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2024年3月の読書メーターまとめ

MIKETOM
読んだ本
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3777ページ
感想・レビュー
11
ナイス
175ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月のお気に入り登録
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  • はる
  • やさぐれパンダ

2024年3月のお気に入られ登録
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  • やさぐれパンダ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MIKETOM
勝手に忖度され、トンチンカンに同情されて被害者認定され、返す刀でたいした罪もない男を加害者認定して刑罰を科し、いくら違うと叫んでも聞いてもらえず、こちらも真実を告げられないもどかしさがあり(さっさと真実を暴露すれば全て解決じゃん!と思うけど「そうなるとストーリーとして成り立たなくなるのでお目こぼしを」という作者の声が聞こえるのでそこは突っ込まないけど)、年月が経って静かに修復しようとすればそこにDV男が現れて事態がさらにややこしくなり…。全編やりきれなさ虚しさが覆っているわりに→
MIKETOM
2024/03/28 04:58

発生する出来事がけっこうカラフルで、そこに惹かれてページがとんとんと進んだ。あまり読んだことのない筋立てで、妙な面白さがあった。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

MIKETOM

本日、会社が休みだったんで免許書き換えに行ってきた。平成36年の誕生日までと書いてあった免許ともこれでお別れ。出来上がった免許、前回よりも写真がずっと老けている。ま、当たり前だわな。これが現実と受け止めなければ。ところで、なんと15年ぶりのゴールド免許なのだ。ずっとブルーだったんだよね。15年間に3回違反をしただけなのに(泣)更新の時、60分講習のために30分で部屋を出ていく人たちを尻目に部屋に残る時のドッチラケ感はハンパなかったな。しかしこれでやっと30分で帰ることが出来るぞ。もう違反はしませんように。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
11

MIKETOM
博識の星新一がその博識ぶりに驚いたというアシモフの雑学を紹介した本。ひたすら蘊蓄が記してある。こんな感じ。【ゴキブリの頭部を出血しないように巧妙に切断する。二週間ほど生きてその後餓死する】【1956年。南太平洋でベルギーより大きな氷山が観測された】ベルギーの大きさは九州ぐらいらしい。とんでもないデカさ。【ナイチンゲールが兵士を看病したのは二年ほど。その時熱病にかかり残り50年は病人生活だった】【パナマ運河の東の出入口は太平洋、西は大西洋】一つ、とんでもない蘊蓄が紹介されている。→
MIKETOM
2024/04/01 00:02

【タイタニック号は1912年4月に沈没した。その14年前にある小説が出版されていた。絶対に沈まないはずの世界最大の大西洋の豪華客船。三つのスクリュー、時速24ノットはタイタニックと同じ。全長、トン数も一割と違わない。乗客は超一流だが救命ボートの数が不足。出航して4月のある寒い夜、氷山にぶつかって沈む。ロバートソン『むなしさ』という小説だがその船名はタイタン号】←ノストラダムス以上の大予言!

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MIKETOM
日本兵のシベリア抑留の話(ノンフィクション)。山本幡男という人物を軸に話が進む。過酷な収容所生活で、山本は人望厚く面倒見がよく、いい意味で楽天家であり常にダモイ(帰還)の希望を捨てず周囲を勇気づける。日々の暮らしの楽しみにと句会を立ち上げ皆で一句読みながら各々の思いをその中に託したり、とまあそんな人物。抑留者60万人中、九割近くが帰還できたが、山本は不運にも残り一割の運命を辿る。最後まで家族のことを気にかけ遺書を残したが、文字の書かれた物の所持は絶対禁止の収容所内において、ある驚くべき方法で→
MIKETOM
2024/03/31 16:52

おお~、それはそれは(^^)v 本当に奇遇ですね。映画化されたとのことで、それと照らし合わせながら読む人も多いでしょう。家族持ちにとって、無理やり引き離されるのは辛いこと。山本は生まれたばかりの子供もいたとのことで、はるさんも確かお子さんがまだ小さいんでしたよね。こういうことのない世の中になることを祈るばかりです。読んだら感想書いてください。楽しみにしています。

はる
2024/04/02 06:19

映画化されたのですね!それは知りませんでした。もちろん感想載せます😊併読良くやるのでいつ読了するかわかりませんが…

が「ナイス!」と言っています。
MIKETOM
勝手に忖度され、トンチンカンに同情されて被害者認定され、返す刀でたいした罪もない男を加害者認定して刑罰を科し、いくら違うと叫んでも聞いてもらえず、こちらも真実を告げられないもどかしさがあり(さっさと真実を暴露すれば全て解決じゃん!と思うけど「そうなるとストーリーとして成り立たなくなるのでお目こぼしを」という作者の声が聞こえるのでそこは突っ込まないけど)、年月が経って静かに修復しようとすればそこにDV男が現れて事態がさらにややこしくなり…。全編やりきれなさ虚しさが覆っているわりに→
MIKETOM
2024/03/28 04:58

発生する出来事がけっこうカラフルで、そこに惹かれてページがとんとんと進んだ。あまり読んだことのない筋立てで、妙な面白さがあった。

が「ナイス!」と言っています。
MIKETOM
第160回直木賞。歴史的に言うと、戦争で失った領土を平和裏の交渉で取り戻すなどは沖縄のケースを除き世界的に見ても皆無。アメリカがお人好しだったという幸運のせいでもある。非常に稀なことであり日本側がそれ以上何か条件や要望を突きつけるなどできる立場でないのは言うまでもない。本書に沖縄の国会議員が国会での質問として「基地の使用を認めた上での返還などまやかしではないか。母なる沖縄の大地はこの島を戦場にするな、平和の島にして返せと叫んでいる。島民たちの切なる願いにあなたは一国の首相として責任を果たせるのか」と→
MIKETOM
2024/03/24 04:50

叫んでいるシーンがあった。もし俺が佐藤栄作だったら「んなことできるわけがないだろうが、このボケ。やれるもんならお前がやってみろ!」と心の中で毒づいでいるだろう。とにかく本書は突っ込みどころが多すぎてどうにもならないのでもう書かない。ただ一つだけ。現代の沖縄は中国共産党に忠誠を誓う犬どもが事実上県庁を乗っ取り、最高裁で出た判決を無視してまで日本の国家防衛の妨害をする狂人が県知事をしている。来るべき中国の沖縄侵略を全面的にサポートしているわけである。こんな現状を見るにつけ、沖縄というのは→

MIKETOM
2024/03/24 04:51

日本に復帰せずに米国統治のままでいたほうがずっと中国を抑え込めていたのではないかと思わざるを得ない。台湾問題も含めて。沖縄の人たちが何を望んでいるのかはよくわからないが。

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MIKETOM
第160回直木賞。直木賞だから読んだんだけど、あんまり、ねぇ…。書かれたのは平成から令和に移るちょっと前なんだけど、内容は終戦まもなくから始まって1972年すなわち日本に返還されるまでの沖縄、特に基地問題など。まあ、米軍さんが見事な敵役。軍用機の小学校墜落事故は事実だからいいとして、米兵が車のトランクに頭蓋骨を大量に隠しもっていて口説こうとした女に見せたとか殺したとか、いくら何でもムチャクチャでしょ。しかも日本兵も同じことをやってたとか、嫌悪感を煽るためだけの物語展開はいかがなものかと。現代では→
MIKETOM
2024/03/21 02:16

中国が沖縄侵略の意図をあからさまにし、いつ行動を起こすかもわからない時代にこんなのを書くなんて、この作者中国のスパイ?とかしょうもないことを考えたりして。”下巻に続く”だけど、あまり期待は出来ないかもね。

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MIKETOM
ネタバレページがどんどん進んだから面白いのだろう。ただまあ、この二人に同情することは出来ない。特に男がクソ過ぎ、いかに幼少期に悲惨な人生だったとしても。読みながら頭の中に「?」マークが浮かびっぱなしだった。「?」一個目。そもそもこんな性欲猿に惚れる女ってのが理解不能。しかも複数とか。地獄坂まっしぐらってのはわかり切ったことだろうに。二個目。この夫婦、娘の心の叫びを軽視してまでなんでこんなヤツに執着する?跡継ぎ問題と天秤に掛けるなんざありえんでしょ。三個目。表沙汰になればむしろ脅迫者のほうがデメリット→
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MIKETOM
女性自身に連載されていた林が30歳の頃のエッセイ。まあ相変わらず男がどうした他、自虐ネタの自分語りで埋め尽くされている。ただし、話題は相変わらず無尽蔵で、ネタ切れのあげく切羽詰まってのネタ使い回しとかはない模様。プロとアマの決定的違いってのは一定レベル以上の作品を量産できるかどうかだと個人的に思っているので、そういう意味では林はまぎれもないプロだと思う。さて1985年頃ってのは何があったのかと思ったら、松田聖子の結婚(神田正輝と)。林はそれに招待されたんだそうで、林本人よりも友人たちのほうが→
MIKETOM
2024/03/12 00:01

浮かれてしまい、銀座の高級ブティックに行って「聖子ちゃんの披露宴に着ていく服を買いに来ました!」とかデカい声で叫んだりしたらしい。林にしてみれば本当に恥ずかしいことだとか、そんなことを書いていた。ちなみに俺は聖子のCDを30数枚持っている聖子フリークであります(^^)v

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MIKETOM
警視庁に勤務する異色の刑事。無頼派の一匹狼であり、上を上とも思わず自分の正義を貫く。ヤクザや中国マフィアなどと独自の判断により命がけの戦いを繰り広げ事件を解決する。上は煙たがっているが超有能であり理もあるので直接の処罰などは出来ない。ほとんど孤立状態だが盟友とも言える少数の理解者がいる。←こういう点はまるで『新宿鮫』の二番煎じ。まぁ、美貌の女刑事、鮫島よりもずっとアグレッシブな捜査手法という点で個性を出しているのだが、やや無理矢理感や不自然感が拭い切れない。もっとも、鮫島は同僚刑事に金を→
MIKETOM
2024/03/10 16:34

貸し付けそれをネタに言う事をきかせるなんてことはしないが。ま、ストーリーそのものは面白いしハードボイルド感満載だし、これはこれでいいんじゃないんでしょうか。ちなみにこの作者、『果てしなき渇き』てのを前に読んだが、あれは掛け値なしに面白かった。暗く重苦しいのが好きな人にはお薦め。

が「ナイス!」と言っています。
MIKETOM
十短編。『十月のゲーム』直後の阿鼻叫喚のシーンを想像するとちょっとクルものがある。参加者全員生涯のトラウマになるんだろうな。『すると岩が叫んだ』この絶望感はハンパない。単なる旅行者なのに、カダフィやムッソリーニの最期が頭に浮かんだ。夫はなぶり殺しにされるだろう。その後の妻の運命を思うと、顔を背けたくなる。『夢魔』これと同じアイディアのを星新一も書いている(どっちが先かは知らないけれど)。星作品のほうが恐怖や絶望感は上だと思う。『昼さがりの死』原題は”A Careful Man Dies”だが、→
MIKETOM
2024/03/08 04:42

どっちかというと”Careless Man”ではないかと思う。油断しすぎ。他六編。まずまずの一冊。

が「ナイス!」と言っています。
MIKETOM
愚かな女二人。下らぬ見栄を張り過ぎた報いで片方は家庭を破滅させもう片方も破滅寸前までいった、という話でいいのかな。高級住宅地にある一軒家で家庭内殺人が発生。被害者は父親で加害者は母親、という状況だから子供たちの立場はぐちゃぐちゃに。しかしその直後に息子が行方不明になり、もしや真犯人は息子では?という憶測も流れる。一方、その向かいにある家族もまた娘の家庭内暴力が吹き荒れていて…。結末はそれほど驚くものではない。あるいはよくあることなのかもしれない。ただし話の構成がうまいからなかなか読ませる。→
MIKETOM
2024/03/06 17:29

つい次が気になってページをめくってしまう。この作者、デビュー作の『告白』を超える作品は書けないとか言われてきたけど、これはまずまずではないでしょうか。ところで、とにかく登場する女たちが悉く性格悪い。ほんのちょい役の明里まで悪い。この作者、女に対して何やら含むものでもあるんだろうか。

が「ナイス!」と言っています。
MIKETOM
この人のことを知ってる人はどれくらいいるんだろうか。”虎穴に入らずんば虎児を得ず”という格言の基になった人。裏表紙にこう書いてある。【30年間シルクロードを疾駆し、50余りの国を後漢に従わせた男の壮大な人生】つまり後漢時代の勇猛な武人ということ。それならばこちらの期待するものはもちろん華々しい戦闘シーンだろう。ところが、本書にはそれはほぼ描かれていない。攻め込んだ→やがて敵が降伏したとかそんなニュアンスばっか。つまらん。そもそも、前半三分の二は洛陽で誰がどうした彼がどうしたとか、→
MIKETOM
2024/03/03 04:37

そういった記述ばかり。父、兄、皇帝他。馬援のことも書いてあるのに戦闘の記述がない。つまらん。この作者、何か勘違いしてるんじゃないだろうか。戦闘シーンを書かずになぜ勇猛果敢な武人を描こうと思ったのか。謎だ。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/17(4333日経過)
記録初日
2012/08/12(4277日経過)
読んだ本
1396冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
497162ページ(1日平均116ページ)
感想・レビュー
1395件(投稿率99.9%)
本棚
48棚
性別
現住所
宮城県
自己紹介


レビューは思ったことをそのまま書いているのですが、
気に入ったのは褒めまくるけど、
そうじゃないのは相当辛辣に書くケースがずいぶんあります。
気に障った人がいるなら申し訳ありません。


読了した本の全てにランク付けしている。
7段階(V、S、A、B、C、D、Eランク)。
Aは普通に面白い。Bはう~ん、イマイチって感じ。
本棚で各ランクごとに分類しているので興味のある方は覗いてみてください。
(ただし、SとAは小説とノンフィクションでさらに分けている)


江戸川乱歩賞受賞作全読破。
直木賞も80作品超え。
直木賞はボチボチ追加読了していく予定。


好きな作家と言われるとちょっと悩んでしまう。
一作家一作品というケースが非常に多いので。

100冊以上読んでるのは阿刀田高のみ。
50冊以上は星新一。
30冊以上は東野圭吾。

10冊以上は
綾辻行人、伊坂幸太郎、大沢在昌、乙川優三郎、岡嶋二人、
落合信彦、恩田陸、北村薫、桐野夏生、司馬遼太郎、清水義範、
真保裕一、筒井康隆、藤堂志津子、藤田宜永、宮部みゆき、
森博嗣、森村誠一、ジェフリー・アーチャー
といったところ。
このへんが『好きな作家』になるかな。
ちょっと古いしありがちだけど。

それから、
『日本推理作家協会編・ミステリー傑作選シリーズ』
というのを50冊ほど読んでいる。
これは全制覇が目標。


レビュー書く時、256文字制限は少なすぎるよ。
せめて1000文字ぐらいにしてもらえないかな。
それでも足りないんだけど(笑)

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