シリーズ8作目。部長VS課長の駆け引き、不可解すぎる出張費、慢性的人手不足の経理部。イレギュラーは疲れる。良くも悪くも。

明治が舞台の〈探書〉物語シリーズの第二弾。「書楼弔堂」という、とんでもなく品揃えが良い本屋に、史実の著名人たちが本を探しに訪れて“その人の人生にふさわしい一冊”に出合っていくという連作短編もの「言葉は呪。文章は呪文。凡百書物は呪符でございます。催眠術など用いずとも、書物は読むだけで人の心の奥に届きましょう」

シリーズ9作目。性別、年齢、派閥。社内は今日も面倒です。

シリーズ8作目。部長VS課長の駆け引き、不可解すぎる出張費、慢性的人手不足の経理部。イレギュラーは疲れる。良くも悪くも。

シリーズ7作目。経理女子の森若さん、主任に昇進。給料は大して増えないのに、責任が増えると思うと憂鬱になる。

城塚翡翠シリーズ2作目。犯人の視点で描かれる倒叙推理小説集

「桜風堂ものがたり」続編。「百貨の魔法」のあの人たちも。「感謝の思いや、嬉しかったこと、大切に思っているということは、言葉にして伝えておこうと。そうすれば、いつか言葉は魔法になり、自分が大切にしている何かを守り幸せにするかもしれないから。生きてるうちに、たくさんの魔法を世界に放っていこう」

あなただけの「アートの旅」にご案内します。頼れるガイド・桐子が、人生に迷える旅行客に寄り添い、全国各地の美術館へと誘う。藝大出身の著者が贈る、優しい連作短編集。直島、京都・河井寛次郎記念館、安曇野・碌山美術館、佐倉・DIC川村記念美術館

シリーズ3作目。鈴子と孝冬は花菱家の本邸がある淡路島へ。

科学の普遍的な知が、傷つき弱った心に光を射しこんでいく短編物語5編

シリーズ3作目。八百万の神と人間とのささやかな関わりを描いた心温まる連作短編集。「人間が暮らすところに、必ず私たちはいる。いろんな神様がね。人間と一緒に暮らしている」「人間が生き続けるという希望を持っている限り俺たちは消えないから」

ある有名作家の別名義と聞いて手に取った一冊。旅本を専門とする作家・和泉蝋庵とそのお付き、耳彦が旅先で出会う奇妙な出来事をもとにした連作短編集。

嫁ぎ先を離縁され、母親と暮らすお咲は、年寄りの介護を助けるプロの介抱人。誠心誠意、年寄りに尽くすお咲のもとにはさまざまな依頼が集まる。多くの病人に出会いながら、逝く人に教えられたことがお咲の胸に重なってゆく。江戸に暮らす家族の悲喜こもごもを、介護という仕事を通して軽やかに深く描く、傑作長編小説。

シリーズ10作目

シリーズ9作目。

シリーズ3作目。狩野永徳の落款が記された屛風「四季花鳥図」。約四百年前、焼け落ちた安土城から唯一残ったというその逸品は、なぜか「春」の部分だけが完全に欠落していた。これは本当に永徳の筆によるものなのか。復元を依頼された修復士のスギモトは手がかりを探るために助手の晴香とともにロンドンから京都へ飛ぶ。圧倒的リアリティの美術×歴史ミステリー!

シリーズ2作目。大英博物館を辞めたコンサバター(修復士)、スギモト。彼の工房に行方不明になっていたゴッホの十一枚目の《ひまわり》が持ち込まれる。時を同じくしてオランダ・ハーグでフェルメールの知られざる「真作」を示す古文書が出現。スギモトはロンドン警視庁美術特捜班の刑事マクシミランと調査に乗り出すが。

世界最古で最大の大英博物館。その膨大なコレクションを管理する修復士、ケント・スギモトのもとには、日々謎めいた美術品が持ち込まれる。すり替えられたパルテノン神殿の石板。なぜか動かない和時計。札束が詰めこまれたミイラの木棺。天才的な審美眼と修復技術を持つ主人公が実在の美術品にまつわる謎を解く、豊潤なるアート・ミステリー。

シリーズ15作目。人間はただのデータバンクじゃない。思い出を保存する器は心なんだ。

シリーズ2作目。「奇跡のために祈るのではなく、日々に感謝する祈りに戻さなければいけない」

古代和風ファンタジー「神はいる。しかし、神は神、人は人。人は神に支配される必要はない」