2024年10月の読書メーターまとめ

読んだ本: 7冊

読んだページ: 2236ページ

感想・レビュー: 7件

ナイス: 362ナイス

2024年10月に読んだ本
7

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2024/10/30
生殖記
- 朝井　リョウ
290
登録
1541
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2024/10/17
森にあかりが灯るとき
- 藤岡陽子
336
登録
405
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2024/10/11
男女最終戦争池袋ウエストゲートパークXX
- 石田衣良
264
登録
236
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2024/10/10
ウバステ
- 真梨幸子
290
登録
236
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2024/10/03
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
- 下村敦史
360
登録
1107

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2024/10/03
リミックス: 神奈川県警少年捜査課
- 今野敏
320
登録
140
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2024/10/02
死体で遊ぶな大人たち
- 倉知淳
376
登録
346

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

pen　

2024/10/30

どういう頭の構造をしてたらこんな「語り手」を思いつくのだろう。ある意味、帯の「本年度最大の衝撃作」に偽りはない(笑)　前作「性欲」同様、多様性やマイノリティの土俵でありながら語り手の饒舌さ、主人公のなんとも緩やかな非積極性が、朝井リョウ独特の哲学をエッセイのような読み物に変えてゆく。朝井さんの振れ幅を測る物差しが見つからない読後でありながら、これは賛否が分かれそう(笑)

生殖記

朝井　リョウ

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

pen　

2024/10/31 16:31

【読書メーターの本のプレゼントに応募しました】この世界に射しこむ、ほのかな光を束ねた物語。白尾悠『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』プルーフ本を10名様にプレゼント！応募受付は11月7日(木)の正午まで。応募はこちらから→ https://bookmeter.com/giftbooks/579?track=share

隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

白尾悠

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

pen　

2024/10/30

どういう頭の構造をしてたらこんな「語り手」を思いつくのだろう。ある意味、帯の「本年度最大の衝撃作」に偽りはない(笑)　前作「性欲」同様、多様性やマイノリティの土俵でありながら語り手の饒舌さ、主人公のなんとも緩やかな非積極性が、朝井リョウ独特の哲学をエッセイのような読み物に変えてゆく。朝井さんの振れ幅を測る物差しが見つからない読後でありながら、これは賛否が分かれそう(笑)

が「ナイス！」と言っています。

そう遠くない先に、訪れるであろう「老いと死」の狭間を共有する介護。藤岡さんならではの力作でした。新人介護士　星矢が初の夜勤で浴びる洗礼。介護士として訴えられた過去を持つ施設長。「延命至上主義の看取りは誰も幸せにしない」とする女医の矜持。各章のタイトルがそのまま物語に息吹を吹き込む。介護業界に於ける深刻な現状に一石を投じる「介護の未来」介護を受ける者の切なさが染みて行く「暗い森を歩く」それでも介護の業界で働く意味を再確認する「小さな灯火たれ」これは多くの方に読んで欲しい。

2024/10/22 23:33

とても良い作品でしたね。ホント藤岡さんだから描ける物語でした。

pen　

2024/10/23 00:00

sayuriさん　こんばんは。このテーマって紙一重なんですよね。圧倒的なリアリティの中に、一朝一夕ではいかないけど向かうべき明日へのあかりを灯す。この辺りが流石の藤岡さんでした。

が「ナイス！」と言っています。

pen　

2024/10/11

年に一回　新作が出る。そしていつの間にか第20弾。歳を取らない「トラブルシューター」マコトと「キング」タカシが変わらず格好良い。もはやこの作品の質を説いてはならない。彼ら二人に会えることが全てなのだ。又、来年を楽しみに。

が「ナイス！」と言っています。

真梨さんの新作は、持ち前のイヤミスは控えめ。しかしテーマは「老いと死」。こんなのイヤミスよりかなりずしりとくる。そして各章のタイトルが追い打ちをかける。さて昭和世代の読み友さん　作中に出てくる歌詞でタイトルが分かりますか(笑)　「恋人よ今も素顔で口紅も付けないままか」「あなたはあなたのままで変わらずにいてください　そのままで」「そこに行けばどんな夢も叶うと言うよ」「貴方に逢う日のときめきは、憧れよりも苦しみめいて」「好きだったのよ　あなた　胸の奥でずっと」すみませんしょうもないレビューで(笑)

2024/10/11 08:24

でんちゃん　おはよう。全部覚えてるだけで座布団一枚(笑)

いつでも母さん

2024/10/22 18:00

penさんのような楽しいレビューは綴れない😅

が「ナイス！」と言っています。

pen　

2024/10/03

なるほど　だからこのタイトルな訳だ。各自が犯人として自供するシーンは、ちょっとこっけいでお腹いっぱいになったけど、なるほどなるほど。伏線も散りばめられて、なるほど。でも下村先生ならもっと面白く出来たのでは？　なるほど以上のボキャブラリーが出てこない(笑)

が「ナイス！」と言っています。

おっとシリーズ物でしたか。今野先生　作品多いから(笑)　いきなり読んでもキャラクターは魅力的だったし、伝奇ミステリーも楽しめた。これは最初からチャレンジしないと。しかし名前を知れば、意のままに操れる。デスノートみたい。

が「ナイス！」と言っています。

4篇からなる短編集。冒頭はいずれも「死体は○○のように倒れていた」で始まる。第1話はゾンビが出てくる。某人気作家の某ベストセラー作品のパクリというかオマージュと呼べるのか（笑）ちゃんと許可を頂いているらしい。このおふざけのような第1話にも本格のロジックが存在していることがさすがの倉知先生。4篇とも研ぎ澄まされた真実のロジックを堪能しました。最終話のちょっとした仕掛けも流石。もう謎を一緒に解こうなんて根気の若さは残っていないので、ただただ結末を楽しむ（笑）「地雷グリコ」のような爽快感。