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2024年11月の読書メーターまとめ

MIKETOM
読んだ本
7
読んだページ
2719ページ
感想・レビュー
7
ナイス
175ナイス

2024年11月に読んだ本
7

2024年11月のお気に入り登録
1

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2024年11月のお気に入られ登録
1

  • nonpono

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MIKETOM
全11編。『若い女性の狂気』がテーマ。嫉妬、復讐などに囚われるあまり超えてはならない一線を超えてしまった女たちの話(ただし三編ほどそうでないものが含まれていて、それを除外して編んだほうがよかったのではないかと思った)。『くらわんか』が一番よかった。ありふれた中年男と若い女の不倫カップル。話は淡々と進むだけかと思ったら…。最初からそのつもりだったのがけっこう怖い。『祝辞』は祝辞の内容に笑ってしまった。この後この二人はどうなるんでしょう。唯一の笑える作品。他『髪』『おし津提灯』『枕香』等まずまずのクオリティ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

MIKETOM

とりあえずノルマの10冊はなんとかクリアできた。ここんとこ仕事がハードで帰宅後は疲労困憊の体。ここにアクセスするのも休日だけという日が続いております。皆様には不義理をしておりますが、どうかお許しを。2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3322ページ ナイス数:186ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/232628/summary/monthly/2024/10

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
7

MIKETOM
そこそこ有能な若手社員に、社の役立たずどもの姥捨て部署への人事異動の噂が立つ。パニックに陥る本人。誰が見ても腑に落ちないこの異動、実は社長派と専務派の派閥争いのとばっちりだった。本人を救うべく友人が尽力するが、本人は専務に泣きつき、結果本人ではなく友人が姥捨て部署へ異動する辞令が出てしまい…。派閥争いの醜さと犠牲になる社員たちの悲劇を描いた作品ではあるが、なんせ源氏作品だからそれほどの深刻さもなく、また源氏作品お約束の恋愛も絡み、ラストは水戸黄門風大団円で〆るのでした。めでたしめでたし。
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MIKETOM
現在の韓国でいわゆる「抗日の英雄」と呼ばれている人たち、すなわち閔妃、安重根、柳寛順、朝鮮独立軍などを取り上げ、その実体はどうなのかを書いている。そして返す刀で伊藤博文、朝鮮総督府、穂積真六郎(日本人ながら朝鮮を愛し、朝鮮の発展のために人生を捧げた人。当時の朝鮮が世界最貧国から中進国になれたのはこの人の功績がすごく大きいらしい)等の功績を書いている。また慰安婦問題も取り上げている。中に腑に落ちた箇所があった。慰安所はそもそも兵隊が現地の女性たちに性暴力を振るわせないように作ったものだから、慰安婦を→
MIKETOM
2024/11/26 04:52

奴隷狩りで連行するなど矛盾する話である。そんなことをするくらいならそもそも現地女性をそうすればいいだけの話。つまり慰安婦制度というのは、世界で唯一日本だけが兵隊の性暴力対策を行ったという証拠なのである。褒められこそすれ非難されるいわれなどない。全く同感である。他に韓国による内政干渉である教科書問題などにも言及している。こういう本を韓国人が書いたというのが本当に凄いし勇気ある人である。敬意を表したい。

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MIKETOM
全11編。『若い女性の狂気』がテーマ。嫉妬、復讐などに囚われるあまり超えてはならない一線を超えてしまった女たちの話(ただし三編ほどそうでないものが含まれていて、それを除外して編んだほうがよかったのではないかと思った)。『くらわんか』が一番よかった。ありふれた中年男と若い女の不倫カップル。話は淡々と進むだけかと思ったら…。最初からそのつもりだったのがけっこう怖い。『祝辞』は祝辞の内容に笑ってしまった。この後この二人はどうなるんでしょう。唯一の笑える作品。他『髪』『おし津提灯』『枕香』等まずまずのクオリティ。
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MIKETOM
『傷の記憶』これはエグくまた凄い。幼少の頃のおぼろげな記憶。なにやら恐ろしげなイメージだけが浮かぶが内容はわからない。夜中にうなされることもしばしば。あることがきっかけで全ての記憶が蘇るが、そこにあったのはある人物の狂気の果ての犯行だった…てな話。何とも言えないじわじわくる怖さ。『手紙嫌い』これは要するに首つりの足を引っ張った話ってことでいいのかな。凄く深刻なシチュエーションなのだがなぜか笑える。『独りにしないで』中国女は現実にこういうことをしそうなところが怖くもあり嬉しくもあり。他まあまあな作品集。→
MIKETOM
2024/11/15 03:55

ちなみに、ウチの会社の中国出身のオバチャンに「シーホァン」と言ってみたらけっこう喜んでた(^^)v

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MIKETOM
真保裕一は途中から意味不明なイカレた作品を書く作家になり果ててしまったが、これを書いた頃はまだ小気味いい作品を連発する小説家だった。表題作。ラストの光景にはギョッとさせられるしまた納得もする。こんなこと、よく書くもんだ。『再会』自殺を図った妻の心情が憐れ。しかも同情できないところが救いのないところ。真相を知った夫の心情を思うと痛々しい。『タンデム』細かく張った伏線が利いている。これまた失踪を図った女の心情が憐れ。あそこであれはキツ過ぎる。戻ってくることを祈りながらただひたすら走ることしかできない男。→
MIKETOM
2024/11/14 02:54

俺、基本的に読んだ本は処分できない性格なんですよ。だから昔読んだ本が、たぶん1500冊ぐらい我が家のあちこちに死蔵されております。だから再読したい本があってもどこにあるのかよくわからないんですよね(苦笑)やっと最近割り切って処分出来るようになってきました。処分はきれいな本はブックオフに持っていくのと、汚い本は仙台葛岡のリサイクルセンターに持って行くので処分代はかかりません。ただ、処分する時はなにやら物悲しい気持ちになってしまいますね。

キムチ
2024/11/14 05:25

若い時分は、そう思ってました。 黄昏期に入って紅葉も進んでいくと「喪失を受け止める」メンタルが徐々に育っていき(笑)変わっていくと思います…よ。たまにそれができず美学に浸ったまま黄昏を俯瞰する方もいますが。男女差、あるかも

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MIKETOM
帯に「山本周五郎、藤沢周平を彷彿とさせる現代小説」なんて書いてある。あまり読んだことはないがなんとなくわかるような気がする。他に「50代の男たちの揺れる心情を描いた極上の大人の小説集」とも。そんな短編集のようだ。表題作。40年前に転校していった少女、同窓会には出席の返事が。しかしなかなか現れない。やっぱり来ないのだろうか…。40年前の追憶とともに当時の銀座の情景が(見たこともないのに)頭に浮かんでくるような小説。自分の幼少の頃の思い出もまた。『走る男』運命から逃げ回るヘタレ男に下された家族の決断。→
MIKETOM
2024/11/12 02:18

ま、あくまで山本・藤沢の匂いをちょっと感じさせる作品って感じですかね。両方を合わせた!とか、そんな凄い作品ではないです(笑)でもまあ、初老の男の心の琴線にちょっと触れるものをもっていますね。

キムチ
2024/11/12 06:34

そういったニュアンスは、他の本で読メに参加前、中年、何かと感じた記憶。わかる気がします。

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MIKETOM
主家に限りない忠誠を誓いながら報われなかった悲劇の軍師ってのが三国志にはわずかながら出てくる。田豊、荀彧、そしてこの陸遜。孫権に対して忠誠を誓い、呉の危機を何度も救い、孫権も陸遜に対しては絶大な信頼を寄せ、周瑜、魯粛、呂蒙といった歴代の軍師が次々と早死にする中でいわば呉の屋台骨を支え続けた立派な憂国の士だった。にも拘わらず…。あまりにも低俗でありふれた出来事、跡目争いで次男派と三男派に分裂し、陸遜はあくまで正当な諫言をするのだがなぜか孫権はこれを流罪という形で切り捨ててしまった。こうして呉は一気に→
MIKETOM
2024/11/11 02:41

キムチさんも横山三国志を読んでたんですね。俺も読みました。全60巻。読み応えありましたね。あそこで出てきた陸遜は小太り童顔のオッサンだったような(笑)思い出します。

キムチ
2024/11/11 06:21

MIKETOMさん、同じく読まれたのですね。私は人生でしたことのない大人買いしました(笑)「項羽と劉邦」も。孫が中学生になったらやろうと思ってます(息子は「読むはずねーよ」と言ってますが)三国志にでてくる人物の目がみーんな同じってとこ笑える。陸遜…そうそう、猪首のオッサン

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/17(4568日経過)
記録初日
2012/08/12(4512日経過)
読んだ本
1483冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
527477ページ(1日平均116ページ)
感想・レビュー
1482件(投稿率99.9%)
本棚
49棚
性別
現住所
宮城県
自己紹介


レビューは思ったことをそのまま書いているのですが、
気に入ったのは褒めまくるけど、
そうじゃないのは相当辛辣に書くケースがずいぶんあります。
気に障った人がいるなら申し訳ありません。


読了した本の全てにランク付けしている。
7段階(V、S、A、B、C、D、Eランク)。
Aは普通に面白い。Bはう~ん、イマイチって感じ。
本棚で各ランクごとに分類しているので興味のある方は覗いてみてください。
(ただし、SとAは小説とノンフィクションでさらに分けている)


江戸川乱歩賞受賞作全読破。
直木賞も80作品超え。
直木賞はボチボチ追加読了していく予定。


好きな作家と言われるとちょっと悩んでしまう。
一作家一作品というケースが非常に多いので。

100冊以上読んでるのは阿刀田高のみ。
50冊以上は星新一。
30冊以上は東野圭吾。

10冊以上は
綾辻行人、伊坂幸太郎、大沢在昌、乙川優三郎、岡嶋二人、
落合信彦、恩田陸、北村薫、桐野夏生、司馬遼太郎、清水義範、
真保裕一、筒井康隆、藤堂志津子、藤田宜永、宮部みゆき、
森博嗣、森村誠一、ジェフリー・アーチャー
といったところ。
このへんが『好きな作家』になるかな。
ちょっと古いしありがちだけど。

それから、
『日本推理作家協会編・ミステリー傑作選シリーズ』
というのを50冊ほど読んでいる。
これは全制覇が目標。


レビュー書く時、256文字制限は少なすぎるよ。
せめて1000文字ぐらいにしてもらえないかな。
それでも足りないんだけど(笑)

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