ホラーが好きすぎて何を書いても怖くなってしまう人、らしいです。ホラーに惹かれてしまう理由、恐怖と不安の違い、狂人と変態の違い、など、学術的ではないのでしょうがあまりに解像度が高く言語化されていて、いつのまにか引き込まれてしまいました。どんな分野でも好きって大事やなと改めて感じました。

植物プランクトンというのが生態系でとても重要な役割を果たしている/いたという話。言われると確かにと思うのですが、体積的に地球の温暖化に大きな影響が出るぐらいの光合成をしているとか、海表からの限られた距離しか光が届かないから底に沈んだときの対策が必要で進化してるとか、知らないことがたくさんありました。そして植物プランクトンの形状の機能美。まだまだ世界には知らないことがたくさんあるな〜と感じました。

非常にシンプルな行動原理で生きている粘菌なのに、その動きはとても賢く、数学的な多目的最適化と非常に似た結果が出てくるとか、多数の事例がどれも興味深かったです。関東平野を模した土台の上の主要な駅部分に分散して餌を置くと今の鉄道の似たルートができるとか…。知的なものとは何かを考えさせられるな〜と感じました。面白かったです。

生成AIが盛り上がるちょっと前に書かれた本。とはいえその兆候は当然あったようで、今読んでも違和感なしでした。意識とか倫理とかそういう点で考察がされていて、AIは人間とはを考える上での鏡なんやな〜と。AIを上手く使って自分を高めていくような使い方ができると一番いいんだろうなと思いました。

ホラーが好きすぎて何を書いても怖くなってしまう人、らしいです。ホラーに惹かれてしまう理由、恐怖と不安の違い、狂人と変態の違い、など、学術的ではないのでしょうがあまりに解像度が高く言語化されていて、いつのまにか引き込まれてしまいました。どんな分野でも好きって大事やなと改めて感じました。