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2024年5月の読書メーターまとめ

 
読んだ本
14
読んだページ
3181ページ
感想・レビュー
11
ナイス
10ナイス

2024年5月に読んだ本
14

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

 
小笠原の予習(といいつつ、購入が間に合わず、帰ってから読んだが…)。小笠原の特異性を示すための必要十分な概念を§1で平易に解説してから、§2以降で小笠原の具体的な解説に入る。読みやすいし良い構成だと思う。Island syndromeというまとめ方、あと最後の方の、環境を戻す…どこへ?という話が二大印象に残った。二次的自然じゃあない、そうですね…。しかし自然保護の活動が小笠原は活発だと思う。自然遺産まで行くと予算も沢山つくんだろうか。夜明道路沿いの万里の長城ことヤギ避けの柵など、相当お金がかかったであろう
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

 

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2372ページ ナイス数:7ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/184704/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
11

 
読みづらい…。元の英文の構造が透けて見えるような訳文。訳が日本語として微妙な箇所も多い気がした。出てくる写真は調べないとわからないので、「あの」写真と言われても困る。さて、写真「論」というが、まずもって小論集合で、各論はエッセイめいた話(社会思想の本みたい)。写真の社会性を説かれている気持ちになる。写真について巷で言われそうな大体の話は言及されているので、著名なのかもしれない。
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色彩、照明、境界線の話が新鮮だった。他方、ポストモダンな主張で、かつ西洋贔屓のきらいがなくはない。「人間性を失った市民」とそれを取り戻し啓蒙する建築家という構図が気になる。「西洋の街並みは誰もが美しいと思う」⇔「日本の街並みは猥雑」といった普遍の美意識の存在に頼る主張。本当にそうだろうか。照明については、眼の感度の人種差に触れてもよいのではと思った。また、建築はまず第一に人が使うもの、人が金を出すものという点が蔑ろにされがちな印象。まずは機能性では。都市論だと、ガワの話なのであまり関係ないかもだが…。
 
2024/05/18 03:34

読んでいて思ったこととして、日本の都市の木々は結局コンクリートの塊の中に配置された貧相な人工の植え込みにすぎず、もう少し野趣が出ないものかと思う。何でもかんでもコンクリで囲い過ぎ、とも思う。自然を求めつつも利便性は手放さない、結局人間の管理下に自然があるという。

 
データの取り扱い方法のコード集。SQL、R、Python。辞書的な使い方をすることになりそう。本当にベストかは知らないけど、これやっときゃひどいことにはならんだろ的な。やっぱPythonは時々微妙だなとなる。SQLはデータ集計(前半の)には本当に強い。普段SASを使っているが、SQLは似ているなあと思う。
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昔、どこかで拾ったか、あるいはキャッシュ・フロー計算書に関するまともな説明が欲しくて買った気がする。「計算方法」「評価方法」「改善方法」がバランスよくまとまっている気がする。改善方法は、個人には少し手に余るかも知れませんが。1998年の金融ビッグバン前後に書かれた本なので、その手の閑話もちょくちょく挟まれる。
 
そろそろマイホームの「梯子」を登るかどうか決める齢なので興味深い内容だった。が、同じ主張が強調されすぎだと思う。§1は主張の連呼で進んでいる感じがせず気が狂うかと思った。「大企業、男性、正規雇用」を家族の柱とする制度運用は限界だとよく言われる。社会保険の負担による硬直性もあると思うが、政府は過去の幻影を取り戻すべく経済成長を唱えてばかり。それで全てが解決するかのようだ。しかし例え景気が豊かになっても、雇用制度が階層的であり、特に低賃金な非正規雇用がある限り、相対的貧しさは消えない。富の再分配の程度問題だ。
 
2024/05/12 01:13

「ふらつく柱」である住宅保障は、昔から日本(デュアリズム)は弱い。 ユニタリズムのフランスの公営住宅事情を知って驚いたことがある。 しかしこれはデュアリズムだからで、アングロサクソン系の国家も同様らしい。

 
2024/05/12 03:19

首都圏に生まれることの優位性についてあまり考えたことがなかったが、親の援助の受けやすさ(パラサイト)は確かにそうだなと思った

 
小笠原の予習(といいつつ、購入が間に合わず、帰ってから読んだが…)。小笠原の特異性を示すための必要十分な概念を§1で平易に解説してから、§2以降で小笠原の具体的な解説に入る。読みやすいし良い構成だと思う。Island syndromeというまとめ方、あと最後の方の、環境を戻す…どこへ?という話が二大印象に残った。二次的自然じゃあない、そうですね…。しかし自然保護の活動が小笠原は活発だと思う。自然遺産まで行くと予算も沢山つくんだろうか。夜明道路沿いの万里の長城ことヤギ避けの柵など、相当お金がかかったであろう
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流し読み。6809の筆者設計のボードの全回路図があります。アーキテクチャの説明もあり。マイコンですがワンチップじゃないのでRAM/ROMは別。後半はマルチタスクプログラムの設計(割り込み vs 定期的な時間割り当て)。割り込みを積極的に利用しているのが私にとって斬新でした。類似の別件で、ソフトウェア割り込みがAVRにはないな…とようやく思い至りました
 
流し読み。フラグや命令セットは似ている部分もあり、特に飛ばしがち。6800と機械語レベルの互換性はないが、同期バスも使える。また、周辺チップは6800系が多い。やはりx86より整っていると感じる。発売が遅くパソコンにあまり採用されなかったのが痛かったのか。組み込み畑でも、一時期は680x0系が32bitで支配していたようだが、ARMに飲まれてしまった。ある時触ってみたいと思うが、ワンチップマイコンに慣れてしまうとRAM/ROMが別なのが面倒だ。アドレスデコードとかで74系ICも必要だし(GAL?)
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8086の本は「はじめて読む8086」などもある。8080をよく知らないが、後方互換を保とうとしてごちゃごちゃな印象がある。特に、レジスタの区別やセグメントが嫌い。とはいえセグメントはミニコンでも採用されていたらしい。MC68000やMIPSの方が綺麗そうだが、開発環境も合わせた総合得点は8086の方が高かったんだろうか。
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286に関する書籍は少ない。Intelのreference manualを読めと言われればそれまでだが。内容は8086から進化した点に絞られている。則ち、リアル/プロテクトモード、特権レベル、タスクスイッチ、周辺チップ、80287。最初はOSのやっていたことを取り込むのはCISC的と思ったが、このくらいなら納得。8086より周辺チップが少なくなり、アドレスとデータが分離され、使いやすそうだ。ようやく現代的CPUになった感がある。後、ミニコンという今はなき敵がいたことを知った。
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海洋博で1/3位を占める沖縄イメージの誕生よりも扱う範囲が広く、内容も充実していると思う。他方、こちらは新書になったためか社会学の概念は鳴りを潜めている。ヤマトであってヤマトでないという二重性は拭い去ることができない。いつまでも沖縄に付き纏っている。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/11(4519日経過)
記録初日
2012/02/12(4518日経過)
読んだ本
623冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
170497ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
369件(投稿率59.2%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

興味のあるジャンル:数学、物理、その他理工書、哲学、建築、芸術、言語。

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