７章だけでも読む価値がある。問題をそのまま受け入れる姿勢と対処方法は仏教的。道徳的な問は、子どもや親に恥じることなく言えるかどうかが一つの基準。勝手な決めつけや余計なお世話は他者の尊重の欠落が原因。無理して偏狭な人と付き合う必要はない。 偏見と無知は表裏一体。新しい知見は努力し接触する機会を作らないと得られない。

７章だけでも読む価値がある。問題をそのまま受け入れる姿勢と対処方法は仏教的。道徳的な問は、子どもや親に恥じることなく言えるかどうかが一つの基準。勝手な決めつけや余計なお世話は他者の尊重の欠落が原因。無理して偏狭な人と付き合う必要はない。 偏見と無知は表裏一体。新しい知見は努力し接触する機会を作らないと得られない。

仏教の概要や哲学的要素が論理的に記載されてた読みやすい著。仏教の真髄は「物事は全て相対的(因果・縁起)(唯識)」「万物は常に変化の中にある(諸行無常)」「存在とはつながり(空)」にある。苦が成就する前にその原因を断ち切るための哲学が仏教。仏教思考で状況が変わらなくてもBadをGoodにに認識を変え、未来もGoodになるように行動する。西洋哲学は世界は何かを問い、仏教は私とは何かを問う。どの分野でも似たような構図じゃありそう。変化の時代は思想・哲学がブーストされやすいので、今後の仏教の変化が楽しみ。