一本の映画をみたような感覚。児童書なのに、こんなに感情を揺さぶられるとは思わなかった。あっという間に読んでしまった。小学５年生のひと夏の思い出。映画にしてほしい！

初演は17世紀半ばのパリ。普通に面白い！！本で読むより、観劇したい！！

ひとつのねがいが成就して、街灯の立場になれば嬉しい。しかし嵐の過ぎ去ったあとに、他人はその街灯を跨いでいく。その最期の情景がとても悲しい。でも胸に秘めた思いは、所詮他人にはわからないこと。でもこうやって、誰かのねがいを叶えることができるお役目をどこかで担ってたりしたら。そんな私だったら嬉しい☺「いいな」思ったことは、相手に素直に伝えたいな。世界中の紛争で、今も多くの生命が奪われている。奪われた生命にもねがいや思いがあったはず。その一つ一つに国の指導者らは見向きもしない。まさにこのストーリーと同じ。

エクトール・マロの代表作。改めて読むと読み応えあり。これでもかと次々に困難困難困難。幼い少年が逞しく前向き。家族愛。友情。動物愛。宗教観。師弟愛。パリ万博あたりのフランス、イタリア、イギリスが舞台。当時はこんな感じかと想像しながら読むと面白い。貧富の差も如実。貧しい労働者、農民の生活、放浪生活から貴族社会へ復活する主人公。波乱万丈。作者の想いが詰まった渾身作。子供を飽きさせないストーリー性。教訓じみた児童書ではなく、子どもも大人も楽しめる作。『家なき娘』も読みたい。主人公レミのセリフのように「前へ進め！」

教科書で習って以来の『徒然草』。当然その程度の知識しかなかったが、現代にも通じる人生訓がつまった随筆なんだと改めて考えさせられました。作者の分かりやすい解説で、古典文学がとても身近なものになった。吉田兼好の生い立ちも、ほお！と知らないことだらけです。また一つお勉強になりました。

あれあれ！夢中で読んでしまいました。実際のお芝居も観てみたいです。ユダヤ人、キリスト教徒に対する人間描写は非常に分かりやすい。これがお芝居で表現されるとどういう味が出るのか。ロマンティック・コメディで内容も分かりやすい。

ひらけ、ゴマ！でおなじみのこのストーリー。英語だともちろん、Open, Sesame!お兄さんが閉める時のMagicwordを忘れて殺されちゃう時のOpen banana! や、あれこれ試す呪文が面白かった！簡単な英語なのであっという間に読めました。挿絵の表情もいやらしくて好きだ。物語の最後にはテキスト形式で問題集が付いているので、振り返りながらさらに英語学習もできるので良い。

一本の映画をみたような感覚。児童書なのに、こんなに感情を揺さぶられるとは思わなかった。あっという間に読んでしまった。小学５年生のひと夏の思い出。映画にしてほしい！

登場人物の名前が個性的でストーリーそっちのけになってしまった！最後のオチは、今どきだなーと。

常識を疑え！未だに解明されていない歴史の謎が盛り沢山。南米のピラコチャ、ナスカの地上絵、古代地図。私達の祖先は一体何を見てきたのか。どんな暮らしがそこにあったのか、誰か教えてー。歴史を遡ることが決して古いことではないと感じる。