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ぽん教授(非実在系)
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今村は意外なことに素の性格では我が強く神経質で怒りっぽいものであったが、これを経験学習による徳治の定着化によって克服し続けた。1930年代の軍中央時代は先が見えすぎて「自分が反対しても無駄だ」とばかりに組織の論理に流されてしまう場面があり、師団長として指揮した崑崙関の戦いでは中国軍増員の情報を信じず苦戦するなどミスもあったが、この失敗を糧に大幅な成長を成し遂げて直後の賓陽作戦での勝利を掴むことに成功した。先が見える能力と徳治とマネジメント能力が合わさり後の活躍の繋がる瞬間が見える。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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紀元前から21世紀の初めまでの全世界の全ての戦争を扱おうという、著者が命を振り絞って書いたであろう最後の著作。網羅性重視しているため死ぬほど分厚い上にダラダラと編年体式に羅列的に書いている(書かざるを得ない)個所は多く、今日の通説的には古びている個所も散見されるが、各章最初の概説は見通しが良く、重要な戦いは戦況図や詳しい分析もなされていて、戦略・戦術家の名言と原則、人物の有能無能や判断の正しさ誤りに触れている個所は面白くためになる上に全世界全時代の戦争を描き切る試みとして本書を越えるものは未だない。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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一言で言えばアリストテレス発マキャベリ経由ヒューム行の共和主義が『フェデラリスト』を巡ってアメリカに定着するという話。なので、ルイス・ハーツ『アメリカ自由主義の定着』のようなロックのリベラリズムこそアメリカの國體と見なす発想へのアンチテーゼとなる。ポーコックの共和主義擁護はサンデルのようなコミュニタリアニズムや、ハゾニーやデニーンのリベラリズム批判とも通じるものがある。記述は綿密なので、他にも様々な論点が出現し、全貌を一回読む程度で把握するのは困難。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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強烈なキャラである辻政信の相方程度に思われていた服部卓四郎に焦点を当てる初の本。服部は社交的性格、温厚で紳士的人柄、冷静で鋭い議論のできるインテリ的才能、適切に部隊を指揮し部下からも慕われるマネジメント能力を持ちながらもほぼ強硬派に与し的確なアシストをしてきた。それでいながらなかなか左遷されず戦中に東條、戦後にGHQと敵対した相手の懐にさえ飛び込むことに成功できる抜け目のなさもあるずるい男である。服部のしたたかさは正負両面共に学ぶべきところがあるのである。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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トレードオフや社会的ジレンマが本書を貫くテーマだが、話としては別個となるものを淡々と、岸政彦『断片的なものの社会学』と(偶然)同じ手法で描いている。岸先生はしばき隊関係者なので、いろんな意味で皮肉ではある。編集者が闇度を抑えたらしいのと、断片で止めて分析を途中までにしている個所が目立つため、物足りないとも、これで十分お腹いっぱいな人にはちょうど良くきちんと咀嚼してあるように加工して流通するのに貢献したとも言える。本書は出発点であり、もっと深い闇はいくらでも掘れるものである。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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ホストに狂うという自己愛性パーソナリティ障害っぽさが濃厚な話が延々と続きオチも納得なもの。ゲイの香港人が理解ある彼くんとして著者に搾取される哀しさ。相手のホストもオチを見ればわかる通り、人非人すぎて相応の病状を感じるので、ある意味では割れ鍋に綴じ蓋だったか。現代Twitterの男女論の素材に使えそうな話やそこそこに鋭い考察がそこらに転がってて面白い。まあ、著者とホストにはどう頑張っても共感できないが……。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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「経済的弱者は排外主義とは相関せず、文化を破壊される恐れこそ排外主義が相関する」を証明するためにフランス、ラトビア、ポーランドを事例に統計分析したというもの。統計的手法それ自体は参考になるのだが、排外主義に対する考え方が結構表面的に見えてしまう。
0255文字
ぽん教授(非実在系)
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セレクトが相変わらずの渋さ。本人の日記や著作が皆無で口が堅く行動だけ見れば一貫性を見つけにくい梅津の言動を、その感情が見える形で明快な原理として結実するように描いている。陸大同期の永田が先が見えすぎて嫌われた先見者とするならば、梅津は真面目で世論空気に惑わされない大秀才の職人肌で何よりも組織の統制を大事にしていたがために後始末役に向いていたというところか。エピローグでの、梅津(のようなタイプ)を上手く組織の中でどう使うべきかの私見は経営学での組織論・マネジメント論にも示唆を与えてくれる。
0255文字

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プロフィール

登録日
2012/02/19(4811日経過)
記録初日
2007/10/15(6399日経過)
読んだ本
6845冊(1日平均1.07冊)
読んだページ
2049655ページ(1日平均320ページ)
感想・レビュー
920件(投稿率13.4%)
本棚
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性別
年齢
35歳
血液型
A型
職業
その他
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

ITF出身の教養趣味者。有用性と現実性と先見性を鍛えるために強迫的に何とか本を読んでいる。
人文社会系を中心にいろいろな分野に侵食する雑食を誇る癖に、小説嫌いは治らない。

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