読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

Patrinia
読んだ本
8
読んだページ
2842ページ
感想・レビュー
8
ナイス
65ナイス

2025年1月に読んだ本
8

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Patrinia
ネタバレ《旧友の頼みで山奥の洋館へやって来た統括診断部一行。家の主人九頭龍零心朗は半年前の交通事故で植物状態に陥るが何者かに命を狙われたと訴える元カノからワインコレクションで釣られ調査を始める鷹央。天才に必要なのは信者か下僕か?鷹央の隣を賭けたクローズドミステリ》遂に病院を飛び出し、しかも鷹央の意外な遍歴が明かされ、しかしそこはやはりお約束。身体に閉じ込められる、これもクローズドなのか。今回追い詰められた3人、しかしそれは張られた罠よりも多量の飲酒と疲労困憊の方が大きいのでは?その後の遺産配分が気になった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

Patrinia

2024年の読書メーター 読んだ本の数:43冊 読んだページ数:16159ページ ナイス数:633ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/238309/summary/yearly

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
8

Patrinia
ネタバレ《私立一高校入学式で発覚した廃校騒ぎ。過去の栄華は消え今や地域1番の底辺校。虚無主義に染まる川地だが、文芸部室で開いたチャート式青春で変わりだす。部室に居座る中平に唆されヲタ芸を始める文芸部。部員集めは個性強すぎなクラス全員。男子高生達が乾坤一擲を賭し世界に飛び出す》とても惜しい作品だと思う。話もキャラも展開も凄く良い。文章がダメ。これさえ良ければ今年一番の本にしてた。文庫化するなら文だけ書き直してくれないかな?渾名も必要なのか?越谷オサムや似鳥鶏と系統が似てる。20人が最後報われていくところも良かった。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ《妻の不貞で自暴自棄になり、趣味の釣り中に舟が転覆。気付けば蔓で縛られ胸の上に座り喋る猫。猫は自分の国が敗戦し、占領軍の先遣隊が町を支配してる事を話す。人々は10年前に突如打ち切ったクーパー討伐隊が透明人間になって救いに帰ってくる伝説が唯一の希望になっている。少し勇気を持てば誰かのヒーローへ脱皮できるかもしれない話》最初何を読まされてるのか分からなかった。ガリバーみたい、くらいにしか思わず。鼠の罠辺りからカチリと嵌り始めた。暴れ馬に振り落とされないよう踏ん張る弦みたく必死に読み進めた。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ《幼馴染のユウ、佐竹先輩そして清瀬。陸部に属す3人を中心に八津丘高校で起こる事件に対処していく。会長選に大量の白票、荒らされた部室、消えた落ちこぼれ、捨てられたキーホルダー、文化祭パンフレット消失。謎を解くだけでは終われない。見えない意図を想像する》苦り切った青春もの、ただし見過ごしてきたものに重点を置いたので、サッパリはしない。ユウが清瀬と一緒にいるのも同じような理由なんだろう。あの時あんな意図があったなどと一々思い返さない。綺麗な思い出だけが残るとはそういう事。先輩が切ない。本当に苦い。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ《大事な逢引きの筈が喜多を連れて来てしまった犀川。一方萌絵も楽しみのプレッシャーに押し負け警察署で拾った近藤刑事を伴って帰ってくる。連勤明けの近藤から捜査中の誘拐事件について聞く一同。身代金が石ころに入れ替わったのはいつか?》誕生日会とか今までどうしてたんだろう?今回はプレゼントに込める意味がアレだから、犀川といえども緊張したんだろう。対象車でないにしろ、監視中に目の前通ったら車内に同僚がいる事に気付かないか?最後は目覚ましい進歩が見れた。素敵な終わり方だった。お釣りが貰えるレベル。四季秋を再読したい。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ『ダナエ』自身の個展で義父の絵を何者かにより切り裂かれた。閉館間際まで残ってた少女が怪しい『まぼろしの虹』母の不倫で両親が熟年離婚しようとしてる。血の繋がらない姉にはストーカーが付き纏い、家族崩落になす術ない浩平。不倫相手を調べると別の女がいる事がわかる『水母』仕事までの間に元カノの展示会を訪れた麻生。声をかけてきた森川に、彼女の様子がおかしい事を相談される。枯れかけのオヤジが放つ渾身の一撃》諦念だけではない、油断してると切れ味鋭くやられちゃう。どうせ格好良くキメるから最後まで読めちゃう。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ《入学式で藤代貴水が突如宣言した事により百花演劇学校に強い戸惑いが駆ける。定期公演中に起きた舞台からセリの穴への落下死事故の真相を暴く貴水に付き纏われ劇作家志望のさやかは、同級の神と崇められた少女の謎解明に嵌まり込んでいく。同時にさやかは次の定演脚本のコンペ辞退を迫る脅迫を受けていた》違和感はあった。細かすぎて覚えてられなかったが、読み止まって黙考。学校のコトナカレ主義や寮生の雰囲気とかリアル。小事捨てて大事を獲る。芸事の世界の無慈悲さよ。悪役の異常さは異様だが、誰にでも湧いてきそうなところが怖い。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ《旧友の頼みで山奥の洋館へやって来た統括診断部一行。家の主人九頭龍零心朗は半年前の交通事故で植物状態に陥るが何者かに命を狙われたと訴える元カノからワインコレクションで釣られ調査を始める鷹央。天才に必要なのは信者か下僕か?鷹央の隣を賭けたクローズドミステリ》遂に病院を飛び出し、しかも鷹央の意外な遍歴が明かされ、しかしそこはやはりお約束。身体に閉じ込められる、これもクローズドなのか。今回追い詰められた3人、しかしそれは張られた罠よりも多量の飲酒と疲労困憊の方が大きいのでは?その後の遺産配分が気になった。
が「ナイス!」と言っています。
Patrinia
ネタバレ《会った事も無い大叔母に突如相続人と指名されたミステリ作家志望のアニー。会いに行くと殺されてた。村内では偏屈として有名で、ティーン時代の占いに拘っていた。それは彼女自身が殺される予言だったのだ。遺言により犯人を見つけた者に遺産が舞い込むゲームに巻き込まれる。アニーは予言に出る正しい娘になれるのか》現代と過去の話がテレコで出てきて、愈々犯人登場か?という場面で転換するところは頭の中で盛り上がった。ただ、少し文量が多いかな、という印象。もっと削れてれば最高だったかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/07/03(4612日経過)
記録初日
2010/01/03(5524日経過)
読んだ本
885冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
317366ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
814件(投稿率92.0%)
本棚
13棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう