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2024年8月の読書メーターまとめ

Naota_t
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102ナイス

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2024年8月に読んだ本
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2024年8月のお気に入られ登録
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  • 小赤金魚

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Naota_t
#2151/★3.2/5巻は面白さが中弛み、テンポが悪い印象だった。特に、豪はイジイジして内向的になるし、巧は冗談を言ったり浮ついた空気を出したり、お互い空回りしている。もっと直裁的に会話して物事を進めてほしいが、なぜそうしないのか、その心理描写が足りないと思った。横手二中の瑞垣も「姫さん」ばかり連発し過ぎて鬱陶しかった。ーー「ある意味、全然、原田らしくないんじゃねえの。キャラが違う。あいつが素直に謝るなんてキモイ。原田、捻くれてるのが売りなんじゃから、そこんとこ間違えてほしくないね、俺は」p133、吉貞
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:4021ページ ナイス数:128ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/189538/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
17

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#2160/★3.2/各国の紙幣、硬貨に描かれている内容から、その国の特徴や歴史を池上彰が紐解く内容。中でもEU(欧州連合)ができた理由は、経済合理性などよりも「戦争をしたくないという人々の願い」が込められているとは知らなかった。今でも戦争はなくならないし、ブレグジットも起きるのは残念だ。過去に南アフリカの紙幣には人ではなく動物が描かれていた。それはアパルトヘイトも含め、信頼できる人物がいなかったという悲しい理由だった。「お金は体を表す」、世界史が苦手でもこのような内容ならスッと頭に入ってくるだろう。
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#2159/★3.2/読み終えたとて、特に読後感が残らない内容だった。「問いの立て方」と聞くとビジネスハウツー本のようなイメージだったが、実際の内容は哲学的・抽象的だった。「良い問い」=「本質的な問い」=「それがそれであるところの理由、物事の根源まで踏まえて考えているかどうか」であり、その前提が重要だという。また、傍論として、そもそも自分は自分な訳で、最初から最後まで絶対的なオンリーワンであるのに、それを声高に「ナンバーワンよりオンリーワン」と言ったとろこで何になるか不明、というのはその通りだと思った。
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#2158/★4.2/非常に良書、日本の全ての教師に読んでほしい。著者はとてもリベラル、合理的な思想で好感がもてる。学校は、時代に合わせて古い体質を捨て、ユーザーの立場に立って目的意識を強化してほしい。以下記憶に残った点:先生は教科の専門書と古典を多読し深い叡智と学識を得るべし、教師の質向上のために生徒による「下から評価」を導入すべし、秩序は手段で目的は勉強すること、保護者は株主でありユーザーであるためPTAと学校トップの話し合いは定期的にもつべし、クラス一丸は同調圧力を生み管理を強めるため止めるべし。
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#2157/★3.3/著者は『エッセンシャル思考』を書いたグレッグ・マキューン。少ない努力で高い成果を得るべし、というのが論旨。それは怠惰なことでなく、スマートな生き方=頑張らないからこそ結果を出せるとも言える。やらないことを増やすと同様に、やるからには楽しんでやることもエフォートレスの1つだ。そのほか、最初から完璧を目指さず、ハードルを下げてまずは始めてみる。1人が100人に伝えることは難しいが、1人が10人に、その10人が10人に伝えれば100人になる、というのは今後の業務でも参考になる考えだった。
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#2156/★3.2/人気作品なので期待して6巻まで読んだが、結果的にあまり満足感はなかった。本作の題名は『バッテリー』だ。初期はバッテリーの人間関係、心境の変化などが見え、そこから成長ストーリーが読めると思った。しかし、最後でも豪はウジウジ寡黙な思春期のままだし、硬派だった巧も若干軟派になったが、それ以上の成長もない。最後も非公式の練習試合で終わり。一体何を読まされたのか分からなくなってしまった。ーー「俺。グラウンドが好きじゃな。ダイヤモンドも外野も全部含めてグラウンドが好きじゃ。なあ、原田」p278
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#2155/★3.2/浦和高校卒の佐藤優と、浦和高校校長の対談集。慶應義塾大学学長の小泉信三の言葉「すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなります」、これは私の信条でもある。その思想が佐藤氏の根底にあるからこそ、文系でも数学III、理系でも国語と歴史は捨てるなかれと説く。また、公立高校の利点は多様性であり、「自走する生徒集団づくり」を標榜する浦和高校は確かに優れていると思った。今後も子供には、1つの答えを求めるのではなく、自分の考えをもって行動できる一人前の人間になっていただくべく、サポートに徹したい。
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#2154/★3.2/佐藤可士和氏が慶應SFCで受け持つ「未踏領域のデザイン戦略」授業について書かれている(シラバス的な内容)。授業よりも、佐藤氏のデザインについての考え方や、働き方が参考になった。デザインとは「ビジョンを設計すること」。広告はメディアを使って人の脳内にイメージという作品を残せる=現実社会をキャンパスにしたアート活動だと言う。課題、コンセプト、ソリューションの流れは、今後の仕事でも意識しようと思った。ーーもし、チームワークが行き詰まってしまったら、相手の話を聞いてみてください。p114
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#2153/★3.2/チームラボやライゾマティクスなどデジタル技術を使ったアート集団について書かれている。著者はこれらを「アート」と呼ぶ。しかし、私は彼らの展覧会に行った上で、私は彼らを「アート」ではなく「イベント」と捉えている。なぜなら彼らのデジタル作品は、思想・感情や問い掛けは不足しているからだ。近年、チームラボは、単一アート・グループの美術館として世界で最も来館者の多い美術館とギネスに認定された。彼らの作品を見た人の感想を見ても「キレイ・映える」以外にない。それをアートと呼んでいいのか私には疑問だ。
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#2152/★3.2/今治タオルは高級タオルの代名詞だと捉えていたが、ここ20年の結果らしい。下請けに安住しているとマーケティングなどのノウハウも蓄積されず生き残れない。SPA化など社内努力もあるが、佐藤可士和に仕事を依頼したことが大きいだろう。良いものを作っていても売り込まない限り売れない。PBもあったのに下請けがメインだと「誰のための商品を作っているか」という問いに困っていたエピソードが象徴的だった。今後のブランディングは新しいフェーズにある。価格競争に巻き込まれないように価値を売っていく正念場だ。
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#2151/★3.2/5巻は面白さが中弛み、テンポが悪い印象だった。特に、豪はイジイジして内向的になるし、巧は冗談を言ったり浮ついた空気を出したり、お互い空回りしている。もっと直裁的に会話して物事を進めてほしいが、なぜそうしないのか、その心理描写が足りないと思った。横手二中の瑞垣も「姫さん」ばかり連発し過ぎて鬱陶しかった。ーー「ある意味、全然、原田らしくないんじゃねえの。キャラが違う。あいつが素直に謝るなんてキモイ。原田、捻くれてるのが売りなんじゃから、そこんとこ間違えてほしくないね、俺は」p133、吉貞
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#2150/★3.7/想像以上に面白かった。著者の中立的批判もしっかりしている。記憶に残ったのは、日本旗を振る奉迎者にサクラ、植樹祭(20億円)のために道路を作り木を伐採する矛盾、ソープランドの看板の目隠し、天皇と被災者の懇談に出しゃばる地元議員、「お言葉」と「お声がけ」の違い、数時間も奉迎のために立ち待たされる幼稚園児やお年寄りなど、キリがない。天皇が被災地・地方に行き、寄り添うことで報道され国民の記憶に残る。戦争が身近でない私は「天皇」に思い入れはほぼないが、象徴である天皇の務めの一端が理解できた。
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#2149/★3.4/耳の聞こえない著者が、制約なく勉学や労働を行える社会の実現を「マーケティング」視点で語る。メールなどが充実した今でも、電話のみの対応(セミナーのキャンセル、クレカ、救急車など)が多いと気付き、電話リレーサービスの重要性を痛感。「ろう通訳」と「手話通通訳」の違いも初めて知った。なお、著者と駒崎氏との対談が最も参考になった。マイノリティの立場から社会を動かすには、熱量(大義=困っている人を助ける)、運動量、議員連盟と組む、キーパーソンを押さえるなどが有効。これは仕事・私生活でも同様だ。
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#2148/★3.3/著者は、元・日本マイクロソフト社長。会議・メールは無駄、車は不要、年賀状も無意味、つまらないSNSはブロック…など、とにかく「捨てる」に特化した内容。著者の考え方は基本的には全て同意。人生は有限で平等だ。意義ある人生にするには、何を捨てるかが重要。電車で無駄なSNSやニュースサイトをザッピングしている人を見ると、勿体ないなぁと思ってしまう。また、子供にとって大事なのは「体験を捨てる」こと、と言うのは新しい考え方だった。無理せず自然に楽しめるものを1つでも見つけて、大部分は捨てるべし。
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#2147/★3.2/紅麹問題(死者81)で会長が辞任、特別顧問就任で毎月200万円(通常の4倍)報酬をもらうと聞き、本書を読んだ。一番大事なお客様を中心に考える、フラットな社風、現場を知り最悪の事態をイメージ、油断せず驕らず謙虚など、苦笑する部分が多かった。同じ失敗を繰り返さず、原因をきちんと把握、理解、全社共有、財産にすることが経営者の責務らしい。であれば、麹菌問題は元会長が説明責任を果たすべきだろう。なお、「小さな池の大きな魚」戦略、こだわりを感じる直球なネーミングセンスとMK戦略は参考になった。
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#2146/★3.3/『バッテリー』で何度もクスクス笑うとは思わなかった。特に吉貞がいい味を出している。巧は吉貞の冗談を全て無視と思いきや、そこは中学一年生、意外にも応じて初めて関西弁も出てきた。戸村真監督の厳しさの裏側に優しさも出てきた。各人に人間的な変化も随所に垣間見れる。ただ、このペースだと6巻で中学卒業もできないのでは…?ーー「おまえが言わんとあかんのじゃ。ばーか。何も言わんと、こんなとこにぼけっと座って、空見ててどうする。…ボール投げることより他のこと、何にもできんわけ?それで、いいわけ?」吉貞
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#2145/★3.3/私は読書が好きなので、彼のいう「言葉もつ力」には大きく共感できた。言葉(心の持ちよう)でメンタルも全く違う方向へと流れていく。印象に残ったのはオシムの「世界を見ろ…視野を広げろ」など。私は今、あさのあつこの『バッテリー』を読んでいる。岡田監督の「チームがあって選手がある。まずはチームが勝つために何をすべきか考えろ」という言葉は、小説内の原田巧に伝えてあげたくなった。そして、信頼関係を作るにはリスペクトが大事だ。これは仕事でもプライベートでも同様だと、改めて自らに言い聞かせた。
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#2144/★3.5/著者はアート思考=問いを投げかけること、と定義する。その意味で著者が、チームラボから問いを感じないためエンターテイメントに近い、と言うのは大きく同意だ。アート思考を深めるほど、アート以外からも問いを感じるようになる。物事を批判的に見るクセや想像力は、アートからも学ぶことができる。私の場合、「問い」ではなく「対話」と考えてきた。アートと対峙し、メッセージを汲み取ることで多様性が磨かれ、より多面的に物事が見れるようになる。答えを求めがちな学校教育にもアート思考を取り入れてほしいものだ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/23(4816日経過)
記録初日
2006/05/06(6935日経過)
読んだ本
2242冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
554102ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
2237件(投稿率99.8%)
本棚
10棚
性別
URL/ブログ
https://note.com/naota_t
自己紹介

新書が好きです。電車で本を読むために会社と家を往復してます。
年間レビュー数は120〜170ほど。
以下、5冊のルーティーンで本を読んでいます。
1)興味のある新書➡︎2)仕事に役立ちそうな新書➡︎3)ブックオフでタイトルを見ずに選んだ新書➡︎4)小説➡︎5)ジャンル不問のハードカバー➡︎1)に戻る

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