読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

a hayami
読んだ本
3
読んだページ
1046ページ
感想・レビュー
3
ナイス
69ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月のお気に入り登録
1

  • 碓氷優佳💓

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

a hayami
久しぶりの恩田さん作品でした。かなり読み応えある話。散多のサイコメトリー能力を軸とした話が続き、頭の中が十分にこんがらかった後、覇南子の出現でさらにひどくなったかと思ったら最後は気持ちよく伏線が回収され読後感はかなりスッキリでした。大正から昭和にかけてなんでしょうか、色んな情景が頭に浮かび、とてもほのぼのとした感じになります。太郎の引手に対する愛情ってのか、こちらもすごく良くて今では引手が気になってきました。とても面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

a hayami
御子柴礼司シリーズの第1弾って事で、先に恩讐の鎮魂歌を読んでしまい、元に戻ってこちらを読みました。さすがにこちらを先に読むべきだったと反省。どのようにあの御子柴の人格が形成されたんだろうというのがこの話を読んでよくわかりました。稲見の人格とソナタの響きでこれまでまるでシゾイドパーソナリティ障害だったような殺人鬼御子柴が人の痛みがわかる弁護士として塀の外の社会へ戻り、どんな形であれ、稲見の教えを守ろうとする姿勢。それからここでも登場する渡瀬警部の冴えってのが素晴らしい。面白かったです。次は追憶の夜想曲かな。
が「ナイス!」と言っています。
a hayami
今年が安部公房の生誕100周年って事で、先週神奈川近代文学館で開催されている安部公房展へ行ってきました。それもあり、本棚からもう茶色くなった昭和50年発行のこの文庫本を読み返しました。安部公房の処女作と言われ、これを埴谷雄高に認められて文壇にデビューしたと伝えられています。3つのノートと追録とに分かれ、故郷を捨て満州へ渡った主人公Tが捕らわれの身になり、病と阿片に蝕まれながらも精神的には自我を持ちながら果てていくという流れ。当時の満州の政治環境に翻弄され、人は敵対しどこに向かっても壁に当たりそこは地獄。
が「ナイス!」と言っています。
a hayami
久しぶりの恩田さん作品でした。かなり読み応えある話。散多のサイコメトリー能力を軸とした話が続き、頭の中が十分にこんがらかった後、覇南子の出現でさらにひどくなったかと思ったら最後は気持ちよく伏線が回収され読後感はかなりスッキリでした。大正から昭和にかけてなんでしょうか、色んな情景が頭に浮かび、とてもほのぼのとした感じになります。太郎の引手に対する愛情ってのか、こちらもすごく良くて今では引手が気になってきました。とても面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/09(4643日経過)
記録初日
2012/03/04(4648日経過)
読んだ本
977冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
328562ページ(1日平均70ページ)
感想・レビュー
977件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

勢いで、また次の会社で会社員。もうこれで5社目になります。生涯現役なんて主義ではないけど、還暦はとっくに過ぎてもまだまだ最前線のエンジニア。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう