
10月に印象に残ったのは、佐藤 正午著、「熟柿」でした。早いもので今年もあと2カ月、仕事頑張れるかな。2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4491ページ ナイス数:480ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/223491/summary/monthly/2025/10
→作者が41歳で自死した理由がそこにあるのかもしれないと感じた。表題作の登場人物は21歳。学生ではなく書店でのやる気のないアルバイトであったり、無職であったり。厭世的な感じの中にも、現実の中で生き抜かなければならない様が見える。最後の静雄のくだりは悲しいが、静雄の心のうちは「彼」にも佐知子にもきっとわからないだろうけど、三人の関係性は崩れることはないのだろうと思った。純文学、いい読書だった。
読書が好きです。でも読んだ内容はすぐに忘れてしまいます。致命的です。だから附箋をはりながら読んでいます。いろんな作家を幅広く読もうと思うのですが、結構、偏ってしまいます・・・・。一応司書教諭の資格は持っていますが、全くいかせてません。
人生最高の書籍は、夏目漱石の「こころ」、遠藤周作の「沈黙」です。べたですね。
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