俺は「光る君へ」をほぼ毎週見てるのだが、このところいつも可笑しくてしょうがない。時の一条天皇は先妻(中宮定子)を亡くしたばかり。藤原道長はここぞとばかり自分の娘を半ば強引に後妻にねじ込むのだが、天皇の先妻恋しさが激しくて後妻に全く手をつけない。しかも清少納言の『枕草子』が発表されると、そこには生前の先妻の姿がイキイキと描かれており、先妻恋しい病がますます重症化する。この状況に危惧を抱いた道長が、天皇の気持ちを後妻に向けるような物語を書けと紫式部に命じて『源氏物語』を書き始めたという話。→
吉高由里子≒紫式部かぁ。言われてみればそうかもしれない。なんせ清少納言と火花バチバチだったらしいし(苦笑)あの気の強さは似てるかもね。それにしてもこんなこと以外にすることない日々って、羨めばいいんだろうかチト疑問。光源氏並みにモテるんならいいけど、今の俺なら空振り三昧で生きてて虚しくなりそう(笑)そうそう、作品名「王朝逸話」じゃヒットしなかったんだけど、作者のフルネーム教えてもらえますか?
オチがどの本のどの箇所を指しているのかすぐにわかった。俺のオフクロが生前よく呟いていたから。これはホッコリ推理系です。作者の門井慶喜はこの二冊を見つけた時、よっしゃ!とガッツポーズをしたことでしょう(笑)
こういうことをしてしまいたくなる時がたま~にあるから厄介。せっかくだから笑えるシモネタを少々。『僕がセックスが上手いのは、長い間一人で練習したからだ』(ウッディ・アレン)これを読んだ世界中の男たちから「俺だって散々練習しまくったけど、さっぱり上手くなんねえぞ!」という抗議が殺到したかどうかは確認されていない。『男が落ち込むのは、初めて二度目が出来なかった時であり、愕然とするのは二度目に一度目が出来なかった時である』深く頷いている初老の人たちがチラホラとお見掛けして…いるかな?
まあまあ面白かった。取り残された彼女はいったいどうなったんだろう。すごく気になる。それから、映画監督はいつ死んだんだ? 俺の読み落としなのかなあ。これも気になる。
その代わり大量に出てくるのが登場人物の内面心理描写。もういいわと言いたくなるほどやたら出てくる。読んでてフラストレーションが溜まるばかりで2~30ページで本を閉じてスマホのくだらない記事を読みたくなってしまう。なんやかんやで一冊読むのに一週間以上かかってしまった。もっともラスト100ページでジリ貧だった興行が突如大ブレークして上に書いたような不満の一部説明はあったし、それ以降はまあまあだったけど。全体的に面白くないわけじゃないんだけど、なんか残念というか勿体ない作品だった。
唯一シンパシーを感じたキャラだった。ラスト「だって先生、追ってもこなかったじゃない!」当たり前だよ。お前みたいなクソビッチ、まともな男なら誰も相手にしないよ。死ぬまで群贅とつるんでな。てなわけで、山本文緒のこの手の作品もけっこう好き。
あまりにもクソ過ぎて…。これじゃ被害者も浮かばれないなぁ。でもミステリーとしては面白かった。ただ一つ疑問。俺の見落としかもしれないんだが、四人の男女はなぜ抵抗しなかったんだろう。その記述はあったのかな。長すぎて読み返す気力も今はない(苦笑)
なかなか強烈。最後は二人は生き残ると思ったがそうではなかった。これはこれでアリかな。藤田初期の頃の作品であり、こういうハードボイルド作品を書いてたのは意外だった。
レビューは思ったことをそのまま書いているのですが、
気に入ったのは褒めまくるけど、
そうじゃないのは相当辛辣に書くケースがずいぶんあります。
気に障った人がいるなら申し訳ありません。
読了した本の全てにランク付けしている。
7段階(V、S、A、B、C、D、Eランク)。
Aは普通に面白い。Bはう~ん、イマイチって感じ。
本棚で各ランクごとに分類しているので興味のある方は覗いてみてください。
(ただし、SとAは小説とノンフィクションでさらに分けている)
江戸川乱歩賞受賞作全読破。
直木賞も80作品超え。
直木賞はボチボチ追加読了していく予定。
好きな作家と言われるとちょっと悩んでしまう。
一作家一作品というケースが非常に多いので。
100冊以上読んでるのは阿刀田高のみ。
50冊以上は星新一。
30冊以上は東野圭吾。
10冊以上は
綾辻行人、伊坂幸太郎、大沢在昌、乙川優三郎、岡嶋二人、
落合信彦、恩田陸、北村薫、桐野夏生、司馬遼太郎、清水義範、
真保裕一、筒井康隆、藤堂志津子、藤田宜永、宮部みゆき、
森博嗣、森村誠一、ジェフリー・アーチャー
といったところ。
このへんが『好きな作家』になるかな。
ちょっと古いしありがちだけど。
それから、
『日本推理作家協会編・ミステリー傑作選シリーズ』
というのを50冊ほど読んでいる。
これは全制覇が目標。
レビュー書く時、256文字制限は少なすぎるよ。
せめて1000文字ぐらいにしてもらえないかな。
それでも足りないんだけど(笑)
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