
なぜ映画や漫画ではなく小説を読むのかな。小説は映画や漫画と比べると距離感があるのがいいのだろうか。映画や漫画は視覚でダイレクトにくるから感情的に負担が強いときがある(トラウマレベルになることも)。それに比べると小説は聴覚からの脳内イマジネーションだから感情の移ろいも過剰にならずにバランスがいいのかなぁと。あとは情報量の多さとかもあるのかな。
まだ深くつかみ切れていないが創作やクリエイティブに役立つ内容が散りばめられているように思った。自分はホラーが好きなのだが「強烈な刺激」と「恐怖をコントロール満足感」がホラーの魅力というのはなるほどなと。消費されにくい感情として「怒り」と「嫌悪」があげられていた。テリファーというグロい映画があって私は嫌いなのだけど、これはホラーではなく「嫌悪」(気持ち悪くなりたい)にカテゴライズされるからなんだなと腑に落ちた。感情を動かすには時間が重要らしいが日本の小説は短すぎるゆえに感情が動きにくいのかなぁと思った。
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