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2024年4月の読書メーターまとめ

みい
読んだ本
8
読んだページ
2815ページ
感想・レビュー
8
ナイス
327ナイス

2024年4月に読んだ本
8

2024年4月のお気に入り登録
2

  • ジェンダー
  • うさみん

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • うさみん
  • ジェンダー

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みい
ネタバレオキナが父か息子か、気になっていたことは最後にわかったけど、私は父がオキナで、息子はもっとすれ違いで病んでしまっているんだと思っていた。読み終えて、うまくつながったなあと思いながらも、少し物足りなさを感じた。どうしてかな。舞台俳優の朔が、まぶしい好青年でしかなかったからかな。お姉ちゃんと言い合いするだけではなあ。彼が掘り下げられてこそ新月の物語は完成するんだと思ったんだけど。うーん。みんな良かったねとしか感想は残らなかった。この手の話を読み過ぎて私の性格が悪くなったのかも。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

みい

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2024年4月の感想・レビュー一覧
8

みい
ネタバレ芥川さんと同じく死がとても怖い私。昨年亡くなった父親もたぶんそんな人だった。受け入れて家族との最後の時間を穏やかに過ごすことはできなかった。半年間、つらいことが多くて、お葬式では、ああ終わったという気持ちと優しく温かく見送れなかった後悔が綯交ぜになっていた。死後の手続きや相続のあれこれ、残った母の介護のことなど忙しくしているからあの頃の気持ちはちゅうぶらりん。人を送るというのは難しい。心の狭い私は猶更。作中には私に似た人と私が苦手な人がいっぱい。決断には後悔もつきまとう。苦くて爽やかな気持ちで読み終えた。
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みい
ネタバレ加賀さんシリーズの中では、人の情とかがあんまり描かれていない感じ。高級別荘地の表も裏もあるセレブたちが登場人物だから?真相のどんでん返しなどは面白かったけれど、ちょっとステレオタイプのセレブたちで、うーん。深い面白さはなかったな。
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みい
ネタバレ長屋で幼馴染のばあさん3人ががちゃがちゃ…うーん、ちょっとあざとい設定かな…と読み始める。けれど、お萩とそれを大切に思う三婆のかわいさにだんだん気持ちがとろけていく。お萩の背負った事件のおぞましさもあり、どう解決していくのかと思ったら、お麓のとった作戦は彼女らしからぬ人の力を信じぬく作戦。堺への三人の旅はきっとかしましくはた迷惑なものになるだろう。お達者で。
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みい
ネタバレ朔太郎と乱歩が木馬(と車)に乗っている。互いの作品に「あれいいね。」と伝え合う。おおっ。田端で木登りする芥川の映像に出会ったときのよう。時間を越えて出会える嬉しさ。なんでも買っておくべき…なんて、整理して把握して思い出せる北村薫だから言えること。絶対無理な私は、こうして、不思議な時計を回してくださる北村さんの文章でお相伴にあずかる。鋭い眼差しの写真と教科書に載る程度の詩しか知らなかった朔太郎の作品をもっと読みたくなった。散文もそんなに書いているのかと初めて知ったし、「蛙の死」も強烈だった。帽子の下の顔は?
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みい
ネタバレ「ブランケット」というホームの名前が好き。うちは猫だけど、19歳で死んだ前の猫には、ものすごく悲しい時に、おなかの上に乗せてねっころがって慰めてもらっていた。猫でもこっちの気持ちを察してくれる時がある。いわんや犬をや。ララと智美がわかりあっていくのはもどかしいけど幸せだった。昨日を愛して、一緒に暮らせない家族を思って、でも、今ここに生きていることを楽しむ犬たち。この場所があって良かった。手に入らなかったものは大きくても、拾えそうなものには手を伸ばしてみてもいい。ミステリーを楽しむより犬たちを楽しんだ。
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みい
ネタバレヴィクトリア朝京都?小学校の図書室でえんえんと読んでいたホームズのお話のかすかな記憶を呼び覚ます。そうそう、赤毛連盟はそんな話だった。それにしても、夏休みの京都の大学生みたいにうだうだしているホームズたちがめんどくさい序盤。洛西のお屋敷の謎辺りからドタバタが?と思いきや意外にシリアス。ロンドン崩壊辺りでいつもの調子が出てきたけれど、達磨も天狗も狸も出てこないのでなんだか寂しい。どちらがほんとかは見守るしかないけれど、愛しい人がそばにいてくれる世界がほんとであってほしいな。ハドソン夫人グッジョブ。
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みい
ネタバレオキナが父か息子か、気になっていたことは最後にわかったけど、私は父がオキナで、息子はもっとすれ違いで病んでしまっているんだと思っていた。読み終えて、うまくつながったなあと思いながらも、少し物足りなさを感じた。どうしてかな。舞台俳優の朔が、まぶしい好青年でしかなかったからかな。お姉ちゃんと言い合いするだけではなあ。彼が掘り下げられてこそ新月の物語は完成するんだと思ったんだけど。うーん。みんな良かったねとしか感想は残らなかった。この手の話を読み過ぎて私の性格が悪くなったのかも。
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みい
ネタバレ路が主人公のお話で滝沢家おそるべしと思っていたのと、北斎と大喧嘩してたとかものすごく細かく家計簿をつけてたとか、いろんな予備知識の下、おそるおそる読んだ。感覚と感情で書く京伝と違い、豊富な知識を土台に構成から組み立てる馬琴。伏線回収なんて言葉が新鮮だった。直截な物言いが罰せられる時代。家族と生活を思いながら、虚構の中に本音を隠し、稀代の長編を懸命に描き続け、願い通り百年残る作品になった。好きなことを思いっきりできたとはいえ、苦労の多かった人生。最後にぷりぷりして花園の中をひらりととぶ百がいい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/13(4433日経過)
記録初日
2012/03/13(4433日経過)
読んだ本
1244冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
365224ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
1218件(投稿率97.9%)
本棚
22棚
性別
血液型
B型
現住所
三重県
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