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2025年11月の読書メーターまとめ

タケ
読んだ本
3
読んだページ
1344ページ
感想・レビュー
3
ナイス
103ナイス
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2025年11月に読んだ本
3

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タケ
読み終えて何ともグロテスクな小説だと思った。婚活する男女の心情を静かなトーンではあるが、これでもかと解像度高く語られる。失踪した真実を探す架パートは中盤までミステリ要素も含め、タイトルにもなっている傲慢と善良をキーワードにして自分自身にも刺さりながらグイグイ読まされた。ただその後も傲慢と善良エピソードが続きやや胸焼けした思い。また終盤の真実の変化はこれまでの積み重ねがあるからこそ、少し変わり過ぎだと思ってしまった。震災や復興支援がその変化の装置に使われたことにも少しモヤっとしたのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

タケ

10月フルリモートから週3出社になって唯一良かったことは通勤中読書が捗ること。久しぶりに複数冊読めました。 タケさんの2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1636ページ ナイス数:56ナイス ★タケさんの2025年10月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/21038/summary/monthly/2025/10

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
3

タケ
ネタバレ比嘉姉妹シリーズの夢を題材とした新作長編。序章から凄惨な事件が描かれるため苦手な方は注意が必要かも。夢という誰しも1人で対峙し、眠りにつかないことは出来ないという点で、本当に恐ろしい怪異だと改めて思う。シリーズを読んできた人にとっては第二章の終盤はそれこそ夢であってくれという展開。ただ不自然な位置での登場人物紹介など夢か作中作かとは予想できたが、物語の高い完成度から本当の出来事なのではとドキドキさせられた。最後の夢と現実の転換や漫画家エピソードは蛇足感は否めないけれど、やっぱり大好きなシリーズでした。
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タケ
ネタバレ流石高野さん、心霊とミステリーが絶妙な塩梅でミックスさせており一気読みでした。心霊現象をリアリティある描写で描き、記者が事件を追う内容と相まってただの心霊、ホラー小説とは異なり人間ドラマとしてまとまっていました。松田の妻が一生分の幸せを抱いて旅立ったと言う場面では思わず涙しました。
が「ナイス!」と言っています。
タケ
読み終えて何ともグロテスクな小説だと思った。婚活する男女の心情を静かなトーンではあるが、これでもかと解像度高く語られる。失踪した真実を探す架パートは中盤までミステリ要素も含め、タイトルにもなっている傲慢と善良をキーワードにして自分自身にも刺さりながらグイグイ読まされた。ただその後も傲慢と善良エピソードが続きやや胸焼けした思い。また終盤の真実の変化はこれまでの積み重ねがあるからこそ、少し変わり過ぎだと思ってしまった。震災や復興支援がその変化の装置に使われたことにも少しモヤっとしたのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/05/11(6054日経過)
記録初日
2009/03/11(6115日経過)
読んだ本
422冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
165249ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
291件(投稿率69.0%)
本棚
14棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
自己紹介

●基本的に文庫本を買って読んでいます。(村上春樹は別。)
●読書傾向としては作家読みが好きで、はまれる作家さんをいつも探しています。

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