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2026年7月の読書メーターまとめ

米山
読んだ本
12
読んだページ
3782ページ
感想・レビュー
12
ナイス
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2026年7月に読んだ本
12

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2026年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

米山
冒頭の弟の死、不妊、離婚、薫子とせつなとギスギスっぷりが辛かったが、人と関わり薫子の視界が広がっていく様子やせつなの料理、2人の皮肉の応報など途中から楽しく読めた。会話のテンポがすごく良くて読みやすい!そして本当に料理が美味しそう…また絶対に誰かが悪者にならないので、安心して最後まで読めた。心根から優しい話だった。誰かに助けられ、誰かを助けていくのは連鎖的なものだと思うから、最後の薫子の提案と動機がすごく素敵だと思った。ゴールデンペアなので2人で料理と掃除続けてほしいな。
が「ナイス!」と言っています。

2026年7月の感想・レビュー一覧
12

米山
夏が来たので高校生の時ぶりに再読。秘密を抱えた優等生と人を寄せ付けない孤独な転校生の男の子二人、家族の話。激重感情が交錯していた。前半〜中盤の七月、一が裏切られるところ、異端が紛れたあの年頃の集団の空気など辛いところあったが、思春期の触れたらお互い壊れるようなひりつく距離感に終始ドキドキしていた。甘いだけではなく噛みつくような関係性だった。また十の「それがこたえだよ。勘違いするんぢゃない〜」、一に響いたと思う。双子もファンキーなキャラだったけど、終始一を気にかけて愛していた。家族の話も良かったなぁ…
が「ナイス!」と言っています。
米山
5本の小話からなる短編集。やっぱり綺麗で儚い文章だ…何食ったらこんなの書けるようになるんだろう…思春期のこの年頃特有の瑞々しさ、繊細さ、力強さが眩しかった。また栗樹の乙彦と端の関係が凄く好き。乙彦は居場所を奪われたように感じ、端はからかい甲斐のある相手。ライバルのようにお互い昔から反発し合っているようで、いなくなったら淋しい、または救いになっていた。
が「ナイス!」と言っています。
米山
二本立ての短編だった。どちらも夏の情景が美しく、夏に読んでよかった。けれども誰かのハッピーエンドは誰かのバッドエンドという苦さが残った。夜市は唯一の奇跡を手にしたけど、手放してしまった話。風の古道は逆に奇跡はなく、全ての事象は帳尻を合わせなければいけないような話だった。夜道では誰かが存在してほしいと言っても、本人にその意思がなければどうもならないという遣る瀬無さもあった。風の古道は冒険譚で古道のシステムの無情さ、バトルもあって面白かった…2本とも最後も完全なハッピーエンドで終わらない苦さも好みの話だった。
が「ナイス!」と言っています。
米山
ネタバレすごかった…人間の脳の誤認、民族風俗学、事件のパーツが細かく小出しされ、全て繋がっていくところがすごく爽快だった。魍魎の匣もそうだったが、木場が登場して収束へと向かっていくところからが本当に面白い。だが犯人が分かったあと、その因習を解くすべての伏線が無駄なく回収されるのが京極堂の面白さを再認識した。また関口が涼子を犯したと供述があったが、結局未遂以前で終わったと思う。そもそも彼が信用できる語り手ではないのと、涼子が彼に希望を見出していたので、罪を犯した訳ではないと解釈した。
が「ナイス!」と言っています。
米山
冒頭の弟の死、不妊、離婚、薫子とせつなとギスギスっぷりが辛かったが、人と関わり薫子の視界が広がっていく様子やせつなの料理、2人の皮肉の応報など途中から楽しく読めた。会話のテンポがすごく良くて読みやすい!そして本当に料理が美味しそう…また絶対に誰かが悪者にならないので、安心して最後まで読めた。心根から優しい話だった。誰かに助けられ、誰かを助けていくのは連鎖的なものだと思うから、最後の薫子の提案と動機がすごく素敵だと思った。ゴールデンペアなので2人で料理と掃除続けてほしいな。
が「ナイス!」と言っています。
米山
ネタバレ大泣き。家族の話に弱い。あと親友のツタヤが号泣したところも泣いた。主人公にとって猫レタスは同居人かつ恋人との記憶だけではなく、家族の思い出と象徴だったんだと思う。だから猫だけは世界から消せなかった。猫を消したら、消えかけていた家族の縁すら完全に消えてしまうような気がしたから。ほかに『自分が存在した世界と、存在しなかった世界〜その小さな小さな差こそが僕が生きてきた印なのだ』で救われた気持ちになった。私が死んだ時、くだらなくてもいいから何か思い出とか誰かに残せるといいな。父とも最後の最後で歩み寄れてよかった。
が「ナイス!」と言っています。
米山
ネタバレ再読。デス野球、デスサンキューピッチ。シンカーの壮絶な生い立ちに目を覆いたくなった。ただ普通に生活や野球をしたかっただけなのに。またキリスも向き合ってやれなかった、でも美しい思い出として残したかったと矛盾を抱えていた。だから二人がまた1on1勝負した時は熱かったし、挿絵も本当に良かった。記憶に残る挿絵だった。シンカーにとっては工業団地ではなく、あの場面は青空の下、白いマウンドだった。あとキリスのプロトタイプってSNのランサーだとも思った。続きが出るよりも先に父親の定年退職のほうが早そう。
が「ナイス!」と言っています。
米山
再読。奈須きのこの文が好きだ…医療と伝奇が混ざる作風が好きなので、痛覚残留並みに好き。またアリカの弱者の矜持、やっぱり奈須きのこの美学が詰まっていると思う。弱いからこそ弱さを認めて生きていくしかない。その心が無いから人は容易く自分を特別だと思う。ただ悪魔憑きは目の前の特別に簡単に飛びつくし、おそらく普通の人はみんなそうなると思う。それでも弱者の矜持を持ち続けるアリカは強いと思う。A異常症は全体的に強いが、彼は心が強すぎる。
が「ナイス!」と言っています。
米山
ネタバレ彼ニの一途なところがかなり好き。手の届かない、よく分からない女に惹かれる。とても良く分かる。ヨシカの性格は賛否分かれるけど、友人に1人いたら楽しい。というか似たような子がいる。迷惑3割、なんやかんや楽しいが7割。また終わった恋と、これから頑張る恋は大人になるために必要なものだったし、よくある好きな人が2人いて〜問題の解決策の一つだと思った。悩める女性はこれを読めと言いたい。ほかにイチとニの名が判明したとき、ヨシカがちゃんと彼らのことを見ている証拠に他ならないんだと思った。ここ本当にすごくて痺れた。
が「ナイス!」と言っています。
米山
読書メーター始める前から何度も読んでいる。何度も蟹工船に助けられた。蟹工船の内部は臭いの一言では言い表せないほど凄惨な描写だった。なのに読みやすい。文体がすごく自分になじむような気がするので読んでいると謎の安心感が生まれてくる。たぶん疲れてんのかな。それとやっぱり強者VS弱者の構図がやっぱり好き。プロレタリアとの出会いのシーンや代表宣誓、ラストのもう一度!は本当にアツい。初めて読んだときの衝撃は忘れられない。また百年前の文学でもこの情熱が存在していたのが嬉しいし、弱い労働者なので励みになる。
が「ナイス!」と言っています。
米山
高級住宅街の2つの家を巡るミステリだった。忖度抜きに登場人物の半数が嫌な人だったけど、理解できる部分もあり読んでいて暗澹たる気分にもなった。理想だけが見えてその道のりを見ていなかった遠藤家も、完璧でありながら歪んでいた高橋家も、それぞれ最悪でありながら再出発は果たしたと思う。…高橋家の方が世間的には大変だけど。また父と母での関わり方ってやっぱり腹を痛めて産んだことで母親の熱量が多いのかなと思った。うちの両親が両者適宜飴鞭を徹底していたことのありがたみを噛み締めている。
が「ナイス!」と言っています。
米山
ネタバレ保険金詐欺を主題にしたホラーだった。地味に嫌な態度で詰めてくるお客ってやだよね…って社会人あるあるに同情した。犯人サイドの登場人物、絶対犯人だろって感じはするのに、根拠が無いので裁くに裁けないハラハラ感も良かった。こういうのが好き。また主人公が犯人に繋げた時からめちゃくちゃ面白くなって止まらず読んだ。ラストバトルも凶器はシンプルに包丁だけなのに臨場感が凄かった。迫り来る犯人と心理戦に手に汗を握った。やっぱり貴志祐介の筆致ってすごいな…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/06/11(60日経過)
記録初日
2026/06/12(59日経過)
読んだ本
19冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
6290ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
19件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

オタク、腐女子、修行中

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