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松田優作主演の角川映画とは、大きく異なるとの指摘も多い。映画を初めて観た時は私もそう思ったが、改めて原作を読み返すと印象が変わった。伊達邦彦の本質、戦争による人間性/理性の喪失と権力や社会への増悪は変わらず、時代にあわせベトナム戦争での非人間的な体験による虚無と破壊への衝動に置き換えられていただけだった。脇の設定やヒロインはコアではない。リップバンウィンクルの話なんて、逆に良いスパイスだ。丸山昇一の脚本の凄みと奥歯を抜いて死神のようなルックに拘った優作の存在感とで他に替えの無いノワール映画だ。
読まずに死ねるか! 今に至る読書遍歴の話。
http://zero0.hatenablog.com/entry/2017/08/23/085709
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