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2024年3月の読書メーターまとめ

いずみ
読んだ本
15
読んだページ
3462ページ
感想・レビュー
5
ナイス
125ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いずみ
ネタバレ片道ミッションに、主人公を志願でなく、謀略まがいの手段で送り出したストラット。あくまで地球救済の立場に立つ彼女を理解するしかないのがつらい。教師として「子どもたち」を地球で支えることは叶わなかったが、別の形でそれが叶う終わりにじんときた。ファーストコンタクトものとして不穏しかなかった「三体」にくらべ、温かい読後感。それにしてもロッキー(とてもとてもとてもいい)のような知性体がどのような星に生まれ進化したかというのを詳細に設定した作者凄い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

いずみ
ネタバレ竜の治療すなわち竜の病に起因する様々な行動(げっぷ、かゆいところをかく)や菌による巨大な災害を防ぐこと。ものすごく切実な理由から絶大な権限をもつ竜の医師団に、迫害され差別されるヤポネ人の少年がぎりぎりセーフで(いろんな意味で)入団する。そこからの話がとても面白く、あっという間に読み終えた。災害を恐れながらも極北の地では竜に依存しなければ生きていけないのも皮肉。竜が優しいというのも巨大で長命な生き物ならでは。でもわがまま爺さんというのが愛らしい。
が「ナイス!」と言っています。
いずみ
ネタバレ宇宙は世界。とりあえずそこを何とか歩き、生きていくために宇野くんは手帳をテザーに。小林くんもまた、ヤンキーの仮面と朔くんをテザーとしている。一見真逆のようでいる2人の姿、天文部の美川先輩含め、彼らが少しずつ触れあって互いのことを知り、自分の歩みを前に向けようとする姿にじんわりと泣けてくる。p203の井ノ上先生の言葉が何と言っても素敵、好き。
が「ナイス!」と言っています。
いずみ
ネタバレ片道ミッションに、主人公を志願でなく、謀略まがいの手段で送り出したストラット。あくまで地球救済の立場に立つ彼女を理解するしかないのがつらい。教師として「子どもたち」を地球で支えることは叶わなかったが、別の形でそれが叶う終わりにじんときた。ファーストコンタクトものとして不穏しかなかった「三体」にくらべ、温かい読後感。それにしてもロッキー(とてもとてもとてもいい)のような知性体がどのような星に生まれ進化したかというのを詳細に設定した作者凄い。
が「ナイス!」と言っています。
いずみ
ネタバレ「ヘイル・メアリー」=聖母マリア→「いちかばちか」なのね。主人公が名前もわからぬ状態で目覚める出だしは不安だが、時折差し込まれる過去パートでただならぬ事態が地球を襲っていることが明らかに。そしてなぜ主人公(グレース)が宇宙船に搭乗しているかの背景も徐々に見えてくる[上巻ではまだ“なぜ彼が?”というのはわからない]。でも到達した場所で、まさかの出会いがあるとはね!
が「ナイス!」と言っています。
いずみ
ネタバレ幸の妹・結のその後の話に、ああこの人は、とため息が出た。妬み、恨むだけでは「幸」は訪れないと知りながらなおも揺れ、そこから抜け出すことの何と大変なことか。もがきながらようやく光が見えたよう。本編では憎たらしかった音羽屋忠兵衛がすっかり金銭の欲から離れ、娘を愛しみ結を見放さずにいる姿にほっとする。いつか姉妹として和解できる種も蒔かれてる…うまく芽が出て育ってほしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/18(4456日経過)
記録初日
2011/12/10(4526日経過)
読んだ本
4055冊(1日平均0.90冊)
読んだページ
1060922ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
735件(投稿率18.1%)
本棚
7棚
性別
自己紹介

◎小さいころからの本好き、活字大好き人間です。
◎ジャンルはほぼ問わず、面白いと思った本を読みあさる雑食派です。地理・歴史(小説から概説、論説まで)・科学(天文や生物系)・美術関係の本がやや多め。小説はライトよりヘビーが好み。ただしグロは夢にでてうなされるのであまり近寄らない。コミックも大好物で週単位で増殖中。

◎偶然にも、司書さんとよくお話できる仕事環境に恵まれてます。とてもラッキー(^_^)






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