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2024年5月の読書メーターまとめ

ゆう
読んだ本
7
読んだページ
2206ページ
感想・レビュー
7
ナイス
183ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆう
ネタバレ最愛の妹が若くしてこの世を去り、一人残された甥の龍之介と暮らすために大学病院を辞め、地域の病院で働く内科医の雄町哲郎。食事を摂れなくなった患者にどこまで点滴をするか。癌の終末期、認知症の患者の治療はどこまでか。大切な家族を亡くしたことを思い出す。高齢の方に「急ぐのももったいない」と言ったり、自業自得と割り切りプライドで生活保護を受けない患者に寄り添ったり、こんな先生に診てもらえる患者は幸せだ。大学病院から研修に来た南も多くのことを学べるだろう。「医療とは暗闇で凍える隣人に外套をかけてあげることなんだよ」
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

ゆう
ネタバレ夢も特技もやりたいこともなく、就活に迷うマックはある日パン子と風香がパンクで立ち往生してるところを助けて一緒にチェアリングを体験した。シェアハウスの仲間、投資家ミリオン、コーヒー通のマスターも交えて徐々に親しくなっていく。周りの大人たちにも恵まれ、自分の理想像もイメージできなく理想のスーツを着ることができなかったマックがスタートアップ。「過去から見たらいちばん人生経験豊富で、未来から見たらいちばん若々しい」「生きとるうちに、自分の人生の脚本を自分で書き換えて、好きな自分に生まれ変わる」みんないい人。青春だ
が「ナイス!」と言っています。
ゆう
ネタバレ宙には2人の母親がいた。母らしくない花野と一緒に暮らすことになり馴染むことができなかった時に花野の後輩佐伯ことやっちゃんの料理に救われた。ふわふわのパンケーキ。「オレは、花野さんに次の山の頂を見せるために一緒に山を登ってたのかな。花野さんを導けたのかな」「せめてしんどいとにはしんどいと言ってくれ」傷心の花野と宙にきのこのポタージュ。宙が大人になっていくにつれ、与えてもらった愛情を他人にバトンしていくところも素敵だった。「塗り重ねられた苦しみを一枚一枚剥がし終わって初めて本当の自分になれるんだ」温かかった。
が「ナイス!」と言っています。
ゆう
ネタバレブラック・ショーマンシリーズ第二弾。前回が面白かったので予備知識なく読み始めた。短編集かと少しテンションが下がったのだが、共通の話が仕掛けられたり東野さんは相変わらずおもしろくて一気に読んでしまった。「リノベの女」と「続リノベの女」で、視点をかえて書かれてるところもよかった。「マボロシの女」「相続人を宿す女」の女の友情はちょっと現実味がないと思った。「査定する女」はどこから芝居なのか想像がつかなかった。トラップハンドのマスターのマジックにしてやられた感じがするが爽快。これはシリーズ化してくれるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
ゆう
ネタバレ最近、交通事故で亡くなった筒井久人のお姉さんの証言から始める下巻。クーさんという黒幕の正体に驚いた。蓬田美和の告白による仙石夏実との友人関係。クーさんが砒素の量をきちんと指示しなかったのは死んでもいいと思っていた。積み重なった憎悪までは予想していたが、砒素そのものを使った理由、仙石夏実の思いは考えつかなかった。ミステリを久々に読んだせいか、おもしろかった。
が「ナイス!」と言っています。
ゆう
ネタバレ正体のわからない人物が病院で入院していた時に評判のミステリー小説を読んだというプロローグではじまる。覆面作家による未少年犯罪を扱った小説を読み、この人物を知ってるという既視感を覚え、甥に調べてもらうことにした。次の章からは30年前の那由多小学校児童毒殺事件についての証言になり、徐々に事件のあらましがわかってくるのだが、証言者により記憶違いもあるだろうが事件の捉え方が大きく変わってるところがおもしろかった。甥の伯父さんへの手紙によって伯父さんの熱血指導も演技だったのだとわかった。読む手がとまらない。下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
ゆう
ネタバレ最愛の妹が若くしてこの世を去り、一人残された甥の龍之介と暮らすために大学病院を辞め、地域の病院で働く内科医の雄町哲郎。食事を摂れなくなった患者にどこまで点滴をするか。癌の終末期、認知症の患者の治療はどこまでか。大切な家族を亡くしたことを思い出す。高齢の方に「急ぐのももったいない」と言ったり、自業自得と割り切りプライドで生活保護を受けない患者に寄り添ったり、こんな先生に診てもらえる患者は幸せだ。大学病院から研修に来た南も多くのことを学べるだろう。「医療とは暗闇で凍える隣人に外套をかけてあげることなんだよ」
が「ナイス!」と言っています。
ゆう
ネタバレ不思議な森見さんらしい世界が広がっていた。鞍馬の火祭で姿を消した長谷川さんを忘れられない仲間たちが10年ぶりに集まり火祭に出かけることになった。それぞれ旅先で出会った不思議な出来事を語り始める。尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡。岸田道生の作品で繋がるパラレルワールド。夜行と暁光。大橋くんと長谷川さんが生きているのはどちらの世界か。決して交わらない。「夜明けの空気は冬のように冷たかった。今まで耳に入らなかったのが不思議なほど、賑やかな朝の音だった。そのときほど朝を朝だと感じたことはない」朝が来る。生きている。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/26(5531日経過)
記録初日
2006/04/16(6637日経過)
読んだ本
886冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
267166ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
877件(投稿率99.0%)
本棚
30棚
性別
血液型
AB型
職業
専門職
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
http://yuchan23.web.fc2.com/
自己紹介

本があると幸せ。結構どんなジャンルでも読む。
ファンタジー、ミステリー、スポ根、自己啓発などなど

作者で言うと有川ひろ、夏川草介、東野圭吾、宮部みゆき、辻村深月、畠中恵、小野不由美、伊坂幸太郎、恩田陸、森見登美彦、江国香織、松岡圭祐さんが好き。最近は青山美智子、伊吹有喜さんにはまってます。

読んだ本の備忘録のためこちらに登録しましたが、ナイスをいただくとうれしくなります。ありがとうございます。
わたしからはなかなかナイスをするほど皆さんのコメントを読む時間がなく失礼しています。すみません。

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