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2024年1月の読書メーターまとめ

TheWho
読んだ本
4
読んだページ
1230ページ
感想・レビュー
4
ナイス
97ナイス

2024年1月に読んだ本
4

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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時は、7世紀後半から8世紀初頭の飛鳥時代から奈良時代に権謀術数で藤原氏に繁栄を齎した異彩の政治家である藤原不比等を語る上下巻の古代史絵巻。同じ不比等を描いた前読の馳星周「比ぶ者なき」とは違い史(不比等)の少年時代から物語は始まる。史と父鎌足との確執、出生の謎、そして壬申の乱を経て不遇の時代が綿々と語られる。そして出世の萌芽を求めつつ鏡女王から後の持統天皇の歓心を買うべく己の可能性を徐々に高めていくこととなる。上巻ではやっと任官し軽皇子擁立を決断した所で終わる。下巻の展開が楽しみです。
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3757ページ ナイス数:125ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/203846/summary/monthly/2023/12

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3757ページ ナイス数:125ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/203846/summary/monthly/2023/12
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2024年1月の感想・レビュー一覧
4

TheWho
時は、7世紀後半から8世紀初頭の飛鳥時代から奈良時代に権謀術数で藤原氏に繁栄を齎した異彩の政治家である藤原不比等を語る上下巻の古代史絵巻。同じ不比等を描いた前読の馳星周「比ぶ者なき」とは違い史(不比等)の少年時代から物語は始まる。史と父鎌足との確執、出生の謎、そして壬申の乱を経て不遇の時代が綿々と語られる。そして出世の萌芽を求めつつ鏡女王から後の持統天皇の歓心を買うべく己の可能性を徐々に高めていくこととなる。上巻ではやっと任官し軽皇子擁立を決断した所で終わる。下巻の展開が楽しみです。
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前読の馳星周著「比ぶ者なき」「四神の旗」で、藤原不比等と武智麻呂、房前、宇合、麻呂の四兄弟の足跡を知り、より藤原氏の全容を知りたくなり購入した1冊。大化の改新で活躍した中臣鎌足の7世紀から日本史の各場面で活躍かつ暗躍し、現代まで繋がる日本史上筆頭の名族藤原氏。その足跡を辿ると自ずと日本史を辿ることとなる。しかし順風満帆ではなく、日本史の変遷に喰らいつきながら生き抜いたすぶとさに一面感嘆する。今年の大河ドラマ「光る君へ」をより楽しめる一助になる1冊です。
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現代貨幣理論(MMT)を提唱する気鋭の経済官僚が、税金と財政の仕組みを読み解いた異色の経済書。一昨年度末(2022年度末)に岸田政権は、防衛費を従来の1%から2%への拡充を発表したが、その財源を巡って増税が必要であるとの意見が主流となっている。それに当たって著者は、まず貨幣の概念から紐解き、そして歳入、歳出の定義から財源の異議を滅多切りして行く。概ねMMT理論を下敷きにしている論述だが、主流派経済学でも十分に説明出来る財源理論と感じた。日本の経済を復活させる貴重な一冊です。
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イスラム思想研究者で、麗澤大学客員教授の気鋭な論客である著者が昨年(2023年)に、ガザのイスラム過激派テロ組織ハマスのイスラエルに対する大規模テロ攻撃を切っ掛けに起った紛争(戦争)の真実とそれを取り巻くメディアと中東専門家等の欺瞞を赤裸々にし、著者の前読の「中東問題再考」の延長線上にある最新刊。本著は、著者のYouTube『いかりちゃんねる』で発信する内容とほぼ同じだが、活字にするとより詳細に理解が深まると感じた。中東の現実と世界情勢を俯瞰した勉強になる1冊です。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/30(4570日経過)
記録初日
2012/01/01(4659日経過)
読んだ本
1318冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
461678ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
1222件(投稿率92.7%)
本棚
8棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
自己紹介

子供の頃に見たNHKの番組「未来への遺産」やシュリーマンの「古代への情熱」に触発を受けて、小学校の卒業文集には、将来考古学者になると書いたにも関わらず、考古学とは無縁な人生を歩んでいます。

今は、本の中で歴史を味わい、旅行で現地へ行き似非考古学者の気分に浸る事が無情の楽しみなっています。

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