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2024年5月の読書メーターまとめ

TheWho
読んだ本
4
読んだページ
1042ページ
感想・レビュー
4
ナイス
81ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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先の大戦末期に石垣島から台湾への疎開船が米軍の狙撃に晒され、奇しくも尖閣諸島の魚釣島に辿りつきながらも凄惨な経験をする「尖閣戦時遭難事件」を詳細に表したノンフイクション。昭和20年6月には絶望的な沖縄本島の実情を鑑み、石垣島住民約200名の台湾疎開が敢行されるが、途中米軍機の機銃掃射に晒され多数の死傷者出しながら生存者は、魚釣島へと辿りつきながら飢餓地獄に晒される。そして生還迄のドラマは、涙失くしては読み進められない。著者の魂の叫びとも云える1冊です。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:1024ページ ナイス数:71ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/203846/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
4

TheWho
既読の「実録 戦国北条起」が図書館本だったが、改題した再販本を買い直した1冊。本著は、北条早雲勃興期前の関東争乱期の情勢から説明しているが、要因はやはり、鎌倉公方の擁立が、足利幕府の分裂、そして鎌倉公方と関東管領の確執から鎌倉公方家の分裂、関東管領家の分裂と正に分裂の連鎖による争乱に北条家の勃興から繁栄、衰退、滅亡へと豪華絢爛な戦国武将が絡み合いながら展開する歴史読本であった。戦国時代の本質を痛感出来る1冊です。
が「ナイス!」と言っています。
TheWho
先の大戦末期に石垣島から台湾への疎開船が米軍の狙撃に晒され、奇しくも尖閣諸島の魚釣島に辿りつきながらも凄惨な経験をする「尖閣戦時遭難事件」を詳細に表したノンフイクション。昭和20年6月には絶望的な沖縄本島の実情を鑑み、石垣島住民約200名の台湾疎開が敢行されるが、途中米軍機の機銃掃射に晒され多数の死傷者出しながら生存者は、魚釣島へと辿りつきながら飢餓地獄に晒される。そして生還迄のドラマは、涙失くしては読み進められない。著者の魂の叫びとも云える1冊です。
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前読の清少納言「枕草子」に続き「紫式部日記」で、漫画版平安女流文学の第2弾。随筆(エッセイ)で、軽快な今時女子とも云える才媛な清少納言とは違い、ネガティブ感が漂う根暗女子の紫式部が、日記で憂さ晴らしをしている様は、卑屈さ満載で可笑しささえ感じられた。やはり、清少納言と紫式部を対比して読むと、より面白さが倍増する。ともあれ1000年前の女子の感性を体感出来る一冊です。
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通産官僚を経て徳島大学教授の著者が綴る天皇記。現在紛糾している皇位継承の正統性を語る書籍と思っていたが、歴代天皇を軸として日本史を綴る、竹田恒泰「天皇の国史」に通ずる作品だった。もちろん竹田本とは、情報量が少ないが、例題天皇を軸に日本全史を俯瞰的に観る姿勢は、概ね好感を覚えた。ともあれ歴史の奇跡を体現する我が国の皇室が、永遠に残る事を祈りの一助になる1冊です。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/30(4473日経過)
記録初日
2012/01/01(4562日経過)
読んだ本
1312冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
459145ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
1216件(投稿率92.7%)
本棚
8棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
自己紹介

子供の頃に見たNHKの番組「未来への遺産」やシュリーマンの「古代への情熱」に触発を受けて、小学校の卒業文集には、将来考古学者になると書いたにも関わらず、考古学とは無縁な人生を歩んでいます。

今は、本の中で歴史を味わい、旅行で現地へ行き似非考古学者の気分に浸る事が無情の楽しみなっています。

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