ACIDMANというバンドに、『アルケミスト』という曲がある。 この曲がとても好きなのだが、たまたま本屋に行ったら、同じ『アルケミスト』という小説を見つけたので買ってみた。 あらすじを読んだらACIDMANのアルケミストと世界観が似てる気もしたし。 そしたらなんとビックリ、ACIDMANのアルケミストは、私が買ったこの小説アルケミストをモチーフにして作られた曲らしい。 前情報なしにドンピシャな本を買っていたとは！すごいよ私。 本の内容は、『星の王子様』のように簡単なようで難しかった。

大学の先生って、こんなに雑務があるのかと初めて知った。研究してたまに授業してるイメージとは違うのか。大学時代お世話になった先生も、学生の世話に手を焼いていたのかな。ありがとうございました。

ACIDMANというバンドに、『アルケミスト』という曲がある。 この曲がとても好きなのだが、たまたま本屋に行ったら、同じ『アルケミスト』という小説を見つけたので買ってみた。 あらすじを読んだらACIDMANのアルケミストと世界観が似てる気もしたし。 そしたらなんとビックリ、ACIDMANのアルケミストは、私が買ったこの小説アルケミストをモチーフにして作られた曲らしい。 前情報なしにドンピシャな本を買っていたとは！すごいよ私。 本の内容は、『星の王子様』のように簡単なようで難しかった。

煩わしいことがあり、今とは別の時代が舞台の小説を読み気を紛らわせようと思った。が、いつの時代も人の悩みは同じと気付いただけであった。それはそうとして、この著者の作品は初めて読んだが、登場人物の心模様が手に取るように伝わってきて読みやすかった。不器用な登場人物たちが懸命に生きている様が切ない。続きを連載中らしいので、単行本が発売されたらまた読みたい。

柚木麻子さんの作品は一時期ハマってよく読んでいた。今作は男性が主役の作品もあり、別の人の作品のようにも感じられた。直木賞候補だったのが意外。この短編集の中では最後の『スター誕生』が好き。他の方の感想を読むと、別の短編を推してる方もたくさんいて、好みの違いが面白い。

何かに夢中になって我を忘れていると楽しい。そんな気持ちよくわかる。この作品はファンダム経済の最中にいる人々の話であるが、私も某ロックバンドにはまったことがあるので、所々気持ちがわかった。夢中になれる存在がいることで悩みや不安から現実逃避出来たし、そうでないと苦しかった。作中の登場人物たちのように極端な行動には走ってないけど、この世界を生きるのに、何かを寄す処にしないと自分に自信が持てない。だからそのバンドに熱を上げていた事に当時から薄々気付いていたけれど、間違いなくそうだったんだと、本書を読んで確信した。