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2024年3月の読書メーターまとめ

いちこ
読んだ本
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感想・レビュー
16
ナイス
230ナイス

2024年3月に読んだ本
16

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • きくりん

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いちこ
ネタバレ紙の本でしか体験できない感動と言われていたので、読む前から考えていたけどこれは予想外。 「殺しかけた話」の対象者は分かりやすすぎたし、じゃあストーリーに名作としての魅力が?と思ったら燃えて分からずじまい。戸惑っていたけど、ストーリーじゃなくて構造に仕掛けがあったとは。文庫しか刊行されていないのも不思議だったけど、納得。 ただ、ストーリーとしてももう少し膨らみが欲しかった。これを達成するための執念はすごいなと思うけど、私にはハマらなかったなあ。衝撃的ではあったけど。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

いちこ

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2024年3月の感想・レビュー一覧
16

いちこ
ネタバレふかわさんのこと詳しく知らなかったけど、作者紹介で「テレビ・ラジオのほか、文章を書いたり曲を書いたり、ぬかるみの中で暮らしている」と書かれていて、一気に引き込まれた。 ふかわさんのふとした表現のおかしみというのだろうか、そこからくる可愛らしい言葉遣いが好きだなあ。 スマホを車内で留守番させて、スマホのない生活の予行練習する話が好き。 「もしもスマホを持って旅したら、たびたび日常にログインしていたかもしれません」という表現にしっくり。 詰め込みがちなので、ぼーっとする時間を取り戻す旅、素敵だなあと感じた。
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いちこ
ネタバレ亡くなった娘の成人式に、20歳に見えるように努力した両親が参加する話が好き。娘さん、いい友人がいたんだなあ。 6編の短編、どれも切なかったりしんみりする話だった。
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いちこ
ネタバレ文章術というよりはSNSのすすめという印象。 作中に出てきた所さんの給料7万円について「給料だと思えば安いけど、小遣いだと思えば7万円はすごいじゃん」が好き。 伝え方の勉強には向いてないかも。
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いちこ
ネタバレ「読み終わった後は表紙すらも伏線」と聞いていたこともあり、中盤くらいで一番大きなどんでん返しに気付いてしまった。 あまりにも分かり易いので、更なるどんでん返しを期待していたのだけど、それもなく読了。 私も削除された部分は蛇足だと感じたが故に「削除されたエピソードがある」という伏線のためにこのタイトルにしたというのは弱いような気がする。 逆に作中作の展開の方がハラハラして楽しく読めた。
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いちこ
ネタバレ各話に少しずつ登場する他の話の主人公が、前に進めたんだなあってわかる描写が流石青山さん。 今回は特に走りたくない勇哉くんの話がすき。少し涙ぐんだ。 「おれに番が回ってきたから、まずはやってみるっていう、それだけ。もしかしたら楽しいかもしれないし、やっぱりすごくつらいだけかもしれないし、でもそれってやらないとわからないじゃん」っていえるスグルくん素敵。 「目の前のことだけ、集中して考えること」最近また忘れてたなあ。 ラストのカズヒコさんの話で「リカバリーカバヒコ」の由来が分かったのもいい。優しさが巡ってる。
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いちこ
ネタバレ布の質感、装飾の細かな所まで触れているようなきれいな文章だった。 只野さんの真実にはショックだし、テーマがテーマだけにどうしてこんな残酷な展開にしたんだ…としんどい。 「あなたの身体に触れていいのは、あなたが選んだものだけ」 「あたしらはただ自分が惚れたものに正直に生きてきただけさ」「それが見つかるのは幸福なことなんだよ」
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いちこ
ネタバレ電子書籍で細切れに読んでいたけど、続きが気になってしまう推進力のある文章は相変わらず。 電子書籍だったため残ページ数を意識していなかったがゆえに、最後には遥都視点になるのかと思っていたのにあっさり終わってしまって、びっくり。 ラストのプレゼントの婚姻届はあまりにも唐突で驚いた。ハチクロエンドということ…? 遥都が灯子に献身的だった理由が私には読み取れなかった。灯子が絵に対して抱いていた気持ちが、遥都にとっての灯子だったのかなあ。 描かれている絵が浮かぶような描写だった。綾崎さんの文体好きだ…
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いちこ
ネタバレ大体後味が悪くて、すっきりしてそうな話ですら、もや…とする話。 「ネオンテトラ」から後味が悪い。この展開になる要素は、主人公の周りに沢山あったと同情するけどどうして…。 「ピクニック」の真相解明と最後の一文「早く。」の切羽詰まった雰囲気が相当怖い。 「花うた」も気持ちの持っていきようが分からない心が揺さぶられる話。 「愛を適量」の父親も当事者意識のない父親だったんだな。 「式日」の後輩は笙一だと思って読んだ。やるせない。 「好きなところを好きなふうに走れる」ことができなかったのかな。
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いちこ
ネタバレ登場人物たちの会話のテンポも良く、全体的に読みやすくて、あっという間に読了。 読んだタイミングが、メイたちと同世代なのもあって共感できる部分もちらほら。 フウちゃんが元カノのメイに年賀状が送れるようになったのは結婚してすぐだけど、メイが漸くフウちゃんに会えるようになったのに8年半かかったこと。お互いタイミングがあるよね。 羽島先生、確かに面倒くさい人だと思うけど、メイの背中を押して欲しい時に押してくれる人だと思う。 杉本くんと仲良くなれてよかったなあ。杉本くんもまた不思議な人だけど。
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いちこ
ネタバレ色んな実在する書籍の話もでてくる学校司書さんの穏やかミステリー。つい最近読んだ本も出てきてびっくり。 全体的にミステリーとしてのパンチは弱い印象だけど、色んな切り口からの図書ミステリーで面白い。学校による図書館の特色の違いも触れられていて興味深かった。図書館の在り方に問題がありそうな進学校に、体格のいい司書さんを後任にあてる教育委員会、いいな。ここから図書館が変わっていったらいいなあ。 図書委員で春雨だらけの献立が出てきた本を探す話も好き。いつか箕島さんが投稿を見つけてくれたらいいな。
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いちこ
ネタバレ読了後、早速メールの文を一文60字以内におさめようと心がけてみた。これまで一文のなんと長かったことかを思い知った。 ていねい沼には陥りやすそうなので、「〜していただければ、〜」の流れには注意しよう。 数字で訴求力を上げて、いい話で文を締めるのも意識したい。
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いちこ
ネタバレ紙の本でしか体験できない感動と言われていたので、読む前から考えていたけどこれは予想外。 「殺しかけた話」の対象者は分かりやすすぎたし、じゃあストーリーに名作としての魅力が?と思ったら燃えて分からずじまい。戸惑っていたけど、ストーリーじゃなくて構造に仕掛けがあったとは。文庫しか刊行されていないのも不思議だったけど、納得。 ただ、ストーリーとしてももう少し膨らみが欲しかった。これを達成するための執念はすごいなと思うけど、私にはハマらなかったなあ。衝撃的ではあったけど。
が「ナイス!」と言っています。
いちこ
ネタバレ自分がオタク気質なので共感する部分もあったけど、読みながら「どうしてこんな風になってしまうの…」と転落していく様を見ていた感覚。 「コンビニ人間」読んでた時の感じに近かったので、流石どちらも芥川賞…通ずる部分があるなあ。 「携帯やテレビ画面には、あるいはステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う」という所には特に深く共感。 誰とでも繋がれる、繋がりたくなくても繋がれてしまう現代だからこそ、その距離が丁度良いことが、推し活が流行してる理由の一つなのかもなあ。
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いちこ
ネタバレ各ジャンル1人だけを支援する翁を探しながら移動するビストロの話。 翁に関するヒントが話が進む度に出てきたので謎解き要素を期待していたのだけど、突然知らない人が出てきた印象。ナオキからの翁は厳しい。 各話も展開が単調だったので少し物足りず。 ただお店の雰囲気が想像できるような描写が素晴らしくて、ビストロにはお邪魔したくなった。芸術に触れて心もお腹も満たされるってコンセプトが素敵。「憂き世の中につくしがあると、憂き世は、う『つくし』き世になる」って面白い発想。
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いちこ
ネタバレ「女ふたり、暮らしています。」以来のキムハナさん。訳の力もあると思うけど、この人の文や考え方いいなあ。これはお話ししてたり聞いてるの楽しくなってしまう。 その理由の根底は、相手を尊重してるところなのかなあ。チョ(〜調)が生じないように、「いつも初めて伝える言葉のように真心を込めて話したい」という考えが素敵だなあ。
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いちこ
ネタバレそれぞれ暗い境遇の中で僅かに見えたひとつの星の話。 ただ今回同情しきれないことが多かった。後ろめたさがなかったのもあって、表題作、トキの話「斉唱」、なかよし熟年夫婦の話「長良川」が好き。 表題作は思わず泣きそうになってしまった。 まさかまたナガラとハグの旅に再会できるとは思わなかった。ハグはお人好しだな。 「私は、星を手に入れた。あなたという星。決して届かなかった星。このたったひとつの星が、私はほしかった。その祈りが通じたいまは、たとえ死んでもかまいません。けれどあなたは、どうか輝き続けてください」
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/08(4251日経過)
記録初日
2010/08/10(5011日経過)
読んだ本
695冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
187314ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
640件(投稿率92.1%)
本棚
5棚
性別
年齢
33歳
血液型
AB型
外部サイト
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