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2025年2月の読書メーターまとめ

ほこやん
読んだ本
5
読んだページ
936ページ
感想・レビュー
5
ナイス
36ナイス

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2025年2月に読んだ本
5

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほこやん
福島県相馬地方の貧しい家庭に生まれ育った男の哀れな生涯を綴った佳作。12歳と若い頃から出稼ぎなどで働き詰め。貧しいながらも世帯を持ち、子供二人を育て上げるも、若くして亡くなった息子、その後を追いかけるようにして突然死した糟糠の妻と愛する者を失っていく。一人暮らしを心配して同居ょを始めた孫娘に負担をかけまいと、ある日突然家を出て上野公園でホームレス生活を始めるが、最後には愛しい孫娘を3月11日の大津波が飲み込んでいく。人生とはかくも哀れなものかと胸が締めつけられる。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
5

ほこやん
大河ドラマ「べらぼう」で蔦屋重三郎に興味を持ち読み始めた。江戸後期、パックス徳川が成熟期を過ぎて、安泰維持のシステムだった身分の固定による世襲制全盛の時代に、いわゆる成り上がり者だった蔦屋重三郎と田沼意次が同時代に生まれ、衰退期に入ろうとしていた当時の日本を文化と経済の両面で再び活気を取り戻したというのは痛快極まりない。田沼といえば賄賂の権化というイメージだったが、本書によれば面倒見が良く何事にも誠心誠意取り組み人だったらしい。寛政の改革に刃向かった蔦重の反骨精神も実に素晴らしい。文章も平易で分かり易い。
ほこやん
福島県相馬地方の貧しい家庭に生まれ育った男の哀れな生涯を綴った佳作。12歳と若い頃から出稼ぎなどで働き詰め。貧しいながらも世帯を持ち、子供二人を育て上げるも、若くして亡くなった息子、その後を追いかけるようにして突然死した糟糠の妻と愛する者を失っていく。一人暮らしを心配して同居ょを始めた孫娘に負担をかけまいと、ある日突然家を出て上野公園でホームレス生活を始めるが、最後には愛しい孫娘を3月11日の大津波が飲み込んでいく。人生とはかくも哀れなものかと胸が締めつけられる。
が「ナイス!」と言っています。
ほこやん
「富士山」、「息吹」、「鏡と自画像」、「手先が器用」、「ストレスリレー」の5つの掌編からなる一冊。いずれも記憶と現実と幻想が入り混じってその中で煩悶する主人公という共通点があるものの、自分にとっては表題作がもっとも胸がざわつき、一番着地点がうまくいった小説だと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
ほこやん
高野秀行と角幡唯介、早稲田探検部OBのふたりが探検とは何かを語るという、都市生活者である読む側にとって最も縁遠いテーマを、目いっぱい手元に引き寄せて考えることができる稀有な本。時折語られる箴言(「ノンフィクションは事実を語り、小説は真実を語る」など)がところどころに落っこちており、ハッとさせられることが多かった。
ほこやん
没後25年経過した今でも、ナンシー関を超えるテレビ批評家が現れないという事実は誰も否定できないだろう。谷亮子の政治進出など当時誰も予想しなかったことも、ナンシー関は見通していた。まさに千里眼である。唯一、彼女の先見の明が曇っていたと言えるのは松本人志ぐらいか?

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/10(4709日経過)
記録初日
2012/05/10(4709日経過)
読んだ本
129冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
28181ページ(1日平均5ページ)
感想・レビュー
49件(投稿率38.0%)
本棚
1棚
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