読みたかった本。極端な例ばかり紹介しているようではあるが、国語力の大切さは良く分かった。生身の人間とのコミュニケーションが減り、かつ幼少期に「ヤバイ」だけで完結する会話を親子でしてしまう怖さが書かれていた。それが中学生同士の会話がグループごとに違い、さらに抜け出せなくなってしまう。後半に関してはある学校の紹介ばかりで、まるで広告ではあった。一応その中にも、どう子どもと接することが大切かは書かれていたので、子育てに迷った時は再読するつもり。

2回目。日常の中で垣間見える世界との関わり。今の小学生に理解出来るだろうか。世界や国を信用出来なければ、社会のために自分を成長させようとは思えないと思う。過剰で余分な情報に惑わされ、身近な人や友達のことも信用出来なければ、自分も成長出来ない。がしかし、そもそも成長する気がない人も多い。難しいね。

読書雑誌で何度も見かけた。ホラー小説のようで、そうでない。けれでも確実に靄のかかったような恐怖が近くにあった。チャールズが来て、姉さんが外の世界へ気持ちを向けること。これは本当に良いことのはずなのに、嫌だと思ってしまった私は、すでにお城から出られなくなっていた。

図書館本。約10年前に書かれている。元真面目系クズ(今もかも)である私は、真面目系クズが大嫌いである。なぜ彼らは(自身も)そうなってしまったのか知りたくて読書。反抗期がなく、欲しいものが簡単に手に入る。価値が多様化したおかげで、大人になる憧れやイメージが持ちにくく、さらにナンバーワンよりオンリーワン・ありのままの自分を受け入れてくれる世の中であるため、変わる必要がなくなってしまった。内容に矛盾点もあると思うが、10年前にこれを書いた作者が先を良く見通していると思う。特に自身を言葉で表現出来ない解説は見事。

3回目。来週新訳(待ってた！！)が発売されるので、比べてみようと読書。ポールの最後の決断に対して、納得出来るかどうかはその時の自分のメンタル次第だと思った。今の私はちょっと首を傾けつつ、でもやっぱりそうなるよねーという感想。一度離れたから、大切なものの価値が再認識出来たってこともあるのは分かる。でもポールの気持ちに関しては、常にロジェがそばにいれば、シモンへの浮ついた気持ちが出て来なかったはず。最後の電話、私はロジェがまた女の子のところへ行きたくなって、ポールに「忙しくて行けない」って続くと思う。

流し読み。後半の子どもについては面白かった。あまりAIやロボットに興味がなかったので、前半はきちんと読んでない。

読みたかった本。極端な例ばかり紹介しているようではあるが、国語力の大切さは良く分かった。生身の人間とのコミュニケーションが減り、かつ幼少期に「ヤバイ」だけで完結する会話を親子でしてしまう怖さが書かれていた。それが中学生同士の会話がグループごとに違い、さらに抜け出せなくなってしまう。後半に関してはある学校の紹介ばかりで、まるで広告ではあった。一応その中にも、どう子どもと接することが大切かは書かれていたので、子育てに迷った時は再読するつもり。

2回目。小説の書き方という本を読んで、参考にこちらも読書。小説の書き方の見本のような、綺麗な物語構成と文章だった。説明文はなく、人物の行動や発言で物語を進行させていく。そして一瞬もくたびれないストーリー。また読もう。全て好き。