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2024年6月の読書メーターまとめ

mahiro
読んだ本
9
読んだページ
1945ページ
感想・レビュー
9
ナイス
229ナイス

2024年6月に読んだ本
9

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mahiro
源氏物語五十四帖を一帖につき2頁づつ簡単なあらすじと註釈、作品中の物や行事場所などのイラスト入り(男性は犬キャラ女性は猫キャラ)解説 で構成されている。あの絵巻物の構図だなと思われる場面、位による乗り物の違い、食べ物や風習の説明などイラスト入りだと楽しく分かる、受領階級故に軽く扱われた浮舟の哀れ。源氏物語を読んだ人もまだの人も楽しめる1冊。 今年の大河ドラマのおかげで、気軽に古典に親しめる本が目に付くようになって興味を持つ人が増えたらいいな。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

mahiro

映画『陰陽師0』を観てきた、それほど期待してなかったが今まで見た実写版の中では1番しっくり来る晴明と博雅だった。それまでは野村萬斎さんが晴明のイメージでしたが山崎賢人も悪くない、染谷博雅もおっとりしてピュアな感じが出ていた。衣装も良かった特に女性、当時はまだ白い小袖はなく、肌の上に袴、その上に単衣を着て袿(徽子女王は細長着用?)を重ねて…というのを再現していて、本当は紫式部の頃も小袖ではなかったはず?など思った。女性監督らしい美しい映像と萌ポイントの押さえ方も好みだった。

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2024年6月の感想・レビュー一覧
9

mahiro
ネタバレずいぶん久しぶりの新刊。オリンピアスやっぱりすごいな、冷静で冷酷で頭のキレが半端ない。エウデリケも健闘したけど殺されたのは史実らしいので変えられない。この淡々とした感じに人々が殺されて行くのが岩明氏の作風か。切断された体の断面から飛び出し脈打つ心臓の描写とかグロテスクな迫力 フィリップポス王も暗殺され歴史は進む。今丁度塩野七生のギリシャ人の物語の4巻目アレクサンドロスを読んでいる所、次巻はまた数年後かな?
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mahiro
もうじき祇園祭、山鉾や神輿渡御の迫力ある画面が展開する、長刀鉾の稚児より知名度は低いが格式は高い久世稚児もちゃんと載っている。 各山鉾も南観音山を除き写真入りで紹介、胴懸や見送りは重要文化財のゴブラン織りから近代の画伯の作品まで豪華を尽くす。数年前に休み 山から復活した鷹山は屋根が白木ながら堂々としている(この写真は多分去年なので今年は?)関西に住みながら混雑が嫌で見に行かなかった事を後悔、祇園祭と言えば柏屋光貞の行者餅、無理に予約してでも食べてみたかったなぁ…寺社探訪は金福寺。
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mahiro
源氏物語五十四帖を一帖につき2頁づつ簡単なあらすじと註釈、作品中の物や行事場所などのイラスト入り(男性は犬キャラ女性は猫キャラ)解説 で構成されている。あの絵巻物の構図だなと思われる場面、位による乗り物の違い、食べ物や風習の説明などイラスト入りだと楽しく分かる、受領階級故に軽く扱われた浮舟の哀れ。源氏物語を読んだ人もまだの人も楽しめる1冊。 今年の大河ドラマのおかげで、気軽に古典に親しめる本が目に付くようになって興味を持つ人が増えたらいいな。
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mahiro
オリヴィエは小間物屋の母を亡くし貧しい新婚の親戚にとりあえず預けられる。少年は心の傷を自覚する事も知らず、モンマルトルの下町を彷徨う。肺病病みの妻と暮らす吃音の技師、暴力的なマック、クモ男と呼ばれる障害者のダニエ ル、1番の友達アナーキスト崩れのプーグラ、 母の面影を宿す美しいマド…当時の雑多な人々が暮らす街角は映画館やカフェ、様々な商店を出入りする人々などで賑わい、心の中で母を探す彼は不良少年と呼ばれるがこのラバ通りが世界の全てだった、『ソーグのひと夏』から遡った作品だが全ての事が腑に落ちた気がした
mahiro
2024/06/15 10:37

1930年頃のパリを舞台にするこの作品は賑わいも人々の活気もささやかな幸せもやがて来る世界大戦の波にのまれてしまうと思うと遣る瀬ない思いになる。

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mahiro
軽快で読みやすい現代語訳。読んでいくうちにどうしても以前読んだ坂田靖子のマンガ版をイメージしてしまう。坂田版は本当に作品の雰囲気にぴったりだったなぁ…私的には『花咲くおとめ達のかげに(はなだの女御)』『貝合わせ』が好き。古典はどうしても原文で読まなくては、という風に思いがちだが自分の気にいったた現代語訳で読むのもいいなと思った。
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mahiro
オリヴィエ少年3部作の2作目、3作目から先に読んだ。パリの下町ラバ通りで暮らしていたオリヴィエは母の死によりブルジョワの伯母夫妻に引き取られる。立派なアパルトマンに驚くが、叩き上げで今の地位を手にした伯母はオリヴィエを甘やかさない、伯母たちの靴磨き女中達の手伝い、病気持ちの従兄マルソーや小さいジャミなど新しい環境に馴染んでいくが心の孤独はいつもある、多感で読書好きのオリヴィエの暮す1930年代のパリの様子が描かれている、印象派の絵画を連想するモンマルトル、我々でも知っている俳優の名前…1巻目も読んでみたい
mahiro
2024/06/09 15:00

オリヴィエ少年は、家なき子、三銃士、ゾラの本などを読んでいて読書世界の気持ちを共有できる気がして親近感が湧く。絶版で手に入りにくい事もあり3部作を遡って読んでいるが1巻目『ラバ通りの人々』が手に入ったら3巻通して読んでみたい。

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mahiro
五稜郭タワー売店本、幕末観光ヒジカタ君よりシリアスだが、「よくわかる、マンガで読む箱館戦争」になっている、なかなか良かった。
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mahiro
この本が読メで登録できるとは…先日行った五稜郭タワーで買った。土方歳三に憧れるあまり 魂が同化した幕末観光課長ヒジカタ君が函館の名所で色々繰広げる四コマ。市村君、榎本君、島田君、大鳥君など五稜郭メンバーも登場。鷲ノ木浜上陸ツアー、松前城攻略雪合戦とか笑える、市内の名所もさり気なく出て来る。売店で見た時所謂「薄い本」っぽかったので迷ったが買って良かった。感想から外れるが土方歳三最期の地の碑も行ってみた。
Die-Go
2024/06/05 22:34

埋葬場所についても定かではないみたいですよね。五稜郭では残念ながら勘は働きませんでした。

mahiro
2024/06/06 20:05

ほんとに埋葬場所は諸説あり、ですね。 函館の地元生まれの人は、土方さん達五稜郭で戦った旧幕府軍に愛着があるような気がしました。

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mahiro
アニメで終わって原作の新刊見なくてもいいかと思ったらこの展開…ドストエフスキーの能力こんなのあり?アニメと違ってひとかけらのハッピーも見いだせない。次巻も買ってしまう
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/07/04(5503日経過)
記録初日
2009/04/30(5568日経過)
読んだ本
1550冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
414567ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
1309件(投稿率84.5%)
本棚
31棚
性別
職業
主婦
自己紹介

歴史物、ファンタジー、時代小説、ライトノベル、児童文学、コミックと節操のない本好き。どちらかと言うと恋愛物は苦手。

読む時は家事そっちのけで一日四冊は平気でいくが、気が向かないと一ヶ月も雑誌くらいしか目を通さない気まぐれ者。

札幌の古書店大好きだがこの頃行く度に減って悲しいです。

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