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2025年6月の読書メーターまとめ

のっち
読んだ本
7
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1522ページ
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2025年6月に読んだ本
7

2025年6月のお気に入られ登録
1

  • ますみ

2025年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のっち
☆☆☆☆ 岡山イオンにある未来屋書店で「第2回生きる本大賞」受賞作ということで手に取りました。著者の奈倉さんは自分とも同世代で親近感もわきますが、20代前半の6年程をペテルブルグとモスクワで過ごされ、モスクワの文学大学を日本人で初めて卒業されたという経歴。本書はロシアの詩の紹介も交えながら、著者の身辺や考え方に触れられるエッセイ集。本気のレビューを書こうとするとかなり長くなりそうなので割愛しますが、これはタイトルが秀逸。近年は文学部の是非が問われることも多いが、武力に対抗できるのは文化だと私も思う。
のっち
2025/06/17 11:24

(レビューの続き)本を焼き払い、思想統制する名作もあるように。そして「脱走兵」には権力や大勢には従わない勇気や強い意思を感じる。ホロコーストに関与したアイヒマンのようにはなってはいけない。このような観点から、文化ないし文学の必要性は間違いなく存在する。

が「ナイス!」と言っています。

2025年6月にナイスが最も多かったつぶやき

のっち

5月はジャンルの幅広い読書ができました。今もいろいろ手を付けてはいますが、1冊をしっかり読みきる力も養いたいところです。 2025年5月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:1964ページ ナイス数:183ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/175327/summary/monthly/2025/5

が「ナイス!」と言っています。

2025年6月の感想・レビュー一覧
7

のっち
☆☆☆ 本書は通信大科目「人事評価の理論と実践」のテキスト。私自身も毎年3月になると部下の査定を行うのだが、何となく事務的になっていたのではないかと、これは反省。人事評価に関する主な問題として、評価に対する公正さへの疑問、査定のみ行われているのではないかという疑心暗鬼、評価者である上司自身のマネジメントへの疑い、などがあるようだ。これらを解決するためには、部下の人事評価に対しては、評価能力とフィードバック能力の向上、上司側である自分自身の評価に対しては、マネジメント能力の向上が問われることとなる。
のっち
2025/06/30 20:33

マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱された「成功の循環」モデルの考え方が印象的。結果の質は行動の質に、そして行動の質は思考の質に、思考の質は関係の質に、さらに関係の質は結果の質に左右される。つまりまずテコ入れをすべきは、関係性の改善となる。

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のっち
☆☆☆ 本書は通信大科目「起業家マインドと発想法」のテキスト。起業するために必要なことは、①心理学ー人をターゲットとするので人の心をつかむことが重要ー、②発想法ーこれまでにない何らかの新規性、進歩性、独創性が問われるー、③ビジネスモデルの成功パターンを学ぶことー成功したモデルには必ず理由があるー、④資金繰りの知識の習得ー運転資金の事前準備は必須ー等である。経営学の基本は、いかに自分の考えたプランを人に実行してもらう仕組みをつくるかであり、そのために自分一人でできることの限界を知ることが大切である。
が「ナイス!」と言っています。
のっち
☆☆☆☆ 岡山イオンにある未来屋書店で「第2回生きる本大賞」受賞作ということで手に取りました。著者の奈倉さんは自分とも同世代で親近感もわきますが、20代前半の6年程をペテルブルグとモスクワで過ごされ、モスクワの文学大学を日本人で初めて卒業されたという経歴。本書はロシアの詩の紹介も交えながら、著者の身辺や考え方に触れられるエッセイ集。本気のレビューを書こうとするとかなり長くなりそうなので割愛しますが、これはタイトルが秀逸。近年は文学部の是非が問われることも多いが、武力に対抗できるのは文化だと私も思う。
のっち
2025/06/17 11:24

(レビューの続き)本を焼き払い、思想統制する名作もあるように。そして「脱走兵」には権力や大勢には従わない勇気や強い意思を感じる。ホロコーストに関与したアイヒマンのようにはなってはいけない。このような観点から、文化ないし文学の必要性は間違いなく存在する。

が「ナイス!」と言っています。
のっち
☆☆☆ 本書は著者の食べられなかったものをモチーフとした30篇のエッセイ集。一言「食べられなかった」と言ってもその理由は様々。食物アレルギーだったり、腐らせてしまったり、また心理的なこともあれば、食事の際の音を立てることが苦手だったり。音と言えば、食事と店内BGMのミスマッチのせいだったり。実際食べてはいるけど、本来の味を味わおうとはしていなかったり、などなど。つまりはとても感受性が豊かな方なのだろう。それでいて掴み所がないような印象も持ったが、これが作品自体もそう読まれると、少し勿体無い感じがした。
が「ナイス!」と言っています。
のっち
☆☆☆☆ 本書は韓国の若者の質問に内田先生が答えるQ&A形式の書籍で、テーマはズバリ知性について。一言で言うと、私の学んできた組織論を更に壮大なレベルで体現されているのが内田先生なのである。読みながらたくさんの箇所に付箋を付けたが、おそらく核となるのは、個人のではなく集団のパフォーマンスを向上させるためにどうすれば良いのかを常に考えること。そして周囲の人々の知性を活性化させることのできる者が、真の知性的な人だという点にあると思う。個人の知を集団の知と昇華させれば、その集団の規模もグッと大きくなるだろう。
のっち
2025/06/12 22:17

表紙のイラストはかわいいけど、これがまた非常に本質的なところを表現している。

が「ナイス!」と言っています。
のっち
☆☆☆★ 今巻では第8話の『ガダラの豚』の回が印象的だった。「読み終わるまで絶対に死ねないくらい 長くて面白い本」というリクエストに応えたものとして紹介されている。他にも古本屋と新古書店の棲み分けについてや、実際古本屋へも回らずに、出版社へ返本される新刊本もかなりあるということで、「古本」に成るということも誰かが選んでくれた結果によるものなのだということも学びとなった。また登場人物同士の交流も増えてきた。これも本が導く縁ということなのだろう。
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のっち
☆☆☆★ とある街の小さな古本屋「十月堂」を舞台とした、愛書家にまつわる一話完結型のコミック。当初読切だったものが短期連載になり、さらに長期連載へと到ったとのこと。単に実際にある本を紹介していくような話ではなく、本を介した登場人物の人生や人となり、また人間関係の発展等にスポットを当てた点が面白い。個人的には第6話が印象的だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/27(5076日経過)
記録初日
2004/09/13(7768日経過)
読んだ本
1303冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
265712ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
1303件(投稿率100.0%)
本棚
74棚
性別
年齢
42歳
血液型
A型
職業
役員・管理職
現住所
岡山県
自己紹介

運送屋やっております。
現在通信制大学でマネジメント分野を勉強中。
元々はミステリやホラー小説が好きで、そこから本の世界へズブズブとのめり込みました。
綾辻行人さんの館シリーズが元体験。
普段はなかなか時間がとれないながらもコツコツと読書に励んでいます。
興味ある分野は、文学・歴史・経営学・哲学・言語学あたり。
小説だと、世界をひっくり返してくれるような作品が好きです。
本を読む程自分の無知を知らされます。

自分ルールですが、巡り会えた本の感想は必ず上げるようにしています。
あくまでも個人的なものですが、レビュー冒頭に☆=1点・★=0.5点の5点満点の10段階評価で残しています。

☆☆☆☆☆ 最高評価!
☆☆☆☆★ 傑作!
☆☆☆☆  良作!
☆☆☆★  面白い!
☆☆☆   及第点
☆☆★   少し物足りない
☆☆    物足りない
☆★    不満点がいくつかある
☆     駄作
★     世紀の駄作

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