星や月、望遠鏡にさほど興味がないので、その辺りの描写は頭がついていかず苦戦しました。ですが中高生の葛藤を描く著者のうまさに引き込まれていきました。コロナ禍を背景にした小説はいくつか読みましたが、これが一番共感できました。中高生を見守る大人たちも素敵で、こんな大人でありたいと思いました。

大河ドラマの影響か、平安時代や源氏物語に関する本が目につきます。源氏物語では当時の貴族の暮らし、衣裳の色の組み合わせといった細部まで見事に描写されていて、それを現代に再現してみせたのが吉岡常雄という方だったのですね。衣一枚ずつの美しさより重なりとグラデーションで季節を演出する趣向が、何とも言えない美しさを生み出していて、見るものを飽きさせない襲色目。じっくりと堪能しました。

表紙のおはぎにつられて借りました。あんこだけでなく、きなこについても詳しく載っているのがうれしい。今住んでいるところで手に入るお菓子もいくつか紹介されていますが、有名になると行列ができて気軽に行きづらくなるのが難点。久しぶりにきなこサンド買ってこようかな。

星や月、望遠鏡にさほど興味がないので、その辺りの描写は頭がついていかず苦戦しました。ですが中高生の葛藤を描く著者のうまさに引き込まれていきました。コロナ禍を背景にした小説はいくつか読みましたが、これが一番共感できました。中高生を見守る大人たちも素敵で、こんな大人でありたいと思いました。

今回は子どもにスポットの当たったお話。ほとんどいい人しか周りにいなくても、子どもは子どもなりの考えていることがあるんですね。場合によっては、小さくてわからないと決めつけず、事情を話しておくことも必要がありそう。血のつながりだけがすべてでもないし。

高校生息子の部屋の片付けの参考になればと思いましたが、うーん。残念ながらうちは無理だ。彼にはまた使うものをしまう発想がそもそもないのです。こんなお部屋にできる子たちが羨ましい。

特集は「逆境の主将論」。ちょうど数日前長谷部誠選手の引退会見を見たので、感慨深かったです。立場が人をつくるってあるんですね。お疲れ様でした。

表紙のアイテムは持ってるなと思い読んでみました。山崎実業はタワーシリーズ以外もいろいろあるとは知りませんでした。似ているものは他社製品にあるのですが、プラスチックじゃなくて丈夫で品質がよく、すっきりスタイリッシュな感じがとてもいいと思います。今どれか欲しいかといわれると特にないのが残念です。何でだろう。

表紙の大きなかぼちゃプリンに惹かれて。実際にはかぼちゃのマフィンを作ってみました。中にクリームチーズを入れるレシピでボリュームがありました。高校生の息子が気に入ってよかったです。健康やお金に関する記事は、そんなに他と違った点もないように思えたのでさらっと流し読み。

色の名をテーマに15のイタリアエッセイ。コロナ禍はやはりイタリアでも深い影を落としていたのがわかります。紫色は舞台人にとって不運を招く色とされていたり、ピンクは色として名がきちんとつくまで赤とひとくくりにされていたとかなかなか興味深い内容でした。

水族館でかわいらしいカワウソを見て、その生態に興味を持ったので読んでみました。飼うには適さないことがよ〜くわかります。犬や猫とは全く違います。寂しがりやでひとりだと情緒不安定になるし、鳴き声が大きい、排泄物のにおいがきつめで後ろ足で踏んだりしっぽで広げたりする習性があると知ればやはり水族館等で会うのが妥当かなと思います。写真眺めるだけでも癒されるし。