹介されたものだが、まさしくそれ自体に言及していたIV部と結び。 ゲーテもピエール・アドも全然知らず、ただ『生きることを忘れるなかれ』というタイトルに惹かれて手に取ったものだが、良き出会いをしたと思う。

ユーザーデータ

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1お気に入られ8月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/05/09(137日経過)
記録初日
2026/01/04(262日経過)
読んだ本
79冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
19597ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
11件(投稿率13.9%)
本棚
6棚
年齢
24歳
血液型
B型
職業
無職
自己紹介

人間万事はらほろひれはれ

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