読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

Hepatica nobilis
読んだ本
5
読んだページ
1751ページ
感想・レビュー
2
ナイス
44ナイス

2024年3月に読んだ本
5

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Hepatica nobilis
半分以上は既読だが、今回読んでみて『長い雨』に強い印象を与えられた。金星でやむことのない雨に漂白された白い森で太陽ドームを求めてさまよう一団。次々に立ったまま雨に「溺死」するか、狂気に陥ったり、最後のひとりが到着したのがほんとうにドームだとは全く信じられない。ほかに中編の「霜と炎」は人間が8日しか生きられない星が舞台で、ステレオタイプの「ブラッドベリらしさ」を裏切る異色作。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
2

Hepatica nobilis
ゼラズニイ初期の作品集。表題作の『伝道の書に捧げる薔薇』、『十二月の鍵』、というより長めの中編はどれも良い。ひと昔前のような火星や金星をあえて舞台に選んでいるが、文体に勢いがあり相応に作り込まれていて、その小説世界には独特の魅力がある。短編も『超緩慢な国王たち』はユニーク。隙のない完成度、というよりちょっと崩した感じが逆に格好良く小気味よい。傑作作品集。
が「ナイス!」と言っています。
Hepatica nobilis
半分以上は既読だが、今回読んでみて『長い雨』に強い印象を与えられた。金星でやむことのない雨に漂白された白い森で太陽ドームを求めてさまよう一団。次々に立ったまま雨に「溺死」するか、狂気に陥ったり、最後のひとりが到着したのがほんとうにドームだとは全く信じられない。ほかに中編の「霜と炎」は人間が8日しか生きられない星が舞台で、ステレオタイプの「ブラッドベリらしさ」を裏切る異色作。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/06/21(5418日経過)
記録初日
2004/01/02(7415日経過)
読んだ本
991冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
333310ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
715件(投稿率72.1%)
本棚
17棚
性別
自己紹介

 HN変更。レビューは過去に読んだものも含めて気が向いたときに気ままに書いています。何でも読むと言うより、興味あるものだけを少しずつゆっくり読んでいます。ネタバレはあまり気にしていませんので。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう