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2024年7月の読書メーターまとめ

Yuki Snowy
読んだ本
6
読んだページ
1786ページ
感想・レビュー
6
ナイス
24ナイス

2024年7月に読んだ本
6

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yuki Snowy
 第一二八段,恥づかしき物(『春曙抄』巻六)まで。  流石に古文は難解ではあるが,島内裕子先生の訳文と対比しながら読み進めると何とか理解できる。2回か3回繰り返して読むと少しずつ頭に入ってくる感じだ。古文に慣れぬ身であっても,清少納言の文章が溌剌としており,彼女の世界を活き活きと描いていることはよくわかる。服装や建物の構造などの知識がないため理解が難しい箇所もあるが,千年前の宮廷人たちを,令和を生きる我々と変わらぬ人たちなのだと身近に感じた。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

Yuki Snowy

ずっと枕草子を読んでいて読み終わる希望が見えないので漫画しか読んでいないように見える読書メーター…。 2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:1362ページ ナイス数:40ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/23077/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
6

Yuki Snowy
ネタバレロボ心理学者スーザン・キャルヴィン博士にとってロボットは「人間よりずっと無垢で優秀な種属」「人類より強靱で、忠実で、有能で、まったく献身的に使えてくれるもの」。愛された育児ロボット。水星探検隊を困らせたロボット。小惑星鉱山のロボット。人の心を読むロボットの苦悩。ジレンマに苦しむロボット。人の死を考えるのが怖くて悪ふざけをするロボット等々。そして言う「すばらしいことじゃありませんか!この先ずっと、あらゆる紛争がついに避けられることになったんですもの。これからは、マシンだけが、避けられぬものなんですよ!」と。
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Yuki Snowy
以前から一度読もうと思って買ってあったが,このほどハヤカワ文庫の新レーベル「ハヤコミ」の最初の作品に選ばれたことを知り読むことにした。沼野充義訳の本書は全文がポーランド語から翻訳されており原作に忠実なこともあって,途中のソラリス学の系譜が蕩々と語られる部分など難解だったが,全てにおいて異質なものとのコンタクトとして興味深い作品だった。難解なのでコミックで解きほぐしてもらえると理解しやすそうだが,劇場版に原作者が激怒していたという訳者の後書きを読むと,まず原作を読むのが良い気がした。
takachan
2024/07/21 08:19

本書も、ソ連検閲版ベースの翻訳も読み、ソ連版の映画も、ジョージクルーニー版も観ましたが、どれも難解でした。原作者の激怒はともかく、それなりに不満があったんだろうな、とは思いました。後書きも難解ですし、一般の方の感想も難解でした。それでも、手を出したくなる不思議な作品だと思います。

Yuki Snowy
2024/07/22 16:23

映画もご覧になったのですね。旧版の頃から読みたいと思いつつ今になってしまいましたが,若い頃に一読しておきたかったと思いました。何度読んでも難解には違いありませんが,今から二回目を読もうと思っています。

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Yuki Snowy
ネタバレ 冒頭は夕暮れ時によく出てくる「ローポポー」(ドヴォルザークの「家路」)の話。相変わらずの登場人物で短い物語もあれば数ページものもある,ありそうであるわけない物語。目茶苦茶描き込まれた背景にスケッチのように単純な人物が違和感なく溶け込んでいるのが常ながら見事だ。小物のことや御守りの作り方,リヤカーと自転車,真夜中の行列。シンプルアニマルなどなかなかシュールだった。ちょっと飼ってみたい。ラストを飾る「2匹の金魚」はワンダフル。巻末の「解題」も短いエッセイという感じで面白い。
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Yuki Snowy
 第一二八段,恥づかしき物(『春曙抄』巻六)まで。  流石に古文は難解ではあるが,島内裕子先生の訳文と対比しながら読み進めると何とか理解できる。2回か3回繰り返して読むと少しずつ頭に入ってくる感じだ。古文に慣れぬ身であっても,清少納言の文章が溌剌としており,彼女の世界を活き活きと描いていることはよくわかる。服装や建物の構造などの知識がないため理解が難しい箇所もあるが,千年前の宮廷人たちを,令和を生きる我々と変わらぬ人たちなのだと身近に感じた。
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Yuki Snowy
 相続とは誰にでも起こることなのに,専門的で用語も難しく関係法律や税金の関係も複雑で非常に分かりにくい。本書は分かりやすく説明されているが,それでも後半になるとだんだんわけが分からなくなってきた。単純承認・限定承認・相続放棄? 4ヶ月以内に準確定申告? しかもここまで複雑怪奇なのに申告期限は意外に短い。現代の離れて暮らす家族には厳しいことだ。  最近また法律が改正されているので,本書の内容は少々古く,新しいバージョンで勉強する必要があるだろう。読み終わったが,やはり自分の相続問題については途方に暮れる。
Yuki Snowy
ネタバレ 主人公はいつものおかっぱさん。そして冒頭からヒヨケザルなるマイナーな動物や芋虫を運搬するアシナガバチが登場する。続いて「ろくなことがない日」を「ろくなことが起こる日」にする話。引っ越しの話が続くが,部屋探しの話に,住んでいた街での最後の食事,新しい部屋での最初の夜の話,新しい街のゴミ分別の話などの中にミドリガメや動物についての蘊蓄が込められている。カラーページが挟まれていて楽しい。後半はマミ(貒)の不思議な話にトノサマバッタと笹舟の話など。巻末の用語集も含めpanpanya世界満喫な1冊だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/06/03(5652日経過)
記録初日
2000/05/15(8958日経過)
読んだ本
1962冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
346142ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
1731件(投稿率88.2%)
本棚
15棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
URL/ブログ
https://kawayura.com/
自己紹介

SFが好きです。読むスピードが遅いので読書量は少なめです。宜しくお願いします。

https://twitter.com/snow_owl

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