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2026年7月の読書メーターまとめ

えら
読んだ本
9
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3291ページ
感想・レビュー
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2026年7月に読んだ本
9

2026年7月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2026年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えら
イタリアの小さな村モンテレッジォは、本とともにあったという。その歴史を辿りに、著者はモンテレッジォを訪ねる。 採石、出稼ぎ労働、聖人の守り札、栗の実、本。そして、文化そのものの誇り高き運び手たち。 この記録を、本で読める喜びよ。 さらに写真もきれいで、澄んだ空気感にうっとり。
が「ナイス!」と言っています。

2026年7月の感想・レビュー一覧
9

えら
イタリアの小さな村モンテレッジォは、本とともにあったという。その歴史を辿りに、著者はモンテレッジォを訪ねる。 採石、出稼ぎ労働、聖人の守り札、栗の実、本。そして、文化そのものの誇り高き運び手たち。 この記録を、本で読める喜びよ。 さらに写真もきれいで、澄んだ空気感にうっとり。
が「ナイス!」と言っています。
えら
ネタバレ誰もが戦争の傷を抱えて歩き出し、やっと軌道に乗った頃。森山家と別れて自然豊かな土地に残ったロビンとアイリスは、地下で起こった争いに巻き込まれることに。 しかし規模が大きい。前作が自国と敵国の関係で語られるなら、今度は彼岸と此岸くらいのスケールがある。 小人たちとの冒険に加わる森山健は、当時の現代っ子で科学少年だ。彼の祖父の達夫は「かれらはテレビやマンガの影響で、今はまだ半分は宇宙人みたいなものなのだからね」と笑う。 けれども遠くマンモスのいた時代に思いを馳せる少年の視野は、きっと希望なのだと思う。
えら
ネタバレ決して体の強くないゆりが疎開先のなれない環境下でミルクを手に入れようと奮闘する姿は、自分がやらなければならないという責任感でもあったのかなあ。守るべきものがあるから強くなれるときもあれば、重さに耐えかねて苦しむときもある。 小人であるロビンとアイリスも、ちっちゃな体で力強く生きていく。ロビンの友達である鳩の弥平と空を飛んだり、知らない人に見つからないように立ち回ったり、たとえ体の大きさがちがっても、生きていく力強さも、葛藤も、同じように満ちているのだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
えら
ネタバレ死神に息子を連れて行かれた母親が、我が子を取り戻そうと奮闘する話がある(「ある母親の物語」)。 エウリュディケを連れ戻しに竪琴一つで冥界へ乗り込むオルフェウスの如く、夜や茨、湖と交渉した母親は、ついに死神が魂を保管する温室にたどり着く。死神は神さまの「庭番」として、命の花を天国の花園へ移し替える役目を担っている。大鎌で刈り取るのではなく、そっと植え替えるのだ。 アンデルセンの描く死には、命を包むような温もりがある気がする。そのせいか、彼の描く死神は必ずしも恐ろしい外見ではない。
えら
ネタバレあれっと思ったのは、人魚姫がまだ海にいたとき、初めて王子を見た際の情景だ。 人魚姫は鏡のような水面にいて、船の上では王子の誕生会が開かれている。打ち上げ花火があがって人魚姫は水の中に隠れる。「でも、またじきに顔をだしてみると、おどろいたことに、空の星がのこらず頭の上におちてくるようではありませんか。」 「大きなお日さまが、シューシューいいながらまわりました。素晴らしくきれいな火の魚が、青い空におどりあがりました。そしてそれがみんな、しずかにすんだ海の上にうつるのです。」(「小さい人魚姫」)
えら
石井桃子先生は、『くまのプーさん』や『ピーターラビットのおはなし』も翻訳した方で、東京子ども図書館の設立者のひとりでもある。ここちよい流れの文章で、ゆっくり読み聞かせてもらうような穏やかな気持ちになる。 収録された話の多くはジョーゼフ・ジェイコブズによるもので、ジョン・D・バトンの画はジェイコブズの原著についていたものだそう。 表紙の真ん中にいる冠をつけた人物は、訳あって狭い所に押し込められて、こんな姿勢になっている。他にも雰囲気たっぷりの挿絵がたくさんで、おかしくてちょっと不気味な世界に浸れる。
えら
訳者のお名前が読めず、調べてみる。ふくだつねあり とある。月報を見ると、シェイクスピア作品を個人で日本語に訳した二人目め(ちなみに一人目は坪内逍遥)なのだそう。 悲劇がまとめられていて、登場人物は破滅していくばかり。刃と毒杯が飛び交い、疑心暗鬼に陥り、真実が明るみに出たときはだいたい手遅れになる感じだ。 それでもページを捲ってしまうのは、ひとつひとつの文章に熱気があるからだろうか。 葛藤も衝動も全部言葉に落とし込んだかのようなやり取りは、ひとつひとつピースをはめていくようで心地よい。
えら
読んでいると情景が浮かぶような、映画的な雰囲気を感じた。オレンジジュースと、カクテルのグラス。夜のオープンカーを照らす街灯。階段を駆け下りていく背。あちこちに光が溢れている。けれどもその光は、ひょっとしたらポールにとっては重さがあるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
えら
山村に暮らしていたおばあさんは、数マイル離れた家に住む娘の招きに応じて引っ越した。孫に囲まれ新居で生活を始めたおばあさんは、信心深く誠実に働いて日々を過ごす。 たとえば娘が新しい服装を勧めても、おばあさんは半世紀身につけてきたものを手放さない。 「このおばあさんが、流行を追うようなことをしては、神様の罰があたるよ。そういうハイカラは、わたしの柄じゃない。私の古い頭は、そういうものには向かないからね」。 意固地?とんでもない、それは時代に翻弄された彼女にとって、両足でしっかり立つための確かな足場なのだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/07/24(21日経過)
記録初日
2024/06/19(786日経過)
読んだ本
56冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
15875ページ(1日平均20ページ)
感想・レビュー
44件(投稿率78.6%)
本棚
4棚
自己紹介

お紅茶片手に本を開いていたい人間。読書メーターで沢山の人の感想と出会ってウハウハしてます。
無言でお気に入り登録してしまうことがありますが、なにとぞご容赦ください。

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