「自由律ジャンケン」が面白かった。同じ設定でSF作家も交えたアンソロジーとか読んでみたい。最終章はごちゃごちゃしすぎてて何が何だか。

SFネタだけでも十二分に面白いが、これぞプリーストという大オチで大満足

半分以上は参考文献を読んでるような気分。20年以上前の作品だからある程度の距離を置いて読めたが、リアルタイムで読んでたら作者の主義主張が強すぎて辛かったかも。

今までのシリーズで一番面白かった。ホロヴィッツ視点より三人称視点の方が面白いのかも。「回想の殺人」を記述していく形式でなければありえない仕掛け。サラっと物凄いことをやっている。

「自由律ジャンケン」が面白かった。同じ設定でSF作家も交えたアンソロジーとか読んでみたい。最終章はごちゃごちゃしすぎてて何が何だか。

やはり宇宙探査のハードSFは苦手だと再確認。本題に入る前の脳量子理論や精神アップロードの部分は楽しかった。

ラスト一文字の衝撃。面白すぎた。「ミザリー」「銀の仮面」系の話と思いきや、どんどん自分好みのメタな構成になっていくのが嬉しい誤算だった。

老後に読み返したい本リスト入り。

ページ数に見合った読後の爽やかさ。マレディクタとサムおばさんの友情が微笑ましくて良かった。