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2024年11月の読書メーターまとめ

カケル@ぼくらはみんな積読中
読んだ本
17
読んだページ
4667ページ
感想・レビュー
11
ナイス
194ナイス

2024年11月に読んだ本
17

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

カケル@ぼくらはみんな積読中
ネタバレ立ち入り事案が続く下北沢三号踏切で撮られた心霊写真。雑誌記者の松田は急遽任された心霊特集記事のために調査を始めるが、それは一件の殺人事件へと繋がっていき…(あらすじ)寂しくて哀しい、ひとりの幽霊の素顔を追う物語。よく考えればオカルト部分にミステリの論理など(なぜ彼女は霊となり犯人に報復できたのか、とか)ないけど、非オカルト部分との間に何の違和感もないのは、虚仮威しのような描写がないから。この筆のトーンにより、悪党が死んだ後も報復完了の爽快感などはなく、幕切れに切なさが漂う社会派ミステリだった。良かった。
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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

カケル@ぼくらはみんな積読中

カケル@ぼくらはみんな積読中さんの2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4136ページ ナイス数:147ナイス ★カケル@ぼくらはみんな積読中さんの2024年10月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/22485/summary/monthly/2024/10

カケル@ぼくらはみんな積読中
2024/11/01 17:40

『ズィーラーン国伝』1、2巻と『BEAST 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』が良かった。

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2024年11月の感想・レビュー一覧
11

カケル@ぼくらはみんな積読中
ネタバレ舞鶴に現れた記憶喪失の青年。身元の手がかりは一本の扇だった。その後、家族の元に帰った青年の暮らす家で殺人事件が発生し、またも彼は忽然と消えた…(あらすじ)火村らしい、抒情的な本格ミステリ。ただ、密室の謎も簡単だし、床下から出た辺りで犯人も絞れるので、ガチガチ本格って程でもない。記憶喪失も鍵なので、事件の周りに空白が多く、第六章冒頭くらいまでは全体にふわっとしてて、ややストレスフル。ただ、犯人の自己中心的な動機が、でも人間にはそういう欲深さもあるな、と思わせる。夫妻に悪気がなかっただけに後味悪くてなぁ…。
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ネタバレシリーズ3作目。火事場泥棒で万作おたま夫婦ともケリがつき、掏摸に蹴っ飛ばされてようやく鍛錬の必要性を認識した北一。喜多次の顔見知りの野良犬シロとブチも加わって28年前の事件を追う。…と言っても、全体像はすでに沢井の隠居旦那が見つけてたんだけど。それでも証の品を見つけ出した北一の頑張りと、それゆえに長屋の店子から形相が変わったと言われる場面が何とも。深淵を覗き込むと、深淵からも覗き込まれる…。しかし大旦那様もクソだが、個人的には地頭の方が罪深く感じる。止めんかい。犬と評された彼に対するやり口まで全部ゲスい。
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ネタバレ『春にして君を離れ』は確かにエグい。そして『死に山』は興味深かった。
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ネタバレ長野の九頭龍邸に招かれた鷹央達を待っていたのは、寝たきりの計算機工学者・九頭龍零心朗からの「真相を解明してほしい」という遺言書だった。だが、次々と事件が起きて、鷹央が唯一の容疑者に!(あらすじ)警察が徹底調査した交通事故を解明するのかと思いきや、いきなり零心朗が殺されかけ、それも解けたと思ったら、あら不思議、残りページ数がまだ多い。そう、二段構えの山荘もの医療ミステリでした。状況的に犯人はわかるけど、アレとかソレとかも全部伏線だったのか、という手の込みようで大変楽しめました。特別と特別扱いは別の話だよね。
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ネタバレマーローの古い邸宅で悠々自適に暮らす77歳のジュディス。ある日、川を挟んだ向かいの家から銃声が。しかし警察は信じない。さっそく彼女は捜査に乗り出し、途中で知り合った主婦のベックスと散歩代行業のスージーと共に真相を追う…(あらすじ)分厚い割にライトなミステリー。犯人もわりとすぐわかる。素人探偵の3人のキャラが濃いからさくさく読める。それに、最終的に3人をチームに呼ぶ巡査部長タニカも、まあまあ好感が持てる。手堅いミステリーとしてはオススメしないが、軽いエンタメ小説をお探しなら、そこそこ良いのでは。
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孤島ものの紹介。また積読が増える。
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ネタバレ子貴母死。外戚排除の意味では合理的だけど、ひどい話ではある。結局は途中で止めてしまう制度なので、当時の人もそう感じる部分はあったのかな。どのみち、義母にあたる皇后が権勢振るう気もするし…。そして長江まで出かけた一角が出会った玉翔は劉裕の守護獣らしい。あと、最後に孵化した翼ある麒麟なんか、楊堅辺りの守護獣にピッタリでは…そこまでは書かないのかな。ついでに李淵・李世民までいかざるを得なくなるかしら。ファンタジーとしての世界観がようやく細々と描き込まれてきたので、もう少し先まで行ってほしい。せめて劉宋までは…。
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ネタバレ鳳凰の眷属である紫鸞は、天命を授かった直後、神獣の一角麒に出会う。天命を果たすため人界を知るよう助言を受けて街で暮らしていたが、やがて漠北で受胎したばかりの聖王を見つけ出し…(あらすじ)今度は北魏の道武帝拓跋珪と鳳凰の組み合わせ。ここに来て一角が大活躍である。導師もやれば失せ物探しもするし、後輩に助言もする立派な神獣になっていました。そして苻堅のやらかし…いや、歴史上の事実なので避けて通れないとは言え、道を外れた王を守護する翠鱗は大丈夫なのかな。怒涛の展開が待ちそうな下巻へ急ぐ。
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ネタバレウイルス学者坂口は、恩師が残した資料から人工的に作り出されたウイルスを発見する。実験の結果、危険な殺人ウイルスだと判明したために廃棄の決定を下すが、廃棄を担当した同僚が急死して…(あらすじ)結末は予想範囲内と言うか、こんなウイルスを撒く奴、バカ以外ありえないよ。だって、感染爆発したらあらゆる哺乳類が肉食ゾンビになると、ワクチンの有無は関係なく物理的に感染者と隔離できないと結局感染者に喰われるじゃん。盗んだのが専門家だから、使われたら地球上に安住の地はなくなると理解するはずで、絶対に流出させないでしょ。
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ネタバレ大切な友人から塔のある図書館の暗号を解いてほしいと頼まれ、頑張って解いて回ると最後に…という構造なのだが、残念ながら好みの話ではなかった。綺麗な物語に仕上げてあるけど、私個人の感覚からすると、これ結構な嫌がらせでは??? って思ってしまう。
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ネタバレ立ち入り事案が続く下北沢三号踏切で撮られた心霊写真。雑誌記者の松田は急遽任された心霊特集記事のために調査を始めるが、それは一件の殺人事件へと繋がっていき…(あらすじ)寂しくて哀しい、ひとりの幽霊の素顔を追う物語。よく考えればオカルト部分にミステリの論理など(なぜ彼女は霊となり犯人に報復できたのか、とか)ないけど、非オカルト部分との間に何の違和感もないのは、虚仮威しのような描写がないから。この筆のトーンにより、悪党が死んだ後も報復完了の爽快感などはなく、幕切れに切なさが漂う社会派ミステリだった。良かった。
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ユーザーデータ

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141お気に入られ11月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/05/28(5685日経過)
記録初日
2006/03/19(6851日経過)
読んだ本
4574冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
1146268ページ(1日平均167ページ)
感想・レビュー
2106件(投稿率46.0%)
本棚
666棚
自己紹介

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偏読傾向。
わがまま。
面倒くさがり。
2024年もよたよた読書するつもり。


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