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2026年7月の読書メーターまとめ

怠惰
読んだ本
10
読んだページ
3196ページ
感想・レビュー
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2026年7月に読んだ本
10

2026年7月のお気に入り登録
7

  • のりまき
  • りつこ
  • kibita
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  • ねこねこ
  • Hiro
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2026年7月のお気に入られ登録
4

  • のりまき
  • りつこ
  • 駒藤
  • ぶぶ

2026年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

怠惰
著者自身の旅の経験をもとにしたような、エッセイと小説のあわいを行き来する短編集。世界各地で出会った人々や出来事を通して、人間の弱さや孤独、善悪では割り切れない感情を静かに描いている。派手な展開や感動を狙った演出はなく、淡々とした筆致だからこそ心地よく読めた。短い物語の中に、それぞれの土地の空気や人々の息遣いが自然に溶け込んでおり、旅をするような読書体験を味わえる一冊だった。
が「ナイス!」と言っています。

2026年7月の感想・レビュー一覧
10

怠惰
コロナ禍を経験した今読むと、「まさにあのとき」と思う場面が多く、驚きというより強い実感を伴う作品だった。不条理に直面した人間は、戦うことも逃げることもできないとき、ただ今できることを淡々と積み重ねるしかない。その姿が静かに胸に残る。派手な感動を押しつけず、あえて語りすぎないからこそ、読み終えたあとも登場人物たちの行動や関係について何度も考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
いつか買おうと思っていたら、気付かぬうちに絶版に……。今回、文庫化してくれて本当によかった。 革命後、ホテルでの終身軟禁を命じられた伯爵が、限られた世界の中で人々との出会いを重ねながら時代の移り変わりを見つめていく物語。当初は少女ニーナとの交流が軸になるのかと思っていたが、予想以上に年月が流れ、人々の人生も大きく変化していく。読んでいて心地よい作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
語り手である「僕」が、自ら生み出した架空の人物・ガウスティンと、対話を重ねつつ進んでいく不思議な構成の本。 ブルガリアの歴史を知れたことが、何よりの収穫だった。 僕とガウスティンは過去を提供するクリニックをはじめるが、人々が過去に魅了されるのと並行して、物語は記憶やノスタルジア、歴史と政治をめぐる壮大なスケールへと発展していく。 各国が選んだ「過去」を生き始め、歴史上の事件を再現する催しが行われるようになってからは不穏な感じに……。その果てに辿り着くクライマックスにはゾッとさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
7時間越え映画の原作として有名な本作。 希望を失い、酒や噂話だけを支えに生きる人々のもとへ、死んだはずの男が戻ってくる。その帰還をきっかけに、停滞していた村は少しずつ動き始める。しかし、人々の期待や思惑は思いもよらない方向へ転がっていき…。 終末の世界を歩き続けるような読書だった。泥、腐臭、湿気、荒れ果てた農村の空気が強烈に印象に残る。 騙されているほうが幸せなこともあるのかも。意外と希望を感じる結末かもしれない。 本のあちこちに蜘蛛が生息しているので、時々ぎょっとなる。本棚で存在感を放ちそうな本だ。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
妻を突然失った父親と二人の息子の前に、巨大なカラスが現れる。小説というより一編の長い詩を味わうような作品で、喪失と向き合う家族の時間が静かに描かれる。カラスの正体をあれこれ考察しながら読むのが楽しかった。悪魔から家族を守るカラスが格好良い。 絶望は消えるのではなく、悲しみへと姿を変え、人はその悲しみとともに生きていくのだという考え方が深く心に残った。普段読む小説とはまったく違う読書体験で、こういう文学の形もあるのかと新鮮だった。ラストシーンでは父親の悲しみが胸へと届き、余韻の残る一冊になった。
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怠惰
画家ポントルモ殺害事件を軸に、16世紀フィレンツェの政治や宗教、美術の世界が書簡だけで描かれる歴史ミステリー。犯人探しも面白かったけど、それ以上に、当時の人たちの価値観や空気をまるでその場で体験しているように味わえたのが印象的。読み終える頃には、16世紀フィレンツェがただの知識ではなく、自分の中で生きた世界になっていた。唯一無二の読書体験をさせてくれるところが、さすがローラン・ビネ。登場人物は多いけれど、意外とこんがらがることもない。書簡体という形式が、効いているのだと思う。
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怠惰
35歳以上で不妊治療に励む女性たちが、SNSグループ「ハローベイビー」を通じて出会い、それぞれの苦悩や希望を共有していく群像劇。不妊治療がここまで身体と心をすり減らすものだとは知らなかった。年齢への焦り、夫や家族との温度差、職場や社会からのプレッシャー。それらが積み重なれば、精神の均衡を失ってしまうことも十分にあり得る。身近な人の非協力的な態度や理解のなさは、彼女たちをどれだけ孤独にしただろう。だからこそ、ラストで彼女たちが見せた連帯が何よりも胸に残った。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
2023年ブッカー賞受賞作で、早川書房の新海外文学シリーズ「ハヤカワ・プラス」創刊第一弾。独裁政権そのものの恐ろしさではなく、極限状態で現実を受け入れられず、「きっと何とかなる」と根拠のない希望にすがり続ける人間の恐ろしさを描いた作品だと感じた。母であるエイリッシュは家族を守ろうとしながら、その判断の誤りによって家族を危険へ追い込んでいく。家族が一人欠け、二人欠け…という展開が、本当にやるせない。人間は現実から目を背け続けることで、ここまで判断を誤るのかと考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
リオデジャネイロのファヴェーラ(貧困層が暮らすスラム街)を舞台に、ドラッグや暴力、貧困の中で生きる若者たちの日常を描いた短編集。読み始めは衝撃の連続だったが、物語を重ねるうちに、その過酷な日常が当たり前のものとして感じられるようになり、登場人物たちの感覚へ少しずつ引き込まれていった。決して心地よい読書ではなく、重苦しさに何度も圧倒されたが、自分の知らなかったブラジル社会の現実に触れられたことには大きな意味があった。薄い一冊ながら、非常に密度の濃い読書体験だった。
が「ナイス!」と言っています。
怠惰
著者自身の旅の経験をもとにしたような、エッセイと小説のあわいを行き来する短編集。世界各地で出会った人々や出来事を通して、人間の弱さや孤独、善悪では割り切れない感情を静かに描いている。派手な展開や感動を狙った演出はなく、淡々とした筆致だからこそ心地よく読めた。短い物語の中に、それぞれの土地の空気や人々の息遣いが自然に溶け込んでおり、旅をするような読書体験を味わえる一冊だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/07/02(43日経過)
記録初日
2026/07/01(44日経過)
読んだ本
10冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
3196ページ(1日平均72ページ)
感想・レビュー
10件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

海外文学が好きです

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