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2026年8月の読書メーターまとめ

kindfour
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感想・レビュー
10
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77ナイス
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2026年8月に読んだ本
10

2026年8月のお気に入り登録
1

  • 宗蓮

2026年8月のお気に入られ登録
1

  • 宗蓮

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kindfour
小説とはコミュニケーションである。この本の中で繰り返される氏の主張です。 小説を書く技法の本ではない、としつつ、小説を書くという行為を解体していくことで生まれる道筋は、いわば地図のようなものとして十二分に価値ある素晴らしいものだと感じました。 伝わらなければ面白いも何もない。しかし、伝わるだけでは素晴らしいとも言い難い。 繰り返し「答えなど分からない」とぼやく氏と一緒に壁のない迷路をうろうろしてるような感じがして、なるほどコミュニケーションとは言い得て妙だ、と納得。色んな意味で心強くなります。
が「ナイス!」と言っています。

2026年8月の感想・レビュー一覧
10

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ネタバレニール・スティーブンスンのガジェット詰め込みぶりには惚れ惚れします。この小説はおもちゃ箱の中に生まれた宇宙のようなもので、散りばめられたアイデアは無秩序とも言える。けれどそのカオスこそがサイバーパンク的でもあり、人類の自我だとか肉体と精神の関係性だとかのティピカルな「よくある」主題を踏み越えた先を描いてるのが素晴らしい。レイヴンとヒロの時速十万キロの疾走、Y・Tの危機に立ち上がるクーリエたちとネズミモドキ、クライマックスのスピード感も最高です。面白かった!
kindfour
メタバース概念を確立した記念碑的作品。描写が92年の小説とは思えません。ポストサイバーパンクと銘打たれるだけあり、悲観的な部分はなくどこか皮肉ったようなドライな雰囲気が好きです。詳しいことは下巻まで読まないと分かりませんが、ヒロもY・Tもアンクル・エンゾもみんないいキャラばっかりで読んでいて楽しい。スシ・Kのぶっ飛んだ旭日旗ヘアも好みです。
kindfour
タイトルで割と損をしてる本かなと思います。面白おかしいカルチャー紹介ではなく、各国の葬儀を通じた死との向き合い方、現代における様々な死にまつわる問題をシリアスに扱っているからです。もちろんユーモラスで軽妙な文体は読んでて楽しいのですが。日本の幸國寺も紹介されているのですが、骨上げの文化が他国から見て不気味に映るというのは確かにそうだなとなりました。広い視野で文化を受け止めるのが大事。
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様々な二重人格ものの始祖。展開がどことなくクトゥルフっぽくもありいろんな系譜の始点にあるのだと胸が熱くなりました。 ハイドが完全に分離した別人格ではなく俯瞰してるところもあるのはオリジンならではといったところかな。
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kindfour
変化を恐れず楽しもう。できるだけ早く、遅くなったとしても動こう。そうすれば何かが変わる。この寓話の語るところには生存者バイアスが隠れているのですが(おそらく迷宮にはチーズを食べられず飢えた死体が無数にあるでしょう)それでもこの物語の語るところが「正しい」ことを否定はしません。そういう意味で、この物語には力があります。
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26年8月18日、アメリカ大統領令により、本書の著者である赤根智子所長を含むICC関係者数名に経済的な制裁が加えられました。そのニュースをきっかけに手に取ったのですが、ICCという組織がどのように国際的な戦争犯罪と戦ってきたのか、その歩みと未だ手の届かない悔しい状況に対する静かな怒り、決意が伝わってくるようで感服しました。そして、だからこそ、氏のいう通りICCという国際的な戦争犯罪追求の場を絶やしてはならないと強く感じます。本件に少しでも興味がある方にはぜひ読んでいただきたいです。
が「ナイス!」と言っています。
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人間とは何か。ディックの問いかけが読んでいる間からだの中で反響し続けるようでした。特に現代において、ピンボケに当たり得る概念が浸透し、理解を求め、強制され、その当事者も外側(あるいは内側)にいるものも苦しんでいます。もしそれを作中の人間とアンドロイドに当てはめるなら、どちらがどちらなのでしょう? どちらがどちらの夢を見るのでしょう? ですがそれはきっと考えるだけ無駄なことで、リックの辿り着いた答えに決着するのだと思います。傑作とは時代を超越するということを、骨身に沁みて噛み締めました。
が「ナイス!」と言っています。
kindfour
小説とはコミュニケーションである。この本の中で繰り返される氏の主張です。 小説を書く技法の本ではない、としつつ、小説を書くという行為を解体していくことで生まれる道筋は、いわば地図のようなものとして十二分に価値ある素晴らしいものだと感じました。 伝わらなければ面白いも何もない。しかし、伝わるだけでは素晴らしいとも言い難い。 繰り返し「答えなど分からない」とぼやく氏と一緒に壁のない迷路をうろうろしてるような感じがして、なるほどコミュニケーションとは言い得て妙だ、と納得。色んな意味で心強くなります。
が「ナイス!」と言っています。
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SNSで定期的にバズるネタ。実際に執筆に至ったのも、著者である田野氏が「ナチスを研究していて肯定できたことは一度もない」という旨をつぶやいた時に炎上した、というもので、それゆえに徹底的に、しかし私憤などの余計な雑念が籠もることなく(だからこそ無慈悲なのですが)論理的に解体されていきます。 はたして実際に良いことをしたのか、"一つも"していないのか、それについての結論はあえて出していないように思えます。ですがそれはこの本の目的が既存の言論の検証だからこそなのでしょう。面白かったです。
Nさん
2026/08/19 08:00

コメント失礼します。本書の著者は「小野氏」ではなく「小野寺氏」です。また、Twitterが炎上したのは「田野氏」の方です。109ページの「おわりに」を参照。「筆者(田野)にそのことを痛感させるような出来事があった」との記載がありますよ。

kindfour
2026/08/19 08:34

コメントでのご指摘ありがとうございます。完全にうろ覚えで書いていました。著者のお二人に失礼すぎましたね……以後感想を書く際は注意します。

が「ナイス!」と言っています。
kindfour
カウント・ゼロを数ヶ月かけ読み終えたので、これは間を空けると絶対に頓挫すると腹を据え挑戦。数日かけてなんとか読み終えました。タイトルの意味不明ながらとにかくかっこいい響きだけは読む前から気に入っていたのですが、読んでみると……あれ? 前二作と比べると一番よくわからない!? 色々「こうなのかな」と推理できるものはあるものの、未だにしっくりきません。勿論物語としては珠玉。懐かしい登場人物にニヤリとしつつ、その難解な文体に苦しむ我々をからかい導くようなちょっとした描写にふふっとなりました。婚姻に幸あらんことを。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/07/27(45日経過)
記録初日
2026/07/27(45日経過)
読んだ本
25冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
8686ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
23件(投稿率92.0%)
本棚
0棚
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