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2024年8月の読書メーターまとめ

アヒコ
読んだ本
10
読んだページ
3582ページ
感想・レビュー
10
ナイス
59ナイス

2024年8月に読んだ本
10

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アヒコ
ネタバレ一作め、二作め両方とも面白かったので、期待に満ちた三部作最後の一冊。まずいきなり一作めと二作めの主人公が共にいるという読者サービスが嬉しかったり。そして今回もクローズドサークル。しかも現実とVR空間という特殊な状況が同時に進行する。VRという特殊な場所で犯人はどんなトリックをしかけたのか。その解答は、かなり好きなものだった。現実ではありえない設定の、とんでもないトリック。そして現実での殺人トリックも、とんでもない。最後に明かされる犯人との関係性が物悲しい余韻。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

アヒコ

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:1288ページ ナイス数:47ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/26124/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
10

アヒコ
ネタバレ記憶を失い、何度も変更させられた世界を生きる。新しい登場人物である、穐津。記憶力に優れ知識も豊富だが、どうにも怪しい。領怪神犯の調査に向かえば、次々と罠が待ち構えていた。国が隠していた領怪神犯『国生みの神』宮木の祖父によれば、それは国を守るための神を生んでいるという。そして烏有が国生みの神の消滅を狙っていると。最後は前作と同じ場所で、同じく戦うことに。烏有と切間の再会シーンはとても嬉しい。そして変わった世界での再会。くわすの神ほんといい神。
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アヒコ
ネタバレ前作でわかった、るみが持つ青山くんへの歪んだ想い。それは彼女の壮絶な幼少期だからこその後遺症でもあるので、嫌悪というより同情にも近い感情になる。途中で挿入される、犯人のモノローグは、まさかの青山くんか? と、るみと同じくミスリードされてしまった。このシリーズではありえなくもない展開なので騙される。障害を持つ子の母親二人の対比は、理解できるからこそのやるせなさ。それは自殺した『彼女』も同じこと。優しき人と、優しさを知らない人。望んでも手に入らない。苦しくて悲しい。あと片山敏彦がいい人見えて何。
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アヒコ
ネタバレ一作め、二作め両方とも面白かったので、期待に満ちた三部作最後の一冊。まずいきなり一作めと二作めの主人公が共にいるという読者サービスが嬉しかったり。そして今回もクローズドサークル。しかも現実とVR空間という特殊な状況が同時に進行する。VRという特殊な場所で犯人はどんなトリックをしかけたのか。その解答は、かなり好きなものだった。現実ではありえない設定の、とんでもないトリック。そして現実での殺人トリックも、とんでもない。最後に明かされる犯人との関係性が物悲しい余韻。
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アヒコ
ネタバレ最初にあるのは、前作と同じ『とある誰かのプロローグ』ということは、またあのアイテムが使用されるのかと思っていたけど、そんなことはなかった。閉鎖空間となった孤島で起きる殺人事件。その犯人として浮かび上がったのは『人間ではない』その推理ロジックは、たしかに読んでいてなぜこんな描写があるのかと引っかかっていた部分だったので、なるほどと膝を叩いた。人ではないものとの知恵比べ。島に隠されていた真実もSFであり伝奇でもあって、かなり自分の好みだった。
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アヒコ
ネタバレミステリ部分だけでなく、いくつもの服飾トリビアや人体の知識が知れるのが面白い。現代のファッションには無い布や糸と技術。それをすぐさま見抜く二人。新しい登場人物である刑事のキャラクターも面白い。これまで虐待の痕跡を見つけながら何もできなかった京介が、初めて救うことができた。ただ刑事が言っていたように、いつか救えなかったときに潰れてしまいそうで。どれも重い話のなか、下着泥棒の話は笑えた。一ヶ月使用し続けたトランクスを残していくうえに、その職業がまさかのアレとは。
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アヒコ
ネタバレ服を見るだけで様々なことを見抜いてしまう主人公。歩いているだけでその女性が暴力を振るわれていることに気づき、子供を見れば虐待されていることを知る。だからこそ何もできない自分が嫌になり、のちに子供が死亡してしまったことを知りさらに落ち込む。そんな彼がテレビで未解決事件の証拠品であるワンピースを見て、その違和感を見抜く。被害者が少女ということもあり、何とかできないかと奮闘する。ホームズみたく服を見ていくつも推理する様子は凄い。被害者の少女の真実を知ると、主人公のように目が熱くなる。
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アヒコ
ネタバレ愛する妻を助けるため、一族にかかかっているという呪いを解きに過去へ行く。過去へタイムトラベルした瞬間を見られたが、すぐに仲間になってくれる導入がうまい。名作文学の力よ。調査していくなか、呪いとは、殺害方法のトリックは何だろうと読みながら推理していくけれど、ぜんぜん思いつかなかった。そして明かされる、もうひとつのタイムマシンの存在。解決編でのタイムマシンの隠し場所は伏線が丁寧だからわかった。でも犯人まではわからず。本当に面白い特殊設定ミステリ。
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アヒコ
ネタバレ異能力者と警察の対決という煽り文句には、どうしても惹かれてしまう。特殊状況ミステリが好きなので。ある日突然世界中に出現した百人の『コトダマ使い』という設定が魅力的。主人公の刑事の能力は『入れ替わり』というもの。能力バトルだと絶対強いやつ。彼らコトダマ使いが集められた専門の部署発足早々に、コトダマ使いによる殺人事件が発生する。コトダマ使いの能力を使って捜査していくのだけれど『聞く』という力が面白い。監視カメラと録音装置がどこにでもあるようなものなので、現場確認がスムーズ。
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アヒコ
ネタバレ前作の短編集とは違って、これまでの長編と同じくSFガジェットを使った特殊状況ミステリ。それは誰もが知っている『ゾンビ』死者が動きだし、噛まれると感染し人間はゾンビになってしまう。今作でのゾンビ設定のユニークなところは、死亡するまでに時間差があること。それがあるからできてしまった密室状態。読みながら自分では推理の取っ掛かりすら思いつけなくて、それがわかった時は本当にすっきりした。そして解決編でのどんでん返し。短編であったマリアの因縁の相手との対決になるだろう次が楽しみ。
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アヒコ
ネタバレ宇宙飛行士たちに、ありえないミッションが言い渡される。『月にアームストロングの足跡を捏造せよ』陰謀論でしか聞いたことがない言葉。このミッションが違う何かの陰謀なのか? それともこの通信は本当にNASAからなのか? という話になるかと思ったら、月に誰も足を乗せていないというのが真実のまま進んで驚いた。そこでミステリではなく、スペース・パニックものなんだと気づく。宇宙飛行士たちの覚悟と想い。誰一人として自分の意思と覚悟もなく、宇宙飛行士になった者はいない。最後まで諦めないからこそのグッドチョイス。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/07/06(5630日経過)
記録初日
2009/07/29(5607日経過)
読んだ本
2867冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
915808ページ(1日平均163ページ)
感想・レビュー
2293件(投稿率80.0%)
本棚
5棚
性別
血液型
B型
外部サイト
自己紹介

ライトノベルばかり読んでます。

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