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2022年1月の読書メーターまとめ

田中寛一
読んだ本
15
読んだページ
4130ページ
感想・レビュー
15
ナイス
399ナイス

2022年1月に読んだ本
15

2022年1月のお気に入り登録
1

  • びーる

2022年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

田中寛一
シネマを見ているような物語。10編。霊、悪魔、天使、宇宙人。自分たちの周りで起きていることも、さてはこのあたりとの関わりがあるのかもと思うと、面白くもあり、ゾッともする。人は死んだあと、自分がどうやって死んたのか覚えているものだろうか。霊となって「ほよん」のように、見たくないものは遠慮したい気もするが、涙を誘われるような様子を見たりするのはいいかも。自分の愛する者のそばでしばらく過ごせるのはいいかもね。
が「ナイス!」と言っています。

2022年1月にナイスが最も多かったつぶやき

田中寛一

今年、初ソーイング、足袋づくり http://can-chan.sblo.jp/s/category/95683-1.html 冬は読書、PCでPHPを使っての図書サイトの制作、ソーイングで足袋とか帽子作り、そして雪掻き、こんな日常です。

今年、初ソーイング、足袋づくり
http://can-chan.sblo.jp/s/category/95683-1.html
冬は読書、PCでPHPを使っての図書サイトの制作、ソーイングで足袋とか帽子作り、そして雪掻き、こんな日常です。
おつぼねー
2022/01/06 21:23

ホームページを拝見しました。お上手ですよね。マスクなども手作りされているのですね。凄い!

田中寛一
2022/01/06 22:12

ご覧いただきありがとうございます。 窮屈になってしまう足袋もあるのですが、自分で作ったものはr毎日のように履いています。

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2022年1月の感想・レビュー一覧
15

田中寛一
本屋大賞ノミネート作。あっという間に殺人事件。名探偵や刑事もいて解決は時間の問題と思わせていたが、連続殺人?「名探偵」と医者「ワトソン君?」と絡みながら物語は進んでいく。ミステリー作品名も次々示され、好きな人にはたまらないのでは。いったい犯人は誰なのかどんどん読ませてくれる。どうやって殺害したのか?疑問は深まるばかり。残り100ページを残して終末?いやいや物語は更に展開される。踊る人形のような暗号、円錐形をした硝子の塔の隠された秘密、興味は尽きなかった。
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田中寛一
植物図鑑を読みすぎてバラバラになった本。ルリユールおじさんが直してくれる。フランスでは本の再生をしてくれる職人がいるということにも驚いた。ソフィーだけの1冊に生まれ変わった。街並み、人物、植物の絵などが素敵だ。400歳以上のアカシアの木。これは「大きな木のような人」にも描かれていた。この絵本から本への熱意や植物への熱意、それを描いて私たちに伝えてくださったいせひでこさんに、MERCI BEAUCOUPです。
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田中寛一
公園の中で「あちこち」でスケッチする「さえら(さ・え・ら)」。しだいに植物や木について知るようになっていく。「人はみな心の中に、一本の木をもっている」そこは不思議がいっぱい。なにか知ると人に話したくなってくる。数百年も生きている木。人とは異なる時間の中で生きている凄さ。命をつなぐ方法の多様性。人は真似できないけど、そんな素晴らしさを広める力を持っている人の素晴らしさ。日本に戻ったさえらちゃんがまた広めてくれるだろう。私達のすぐそばにいるかもね。
yuppi
2022/03/19 18:13

ご主人の柳田邦男氏が書いた『大人が絵本に涙する時』もお勧めです。

田中寛一
2022/03/19 21:25

おすすめありがとうございます。 また読んでみます。

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田中寛一
千鶴の元夫の酷い仕打ちから始まり、読み続けるか少し躊躇う。本屋大賞ノミネート作でもあるし、町田さんの作品でもあるし、どんな星が掬えるのかを楽しみに読む。夫から逃げるきっかけとなったのは、千鶴のささやかな1歩から動き出した。辿り着いた先には千鶴の恨んでいた人が。一緒に暮らす人たちも華やかに見えても、それぞれに抱えている苦悩に接しながら、千鶴自身が少しづつ変わっていく。若年性アルツハイマー病の母から断片的な思い出が深い海から星を掬い上げられるようで、千鶴とともに胸が熱くなる
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田中寛一
痛快!すっきり!ぜひ映像化してもらいたいものだ。総理の隠し子が優秀なキャリア・ウーマン。厚労省、ファミレス、航空会社、病院と課題を解決しながら、総理のバックアップまでやってるなんて、これほどすっきりする物語はない。時々麻雀をする様子は「ドクターX」みたいだが、主人公・真波莉子も「失敗しない」女性のようだ。最後、いい雰囲気になりかけてたのに、ミサイルが!栗林総理、しっかりしろ。コロナ禍の鬱憤が晴れた。
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田中寛一
見開き2ページで1つの季語についてのエッセーが春夏秋冬新年の順で語られている。川上弘美さんの暮らしぶりも描かれていて、親しみを持ちながら読み進むことができた。「月」についての章は満月の前後の月についての記述になるほどと思いながら読むことができた。たまたま古い「NHK趣味の園芸」に作者のエッセーが載っていて、川上さんの庭はその後どうなっていくのか気になっちゃいました。
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田中寛一
6短編、一番感動したのは「花うた」。被害者遺族と受刑者との往復書簡。その書簡からこんな人生を送れるなんて、涙涙。「愛を適量」は離婚後、再開した娘にFtMだと告げられ対応に戸惑う高校教師。FtMという言葉に初めてであった。このまま再会しないのは残念だ。「魔王の帰還」。豪快な姉弟。姉の魔王こと真央は本当に見かけによらず優しい。姉の「離縁」も魔王として初心を貫けるだろう。「ネオンテトラ」で始まり「式日」のネオンテトラで終わった。全作、暗いようで輝いていた。
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田中寛一
アガサ・クリスティー賞を満票で受賞、今回、本屋大賞2022もノミネート。未知の独ソ戦かつ大作を興味深く読む。他国に類を見ない女性戦闘員、それも狙撃兵ということに驚く。戦争での酷い場面からセラフィマが狙撃兵として訓練され、戦場での様子が描かれる。スコープを見ながら距離を予測しや軌道を修正し技術を磨く。ドイツ兵とイリーナへの復讐を胸に、イリーナのもとで鍛えられていく。戦闘場面は撃つか撃たれるか、紙一重。終盤での復讐を果たせるのか目が離せない。戦後での生き方も大変だったろうと思う。
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田中寛一
新書版で5ヶ月で11刷の話題の書だ。私も今どっぷりとスマホに浸かっていて興味深く読む。ベッドに入ってスマホを見ると寝付きが悪くなる。ただ寝る前はサイレントモードにしてアラームで起きている。私の脳は確かに「グーグル脳」だ。ググればあやふやな言葉やわからない言葉は教えてくれるし、wikipediaもある。調べ方を覚えるだけだ。英単語もスマホのアプリでわかる。救われたのは「運動すれば集中力も脳の働きも良くなる」の提言。体も動かしながら、スマホと上手く付き合っていこう。10年後はどんな社会になるのか。
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田中寛一
戦国時代の城主は大変だ。フロイスが「甚だ壮大にして見事」と評した有岡城の城主・荒木村重は、信長に対抗すべく対策を取ってきた。しかしながら場内や近隣地での敵の動きなどが生じるたびにミステリーさながらの面白さがあった。官兵衛の推理力に村重が翻弄されているようでもあり助けられているようでもある。信長の逆のやり方を進める村重ながら、一人での決断は重い。妻の千代保、信任を寄せてる十右衛門の動きも気になりながら、楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
田中寛一
シネマを見ているような物語。10編。霊、悪魔、天使、宇宙人。自分たちの周りで起きていることも、さてはこのあたりとの関わりがあるのかもと思うと、面白くもあり、ゾッともする。人は死んだあと、自分がどうやって死んたのか覚えているものだろうか。霊となって「ほよん」のように、見たくないものは遠慮したい気もするが、涙を誘われるような様子を見たりするのはいいかも。自分の愛する者のそばでしばらく過ごせるのはいいかもね。
が「ナイス!」と言っています。
田中寛一
嫌いだ。だから意地でも仲間に誘うことにする。そんなフリーレンの思いは?仲間が増えていくのか。
が「ナイス!」と言っています。
田中寛一
フリーレンってどれだけ強いのだろう?首を絞められても、切れそうにないねと、平然と言ったあとの、あの魔法!かと思えば、寝起きの悪さ。
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田中寛一
久々のコミック。魔法を集める旅。「勇気や意志や友情や・・・あなたの中にもある大切な思い出があるとすれば、死ぬのはもったいない。」「魔法使いでもなんでもいい。一人で生きていく術を身につけることが私の恩返しなのです。」寝起きの悪いフリーレンだが強いね。
が「ナイス!」と言っています。
田中寛一
読書メーターからのサイン入り献本を読むことができ最高!章の設定など繋がりもはっきりしているようで、それらがどうなっていくのか楽しみながら最後まで読めた。障害者に対して健常者がどう接していくか。パラリンピックなどで障害者を目にしその活動に喝采を送ることが増えてきた。社会の中で隔てられることがなくなればいいのだが。こんなことをいうとGANKOさんに「表面的なことを言って」とだめだしを食うかもしれない。GANKOさんやテルテルさんの心からのメール文に感動した。多くの人がこの本に出会えることを祈る。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/19(4483日経過)
記録初日
2012/01/22(4480日経過)
読んだ本
1305冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
361302ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
1305件(投稿率100.0%)
本棚
36棚
性別
現住所
岡山県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.can-chan.com/
自己紹介

 「和顔愛語」(なごやかに、やさしい言葉を)をモットーに日々の生活を過ごしたいものと願っています。本に触れながら、そんな気持ちを持ち続けたいものです。
 ちょっとした感動ですぐ涙が出てきます。

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