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2024年8月の読書メーターまとめ

すいそ・はいどろ
読んだ本
9
読んだページ
3936ページ
感想・レビュー
9
ナイス
114ナイス

2024年8月に読んだ本
9

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すいそ・はいどろ
さすがですね。緻密に伏線を張りながら、なぜ生きるか、何に抗うのか、何が世の中の真ん中にいるのかが、人の視点によって入れ替わる。このスリリングさは米澤先生ならでは。「折れた竜骨」が最高かと思っていましたが、黒牢城で越えましたね。すごいね。良い物を読ませていただきました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

すいそ・はいどろ

5冊にとどまるも、どれもページ数が多いので、まあよしとします。暑いなかまだよく読めた方です。月間賞は塞王の盾、次点はテスカトリポカ。化石賞はなし。いずれも読みごたえはズッシリ。2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:2560ページ ナイス数:82ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/194621/summary/monthly/2024/7

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
9

すいそ・はいどろ
ネタバレ地球の歴史から考えれば、たいして長くもないホモサピエンスの歴史。最初は生存するために何をするかだったサピエンスは何を望むのかさえよく分からないほど、科学技術の自走性に翻弄されている。死という終着点も克服してしまう可能性を見てしまえば、いったいどうなるのか。一体わたしたちは何を望んでいるのか…この問いは恐ろしい。
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すいそ・はいどろ
ネタバレなるほど。確かに最後は衝撃的な展開が待っていました。孤絶した地下建築に閉じ込められカウントダウンされる脱出期限と次々に起こる殺人。10人いた人は7人に絞られ、しかも脱出には1人が犠牲にならなければならない。誰が犯人で、どれだけの人が助かるのか…。設定は、かなり無理筋だが、それでも、まあ最後は引き込まれる畳み込みと、どんでん返しはなかなか。ただ文章が少し若すぎるのが最後まで気になりました。これからのヒトなのでしょうね。
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すいそ・はいどろ
ネタバレ裁判員裁判の無罪は、かなりハードルが高いですが、わりとすんなり無罪判決がでる。弁護側の裏切りという掟破りの展開には驚いたが、結局、弁護士を描きたいのか、えん罪を描きたいのかが少し分からなくなってしまった感じがあります。丁寧に登場人物を描いていることは好感が持てるだけに、少しもったいなかったかな。
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すいそ・はいどろ
ちゃんとした感想は下巻を読んでからだけど、久しぶりの雫井脩介。淡々としながらもリーダビリティーも落とさない。印象と人の奥にあるものを隔てる霧。さすがの構成力です。
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すいそ・はいどろ
ネタバレ貧困や偏見にまみれて、耐えて頑張りすぎて壊れる現代の若者。人は何かにならなくてはならないのではなくて、息をして、寝て、食べて、何かを望むことができればよいことに気づかなくなる。夜は明けるのです。寝て起きれば。きちんと寝られさえすれば。生きづらさを抱え、ボタンを掛け違えてしまうと、同じボタンしか見えなくなることもある。そんなときは、誰かにボタンを付け直してもらえばいい。誰かにとって、別にそんなことは大したことじゃないかもしれない。そんなことを一生懸命書いた本のようです。
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すいそ・はいどろ
山に人生を重ねることは、ある意味分かりやすいけれど、これは少し安易すぎないか。特に表銀座はひどい。山は決して人に何かを語らない。答えはそこにないことを知るべきだ。
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すいそ・はいどろ
ネタバレ構造は王妃の館の日本の田舎版。ただ物語は進むうちに、自然のなかに立ち止まり、子供を慈しみ、子の努力を大事に思う母と、その無条件の愛に触れることで赦される都会に生きる大人の交流にテーマが移っていく。なぜ私たちは正しいということばかり追い求め、寛容さを失ってしまったのか。浅田先生は東北の山村の風景のなかで人と自然の豊かさと厳しさ、哀しさを訥々と語る。久しぶりに泣きました。良い本でした。
が「ナイス!」と言っています。
すいそ・はいどろ
さすがですね。緻密に伏線を張りながら、なぜ生きるか、何に抗うのか、何が世の中の真ん中にいるのかが、人の視点によって入れ替わる。このスリリングさは米澤先生ならでは。「折れた竜骨」が最高かと思っていましたが、黒牢城で越えましたね。すごいね。良い物を読ませていただきました。
が「ナイス!」と言っています。
すいそ・はいどろ
ネタバレ壮大さをぶち抜くアイデアの連続。大宇宙の終焉まで旅してしまう展開にアゴが外れました。太陽系は1枚の紙きれにされてしまうし、三体人は結局、リアルでは1回も出てこない。愛と責任ゆえに何度も滅亡を選ぶ程心と、それを絶対に是としないはずのウェイドは「俺は約束は守る」と突然諦める。納得がいかないことは数々あるが、それが地球人類のメンタリティーなのかもしれない。題名は大森大先生が言っているとおり、死神永生よりDeath`s endの方が似つかわしい感じがしました。楽しませていただきました。お腹いっぱい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/06(4666日経過)
記録初日
2012/03/06(4666日経過)
読んだ本
1300冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
473061ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
1276件(投稿率98.2%)
本棚
24棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
兵庫県
自己紹介

  おじさんです。読書は乱読。ミステリー、SF、ファンタジー、歴史もの、科学本、評論と何でもあり。読書の枠を広げるべくさらに雑食中
 

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