2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3197ページ ナイス数:76ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/244402/summary/monthly/2024/3
SNSを始めとしたアプリは「役に立つかもしれない」ではなく、どんな用途でそのアプリを使うのかをクリアにしなければ、そのビジネスモデル上、搾取されるしかない構造になっている。「ほどほどにする」とか「付き合い方を考える」といった漠然な話ではなく、厳格にそしてストイックにデジタルの恩恵を最大化しようとする姿勢にこちらの姿勢も思わず引き締まる。
個人的な話だが、ほぼフルタイムで働いてたとき、私は完全にtwitter依存で、帰宅から就寝までスマホをスワイプする以外何もする気が起きなかったりしたものだが、仕事を辞めたらそれがきれいになくなり、SNSの時間も減った。「(やりたいことはあるが気力等の問題で)スマホをいじるしかできない状態」が常態化してたのかもしれない。忙しかった時はアクセスできなかった読メが、辞めた途端に読書量も感想を書く余裕も増えて、結果的に一番有意義に使えてるSNSになってるし。特に暇はないのに暇つぶしに勤しんでしまうという異様な状態
私もロシア文学がきっかけでロシアに留学したクチではあるが、この本を読んでしまうと、もうそんなことは口が裂けても言えなくなる。それでも膨大な蓄積のあるロシア文学の引力みたいなものは今でも感じるし、それがゆえに重厚すぎて呆然としてしまう。読書中「令和の米原万里を見つけたかもしれない」と何度も思った。
語学と読書が好きなフリーター32歳
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私もロシア文学がきっかけでロシアに留学したクチではあるが、この本を読んでしまうと、もうそんなことは口が裂けても言えなくなる。それでも膨大な蓄積のあるロシア文学の引力みたいなものは今でも感じるし、それがゆえに重厚すぎて呆然としてしまう。読書中「令和の米原万里を見つけたかもしれない」と何度も思った。