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2024年4月の読書メーターまとめ

きうりっち
読んだ本
5
読んだページ
1997ページ
感想・レビュー
5
ナイス
55ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きうりっち
ネタバレ生まれた時にとても病弱で長く生きられないかもしれないと言われた次女のために新興宗教にのめり込んだらしい両親の気持ちもまあ、理解は出来る。幼くてわからないまま両親の教えに従ってきたちひろもやがて自分の置かれている境遇が一般的でないと気がつき始める。友人達との差異に悩みとまどい、折り合いをつけ、少しずつ自我にめざめていく少女のこれからが幸せな方向へ向かってほしいと祈りたくなる。まわりには悪意のある人ばかりではないから、よけいからめとられていく状況が恐ろしさを感じる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

きうりっち
読んでいるあいだは、なにか心地よいリズムに乗っていくようであったが内容を理解できたかというと心もとない。母親を亡くし、父親のもとへ引き取られていく少年ジョエルが新しい環境でさまざまな人々に出会う。多感なジョエルは亡くなった人たちの声を聴き、遠い部屋を覗き見る、ということなんだろうか。この後の長編「草の竪琴」はもう少しシンプルで共感を覚えやすいらしいので、そちらを読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
きうりっち
最初はラヴェンダーの虐待の描写に拒絶反応ばかりだったがだんだんに構成のうまさに引き込まれていった。行われた犯罪に弁解の余地はないが、アンセルが弟の残された家族と知り合い、新しい家族のような関わりを持てたつかの間の幸福感を感じる描写を読むと、違う生き方が出来ていたら、と思わずにいられない。全くの悪人も全くの善人もいないというモノローグが出てくるが本当にそうだと思う。一番印象に残るのはやはりサフランで、この女性の孤独感がとても切ない。読み応えのある本だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
きうりっち
「彼」と「彼女」ともう一人の語り手で物語が進んでいく。展開が早いので読みやすい。彼の言い分も彼女の言い分も信用出来ないが、この人が犯人か?と思ったら違っていて、最後、ええ、この人なの?と思ったらドンデン返しがあって、最後まで分からなかった。エンターテインメントとしては面白かった。気分の良い話ではないけど。スイスイと読めるから気分転換にはいいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
きうりっち
ネタバレ生まれた時にとても病弱で長く生きられないかもしれないと言われた次女のために新興宗教にのめり込んだらしい両親の気持ちもまあ、理解は出来る。幼くてわからないまま両親の教えに従ってきたちひろもやがて自分の置かれている境遇が一般的でないと気がつき始める。友人達との差異に悩みとまどい、折り合いをつけ、少しずつ自我にめざめていく少女のこれからが幸せな方向へ向かってほしいと祈りたくなる。まわりには悪意のある人ばかりではないから、よけいからめとられていく状況が恐ろしさを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
きうりっち
ネタバレ一人の女性が、こんな犯罪を実行することは、たとえ仲間がいても非現実的、と考えたらお話は成り立たないから、そこは目をつぶってストーリーを楽しむ。この後の作品でシリーズは終了するらしい。カールが身に覚えのない犯罪に関わっていたとして逮捕されるところで一旦終了。どうやって無実を証明するのか。特捜部のメンバーの中でも一番親しみを覚えるアサドの不安定な移民の問題がどうなるのかが心配だが、それも次回作で解決してくれることを祈ってる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/21(4405日経過)
記録初日
2011/01/12(4870日経過)
読んだ本
778冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
295480ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
741件(投稿率95.2%)
本棚
0棚
性別
年齢
76歳
血液型
B型
職業
無職
現住所
兵庫県
自己紹介

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