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2024年5月の読書メーターまとめ

Dげん
読んだ本
2
読んだページ
416ページ
感想・レビュー
2
ナイス
37ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Dげん
ネタバレ読了直後、ああ……読み終えてしまった……という寂しさが胸を埋め尽くした。 本作は小鳩がひき逃げに遭い、長期入院を余儀なくされるところから始まり、小鳩と小山内の「小市民」を目指すきっかけたる、所謂最初の事件の回想を織り交ぜつつ、読者も予想できなかった隠れた犯罪にメスが入れられる。 ラストで明かされる犯罪とその犯人には意表を突かれたし、小市民シリーズで取り扱われていた謎の一線を越えた感じも正直した。 が、ラストシーンの小鳩と小山内のやり取りがとにかく完璧で、読後感は最高の一言。だからこそ寂しくもなったのだが。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

Dげん
ネタバレ読了直後、ああ……読み終えてしまった……という寂しさが胸を埋め尽くした。 本作は小鳩がひき逃げに遭い、長期入院を余儀なくされるところから始まり、小鳩と小山内の「小市民」を目指すきっかけたる、所謂最初の事件の回想を織り交ぜつつ、読者も予想できなかった隠れた犯罪にメスが入れられる。 ラストで明かされる犯罪とその犯人には意表を突かれたし、小市民シリーズで取り扱われていた謎の一線を越えた感じも正直した。 が、ラストシーンの小鳩と小山内のやり取りがとにかく完璧で、読後感は最高の一言。だからこそ寂しくもなったのだが。
が「ナイス!」と言っています。
Dげん
ネタバレ本作が長いフレンチシリーズで倒叙ではない作品の最後に当たる。一家の住む土地にて石油産出の気配を察したヴェール家三男のロドニーが、その話を家族会議で明かした事に端を発する殺人をフレンチが追う。例に漏れず地道な捜査の描写が続く本作だが、一連の作品の焼き回しということはなく、中途に巻き起こる不慮の殺人からのちょっとした倒叙じみた流れや、今までになかった犯行計画、犯人像からして、末期の作品ではあるがクロフツの筆はまだ衰えていなかったのだと感じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/15(4418日経過)
記録初日
2005/11/15(6791日経過)
読んだ本
991冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
302381ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
916件(投稿率92.4%)
本棚
6棚
性別
年齢
31歳
血液型
AB型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
自己紹介

 多趣味です。ミステリを中心として、ライトノベルから本格文学まで何でも読みます。流れるような文章を書けるよう努力しております。どうぞよろしくお願いいたします。
最近は角川文庫 緑三〇四(横溝正史)を蒐集しております。【蒐集進行度66/89】

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